「企業と学生の交流会2015」を開催しました！

　平成27年12月12日（土）に、本学の中央図書館6階にて「企業と学生の交流会2015」を開催しました！

　昨年、本学科創設20周年記念事業の一つとして、初めて「企業と学生の交流会」を開催したところ、学生から大変好評であったことと、参加していただいた企業から「継続して開催してほしい」というご意見をたくさんいただいたため、今年度も開催する運びとなりました。

　このプログラムは、日ごろの学科の活動やその成果を知っていただくために、主に情報メディア学科の3年生が今まで取り組んできたテーマ、今取り組んでいるテーマ、これから取り組みたいと考えているテーマについて、ゼミごとにその概要や成果をポスターセッションの形で発表しました。準備から当日の運営までは、各ゼミの3年生から交流会委員を選出し、委員が中心となって、集まった3年生が行いました。
　学生によるポスターセッションの後、今年度の新企画として企業とのセッションも行いました。この新企画は、社会に出るための準備を始める3年生が、企業の方と自由に交流する中で、企業や仕事についての視野を広げる貴重な機会として設けられました。
　　
　当日は、30社43名の企業の方にお越しいただき、会場は大いに賑わいました。
　プログラムは中村勝則講師の司会のもと進み、藤本憲一学科長からの開会の挨拶のあと、学生によるポスターセッションへと移りました。ポスターセッションの会場では、各ゼミの3年生たちが企業の方へ向けて熱心に研究内容を説明する姿が見られました。説明するにあたって、手元の資料としてパンフレットを作成するゼミもあれば、制作した映像を見せるゼミ、学生自身が制作したアプリケーションなどを企業の方に実際に操作していただいたり、ゼミでの制作物の展示やコンテストで受賞した際に授与された表彰状などの展示も行っていました。各ゼミの説明の仕方は様々で、研究内容をより知っていただけるよう創意工夫がされていました。さらには、スカーフを巻いたり、法被（はっぴ）を着たりするなど、ゼミの活動に関係したコスチュームを身に付けながら説明する姿も見られ、ゼミの特色が溢れるものでした。そのように熱心に説明してくれる学生たちに、企業の方も質問を交えながら学生の話に真剣に耳を傾けてくださる姿が見られ、会場は大いに盛り上がりました。
　その熱気が冷めやらない中、次は企業とのセッションが行われました。企業の方の話を熱心に聞き、質問をする学生たちの姿が見られ、就職活動を控えた学生たちにとって、とてもいい刺激となりました。
　最後に中村講師が閉会の挨拶を行い、「企業と学生の交流会」は閉会しました。
　
　参加した企業の方からは「大変充実しておりました」「熱心な姿に感動しました」「今後また開催するのであれば参加したいです」「もう少し時間があればと思いました」などのご意見をいただきました。
　また、参加した3年生は「外部の方にゼミでの研究を発表する場があまりないので、どう説明すればいいのか、伝え方、見せ方についてとても悩みました」「自分達の研究内容を振り返って整理することが出来てとてもよかったです」「当日は企業の方とたくさん話すことができたので、就職活動への意識が高まり、とてもいい経験になりました」と話しました。

　参加した学生にとっては、普段接することがない企業の方と交流ができ、大変貴重な経験となりました。ご参加いただいた企業の皆様、本当にありがとうございました。

各ゼミのポスターパネル