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丸山ゼミ

丸山ゼミの3年生がオーストラリアの女子大生と交流! (丸山教授報告)

2017/04/20

 丸山健夫ゼミ(3年生)では、関西テレビ放送(KTV)のお誘いで、オーストラリアのクイーンズランド工科大学(QUT)のメディア・プロデュースを学ぶゼミとの国際交流会を開催しました。4月14日、QUTのCristy Collis准教授の引率で、女子学生13名が来学しました。

 交流は、中央図書館グローバルスタジオでの開会式のあと、文学2号館地下の和室での自己紹介から本格的に始まりました。書道教室では、ゼミ生が「先生」になって書道を体験してもらいました。地下スタジオで実習をしたり、学内ツアーに出かけたりと、ゼミ生12名は4つのグループに分かれて交流を深めていきました。

<動画まとめ(ここをクリック)https://youtu.be/5WYeTS_EQSo

 中でも書道体験は、双方にとって、とても有意義なイベントだったようです。

 「私の特技でもある書道では、一文字書いては、その言葉にまつわる話をしました。文字の持つ意味に対して、いろいろなワードが飛び出し、日本人の感性だけでは考えられないような考え方もあって、とても新鮮な気持ちになりました。」(福田咲希)
 「日本の文化に触れてもらおうと企画した書道体験は、みんな本当に喜んでくれました。名前や好きな言葉のお手本をゼミ生が書き、実際に筆を使って書いてもらいました。一緒に楽しむことで、お互いの距離がぐっと縮まりました。」(小松美砂子)
 「書道体験でお互いの緊張や不安がなくなりました。私たちと同じ将来の夢を持ち、制作した動画を見せてくれる学生もいて、刺激になりました。もっといろいろなことを話せるように英語をさらに学びたいと痛感しました。」(泉香穂)

 共同作業は、お互いの距離を小さくするようですね。

 ディスカッションでは、各グループで「メディア」をテーマに、日本とオーストラリアの情報を交換しました。

 「日本のエンターテインメントとして、アニメや映画のことをゼミ生がひとりずつ紹介しました。映画のくわしい内容を質問してもらったり、『知ってる!』と盛上がったりと、とても興味を持ってもらえたので安心しました。」(河西真由)
 「『メディア』というテーマで話ができました。日本のジャニーズを紹介すると、海外で人気のアーティストを教えてくれました。刺激を受けることが多く、今後も海外の人たちとコミュニケーションをとりたいと思いました。」(伊藤愛美)

 ゼミ生は、ディスカッションを通して、コミュニケーションは身振り手振りでも、十分内容が伝わることを実感したようです。

 「簡単な単語や身振り手振りでも十分に理解できることがわかりました。伝えたいという気持ちがあって頑張れば伝わるものだとわかり、どんどん楽しくなっていきました。海外で人気アーティストの情報も教えてもらって勉強になりました。」(吉田彩乃)

 ゼミ生は、自分たちの伝えたいことを必死に伝えようとしました。また、相手も熱心にゼミ生たちの話を聞いてくれたようです。

 「みなさんは一生懸命、私たちの話に耳を傾けてくれました。私も伝わるようにジェスチャーや写真を見せるなど工夫をしました。その結果、想像以上に会話することができました。とても楽しい思い出になりました。」(田村美咲)
 「日本のメディアについての紹介をしました。彼女たちは私のつたない英語を、笑顔で根気づよく聞いてくれました。笑顔やジェスチャーで通じあえることがわかりました。そしてもうひとつ、映像メディアが万国共通なのだとも感じました。」(竹之内友里)

 「映像の力」を実感したゼミ生は多かったようです。

 「英語で文章を準備したのですが、なかなか伝わりません。でも、映像を見せながら説明すると納得してくれて、伝えたいことを伝えることができました。国や言語が違っても共感できる『映像の力』のすごさをあらためて感じることができました。」(田中里穂)

 さらに、ダンスでコミュニケーションをしたゼミ生もいたようです。

 「最初はとても緊張しました。でも、全員とてもフレンドリーで親しみやすかったので安心しました。ジェスチャーを交えてのディスカッションのほか、私の特技でもあるバトントワリングを披露することができて、とてもいい経験になりました。」(若本千尋)

 そしてゼミ生たちは、コミュニケーションにとって、もっとも大切なことを学び取ったようです。

 「前日まで、英語だから楽しめないかなっと思っていたのですが、一緒にお話していくうちに、その不安がなくなりました。コミュニケーションというのは言葉より『心』が大切なのだということを学びました。」(住岡祐花)
 「お互いの文化や価値観を理解する上で、つねに『一歩踏み出す勇気』がとても大切なのだと感じました。彼女たちの『勇気』がヒシヒシと伝わってきました。私も海外に出て、いろいろな国の文化や価値観に触れてみたいと思いました。」(小水万由)

 やる気と行動力があれば、なんでも出来る! そんなことを学べた国際交流会でした。

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