授業紹介・ゼミ活動

PBL

平井ゼミ

平井ゼミ 2022年度卒業研究要旨

2023/03/14

2022年度卒業研究要旨リンク集

赤岡ゼミ鰺坂ゼミ天野ゼミ榎並ゼミ
大野ゼミ大森ゼミ尾関ゼミ株本ゼミ

肥後ゼミ平井ゼミ福井ゼミ藤本ゼミ

 

 私立大学および国公立大学におけるネット環境構築の違い 

コロナ禍による外出制限の影響で、教育機関では長期間でのオンライン授業が強いられることとなった。学生及び教員はパソコンを用意し、自宅でのネット環境を整えなければならなくなった。加えて、学校内でもインターネット機器やネット環境の構築が必要になった。本論文では大学に焦点を当て、インターネット機器の導入状況、かかる費用について私立大学と国公立大学で違いが見られるのかを検証・考察する。

 女子大生のInstagram利用と学習時間との関連性について 

近年、インターネットはますます私たちの日常生活に普及、浸透している。また、様々なスマホアプリケーションソフトが普及している中で、若年層の利用率が急激に高まっているのはInstagramである。2016年にはその利用率は全年代で20.5%、20代では利用率が45.2%と増加し続けている。一方で、Instagramの利用時間が増加し、学業成績への悪影響が懸念されている。本研究では、アンケート調査を通じてInstagramの利用時間と学習時間の関係について考察する。

 若者の読解力を育てる為の未来の教育方法 

2022年度から施行された大学入試および高等学校の「国語教育」において、文学よりも実用文に重きを置いた教育をする方針となった。現在の教育現場では、社会に出てからの実用性を重視する実学志向が強まっている。確かに日常生活で使える事を学んだ方が効率的だ。しかし、この教育方針で国語力いわゆる読解力は養われるのだろうか。この論文ではPISA型調査に基いた若者達の読解力の現状と教育方針について述べていく。

 テレビとインターネットの共存〜テレビ離れは本当に起こっているといえるのか~ 

国民的メディアとしてテレビは親しまれてきたが、インターネットの普及に伴い、ネット配信サービスで動画を楽しむ人が増え、テレビ離れが著しく進んでいるといわれている。その一方、SNSで話題になるのはテレビが情報源であるものが多いことから、テレビの影響力が衰えていないともいえる。本論文では、テレビとインターネットを使用した動画視聴の関係について調査し、テレビが他メディアと共存できる未来はくるのか考察する。

 マイナンバーカードの若年層の普及率~若者のマイナンバーに関する認識について~ 

2016年1月よりマイナンバー制度が開始され、それと同時にマイナンバーカードの発行も始まった。しかし5年以上も経過した今でも、普及率は50%も到達しておらず、特に現在の我々大学生の世代の取得率が全体を比較しても低い傾向にある。利便性を謳ったPR活動やポイント付与等での様々な普及促進活動をされている今、なぜ取得率が若年層で低いのか実態調査を通じて明らかにする。その結果今後どのようなアプローチで普及率は高まるのか考察する。

 アイドルの聖地が長くファンに愛されるためには~ファンツーリズムの観点から考える~ 

アイドルファンの推し活動の一環で、アイドルがプライベートで訪れたお店や番組でのロケ地を訪れる行為を聖地巡礼と呼ぶ。しかし、それらの聖地には、長年聖地として受け継がれ続ける持続的な聖地と、一過性のブームで終わってしまう一時的な聖地の二つがある。これらの二つの聖地にどの様な違いでこのような二つの結果に別れるのかを研究し、長年聖地として愛され続けるために何が必要なのかを導き出す。

 IT化の拡大とテーマパークにおいてのIT利用~東京ディズニーリゾートのアプリの利便性についての検証~ 

IT化が拡大傾向にある状況で、以前テーマパークは世界観を重視するためIT導入が遅れていた。東京ディズニーリゾートにおいて、顧客の利便性のためスマートフォンアプリを導入しているが顧客には操作が難しい点が問題としてあげられる。本研究では、顧客から見るテーマパークでのアプリ利用に焦点を当て、アプリの普及率と利便性の実態を明らかにする。そのうえで、利便性が高いとされるスマートフォンアプリが利用者にとって困難である要因について考察する。

 現代のラジオ聴取における視覚的要素について 

SNSやインターネットの発達によりラジオ聴取においても視覚的要素を付与することが可能になっている。例えば番組内で紹介された商品画像を公式SNSに載せる、収録風景の動画や写真をアップする、radikoのオンエア曲一覧機能などが挙げられる。特にSNS利用率が高いとされている若い世代に焦点を当て、現代の若者はラジオ聴取後上記のような視覚的要素を必要としているのか、またラジオにどのような要素が求められているのかをアンケート調査を行い、検証する。

 地域の課題解決に住民主体の生涯学習事業が果たす役割~みんなの尼崎大学の事例研究~ 

ユネスコ生涯学習研究所は、都市が抱える課題の解決には、住民が生涯を通じた学習で得たものを社会に活かしていくことや、それが持続的であることの重要性を提唱している。日本の自治体でも、住民自身が主体となる生涯学習の重要性は増している。本研究では、兵庫県尼崎市の住民主体型生涯学習事業「みんなの尼崎大学」を具体的事例に、尼崎市が抱える課題に対し、生涯学習を通じて解決する取り組みは有効か、また住民の持続的な学びに寄与しているかを検証する。

 “推しキャラ”が大学生の恋愛観に及ぼす影響 

恋愛とは、男女が互いに相手をこいしたうこと。また、その感情を指す(広辞苑より)。恋愛は若者にとって大きな関心ごとのひとつであるものの、近年では恋愛に消極的な若者が増加しつつある。これは、多様性が認められる現代社会の中で、恋愛が趣味や娯楽と同じ、生活を豊かにする選択肢のひとつとして捉えられるようになったからではないかと推測した。本研究の目的は、娯楽文化を代表するアニメや漫画が、若者の恋愛観に影響を及ぼすのかを検討することである。“推しキャラ”が恋愛対象として扱われているのか、自身の好みや理想を兼ね備えたひとつのキャラクターとして扱われているのかについて調査する。これにより、若者の恋愛離れと推しキャラに関係性があるのかを検討する。

 オンラインとオフラインの連携による販売戦略の変化 

コロナ禍において、自粛要請などといった影響により EC 市場は年々拡張し続けており、様々な業界が積極的に取り入れている。本研究では、EC利用増やリアル店舗での購買の再開といった消費行動の変化と、それに伴った各業界での施策の広がりを分析する。また、中国やアメリカをはじめとする先進諸国で導入が増加しているOMOを含めた、日本国内においての今後の発展を考察する。

 アイドルとファンの交流方法~オンライン交流の需要考察~ 

コロナ渦により、アイドルとファンとの交流は対面からオンラインでの交流へと移行した。オンラインでは専用のアプリを利用したビデオ通話などが主流となっている。現在では、対面での交流も再開しているが、オンラインでの交流も変わらず行われている為、今後も交流手段の一つになると考えられる。本研究では、コロナ収束後にもオンラインでの交流にはファン視点で需要があるのか、ビジネスとして続けていくべきなのかをアンケート調査と先進事例から考察する。

トップへ戻る