授業紹介・ゼミ活動

PBL

太田ゼミ

太田ゼミ 2016年度卒業研究要旨

2017/04/20

人間の深層心理を考察する

 人間の深層心理は行動に現れることが多い。行動から深層心理を明らかにし、それを社会や職場で活用することにより、人間関係が更に円滑になり、快適な社会生活を送ることができるのではないかと考えた。学部の学生を対象に癖や行動に対する印象のアンケート調査を実施し、その結果、円滑なコミュニケーションを図るためには誤解を招く無意識に行われる動作を避けることと、知ることが大切なことがわかった。仕草や癖からどう気持ちが現れるかを知っていると今後、職場などの人間関係やコミュニケーションに活かしていけるのではないかと考える。

日本のお笑いが欧米に通用するためには

 日本のお笑いが欧米に通用するためにはどうすればよいか、笑の定義、メカニズム・ルーツなどをしっかり解説、理解した上で、日本のお笑いを分析、またツッコミに対する日本と欧米の認識の違いを述べ、そこから日本と欧米の笑に対しての文化・価値観の違いを比較し、笑の共通点を見つけていく。また現状の日本のお笑いはなぜ欧米でウケが悪いのかも考え、改善点を探る。この研究で笑いと文化について調べ、人種関係なくより多くの人々を楽しませ、また文化によっての笑いの違い、特徴を明らかにしていく事を目的とする。

人気女優に対する女子大学生のイメージ調査

 近年、日本では多くの女優が芸能界で活躍している。女優はCMやドラマ、映画などに出演し様々なメディアや業界への影響力は計り知れない。そこで、女子大生は人気のある日本人女優に対してどのようなイメージをもっているのかをSD法を用いて調査する。そして調査結果と女優の一般論とを比較をし、なぜそのような結果になったかを考察する。

音声機能付き電子絵本

 現代社会はグローバル化が進み、英語は必要不可欠となっているため、小さいうちから英語教育に力を入れている。そんな社会の中で、楽しく英語を勉強できる方法はないかと考えた結果、電子絵本を使った勉強が効果的ではないかと考えた。絵本の題材を日本の昔話にすることで、童話に興味を持ってもらうきっかけにもなる。そして、あえて本文を英語にすることでより想像力を使い、効率的に楽しく英語を勉強できるのではないかと考えた。制作するうえで、音声速度を遅くし聞き取りやすくすることや、本文の文字の大きさを大きくすること、簡単で分かりやすいデザインと機能にすることを心掛け、読書意欲が高まるような作品を目指した。結果として、実際に自分たちが思い描いていたようなデジタル絵本を完成させることが出来た。新たな課題はApple社以外のタブレットでも利用できるものを制作することである。

海外渡航経験からみる訪日観光客増加への戦略

 私たちは海外に出て日本への外国人渡航誘致の現状をみてきた。海外渡航を通して、日本の魅力を伝えきれていないことを感じた。例えば、四季を取り入れた安全で豊富な日本食、茶道・華道・武道などの日本独自の和の文化、世界遺産登録数ランキングでも上位にあがる南北に位置する自然、犯罪発生率が低く夜でも出歩ける治安の良さ、水道水を飲み水として使用できる衛生面の良さである。今までに私たち2人が渡航した国をもとに、初めて日本へ訪れる観光客、リピーター獲得への訪日外国人旅行者増加を目指す戦略を提案する。

Twitterはなぜ急速に普及したのか、若者のTwitter人気とは

 近年Twitterは140字以内という短文の記事を書き込み、他のユーザーと繋がる重要なコミュニケーションツールとして若者を中心に人気のSNSとして急激な成長を遂げている。そこで、過去5年間のTwitter利用率、利用目的、活用方法を比較することで人気の理由を明らかにし、また、そこから見えるTwitterの問題点を取り上げることを目的とするのである。

細線化を用いた文字の特徴認識

 本研究は、先行研究である「王羲之の文字の特徴認識」を発展させたものである。現代も書道の見本として多くの人に影響を与えている王羲之の文字をwebなどのフォントとして使用可能にすることを最終目的として研究する。先行研究同様、Javaを用いて、デジタル画像に膨張・収縮、細線化などの処理を加え文字の特徴認識をする。先行研究の課題を克服するため、新たな方法を用いる。

歌詞における語彙と描写の分析方法

 音楽鑑賞が趣味である私が最も歌詞に興味を持ったアーティストが音楽家である中田ヤスタカ氏が音楽プロデューサーを務めるテクノポップユニットPerfumeであった。中田氏が手掛けたPerfumeの作品を題材として歌詞の分析方法について研究していき、中田氏独特の語彙の使い方や歌詞の表現特性を3種類の研究方法によって読み取っていく。

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