丸⼭健夫教授ゼミの3年⽣13名が制作した本学の15秒CMが、6月30日(金)、甲子園球場で行われたプロ野球公式戦「阪神タイガースVSヤクルトスワローズ」の始球式の直前、バックスクリーンの⼤型スクリーンに放映されました。
この日の試合は、本学が協賛する「武庫女デー」。地域の⽅々やプロ野球観戦に来られた⽅々に本学を知ってもらおうというイベント日で、CM放映はその一環でした。
ゼミとしては5回目の甲子園でのCM放映。今年は、関⻄テレビ放送の協力も得られました。学校での映像制作を支援する「映像制作〜学びアイ」プロジェクトに応募し、映像制作の専門家の指導を受けることができました。
ゼミ生たちは、同テレビ放送の⾕⼝俊哉美術部専任部⻑、ならびにCSR推進部の⽯⽥善久専任部次⻑の指導のもと4月から制作を開始しました。ゼミ生は、3チームに分かれてそれぞれ1作品の制作を進め、最後に全員で選考を行い3作品の中から「武庫⼥デー」で放映する1作品を決定しました。
放映作品の監督、⽥中菜⽉さんは「今回のCMは、『夢をつかもう』ということをテーマにしました。いろいろな学部の学生がそれぞれの夢をつかもうとしていることを表現するために、出演者が各学部を連想させる⾐装を着ることになりましたが、その調達が⼤変でした。学⽣が⾛って来て集まるシーンでは、タイミングを合わせるのがむずかしかったです。チームのみんなが協⼒して、絵コンテ通りの納得のいく作品を制作することができたと思います。関⻄テレビ放送のプロの方からレクチャーしていただき、プロの撮影技術も学ぶことができてよかったです」と話しています。
『映画の広告』をテーマとしたCMの監督である森下彩加さんは、「私たちが制作した作品は、映画の広告⾵をコンセプトに制作しましたが、キャッチフレーズを考えるということが⼤変でした。15秒という短い時間で、⽂字の情報量をどれくらいにしたら⼀番効果的に伝わるかということを真剣に考えました。今回の企画を通じて、チームで意⾒を出し合いながら考えることの楽しさを学ぶことができたと思います」と制作を振り返ります。
『Wi-Fi』をテーマにしたCMの監督である天野真優⼦さんは、「目に見えないWi-Fiをどのように表現したらいいかという点が大変でした。チームのみんなと話し合いを重ね、Wi-Fiのマークを付けた⾵船で表現しようということになりました。ところがいざ⾵船を飛ばそうとすると、思い通りに飛ばすことは、とてもむずかしいことだとわかりました。そこで映像中の⾵船は、ほとんどCGの⾵船を使⽤しました。しかし最後のシーンだけはこだわって、ヘリウムガスで本物の⾵船を⾶ばす実写での撮影を行いました」とその制作の苦労を語りました。
CM3作品は、こちらから閲覧できます。
甲子園球場で放映されました!
レクチャーしていただいてる様子
集合写真
作品A
作品B
作品C