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大森ゼミ3年生のチームが、ビジコン奈良2020で特別賞を受賞しました!

 大森いさみ教授ゼミの3年生のチームが、奈良県が主催する「ビジコン奈良2020」に参加し、令和2年2月19日(水)に行われた表彰状贈呈式で、特別賞を受賞しました。
 特別賞を受賞したのは、泉谷優実さん、大塚葉月さん、戸次桃菜さんの3人です。

 「ビジコン奈良2020」とは、オリジナリティに溢れるビジネスプラン、ビジネスパーソンの発掘・育成に取り組み、日本の国づくりが始まったとされる奈良から、新しい時代を拓くことを目的として行われているコンテストです。
 今年で9年目を迎えた今大会では、「奈良創生」をテーマに、現状の課題解決や地域資源等を活用することにより、奈良県の創生が期待できるプランを募集していました。一般部門と学生部門を合わせて100件の応募があった中、大森ゼミ生は書類審査とセミファイナルを通過し、決勝大会に進むことができる4組の学生チームの内のひとつに選ばれました。

 泉谷さん、大塚さん、戸次さんが提案したビジネスプランは、「オーガニックコスメ古民家サロン」。奈良県に多く存在する古民家を使用して、セレクトショップやサロンを営業するアイデアです。20代から40代の女性と、菜食主義の外国人観光客をターゲットに、奈良県で作られているオーガニックコスメや特産品を販売し、奈良の活性化を目指します。

 3人がコンテストに応募したのは、ゼミ活動中に奈良の話をしていたことがきっかけです。話題を共有していた大森先生から、奈良県に関係するコンテストがあると提案され、応募を決めました。
 当初は奈良漬けについて取り組んでいた3人ですが、調査を進めるうちに、奈良県では美容に良いとされる特産品が多いことに気づき、現在の提案内容へと繋がったそうです。商品開発については他大学で先行事例があったため、モノづくりではなく、既存の商品を扱うことを軸に、案を練りました。
 提案資料を制作する際には、オーガニックコスメの市場規模の拡大について、具体的な数字を示したり、化粧品についての説明を増やしたりするなど、化粧になじみが薄い層でも理解が深まるよう、工夫を凝らしました。

 奈良県産業振興総合センターで行われた決勝大会では、6分間という限られた時間の中で、審査員や観客に向けてビジネスプランを発表しました。質疑応答では、サロンの運営方法や特産品の販路について解説し、後日行われた表彰状贈呈式で、特別賞を受賞しました。

 泉谷さん、大塚さん、戸次さんは、「初めて出場したコンテストで、大学の中と外では、情報の伝わり方が大きく変わることを学べました。社会人側の視点も知ることができたので、今後に活かしていきたい」と話してくれました。

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