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藤本ゼミ4年生、大森ゼミ3年生が「第16回ACジャパン広告学生賞」で奨励賞を受賞しました!

 公益社団法人ACジャパンが主催する「第16回ACジャパン広告学生賞」において、「テレビCM部門」にて藤本憲一教授ゼミの4年生のチームが、「新聞広告部門」では大森いさみ教授ゼミの3年生のチームが、それぞれ奨励賞を受賞しました!

 「ACジャパン広告学生賞」は、日本の未来を担う若い世代が広告制作を通して公共広告への理解を深め、社会に主体的に関わる「公」への意識を育むことを目的として、平成17年より毎年開催されています。応募資格は大学・大学院・専門学校等の学生に限られており、応募部門は「テレビCM部門」と「新聞広告部門」の2部門が設けられています。
 今回の広告学生賞の企画テーマは、思いやり・助け合いや公共マナー、人と人とのコミュニケーションなどの「公共問題」。「テレビCM部門」では36校・283作品、「新聞広告部門」では29校・497作品の応募がありました。応募された作品は、選考委員会での厳正な選考を経て、令和2年3月に、グランプリをはじめとする各賞が決定しました。

 「テレビCM部門」で奨励賞を受賞したのは、藤本ゼミの⼭⼝翔湖さん、⼭⼝愛華さん、荒瀬友⾹さん、吉⽥彩乃さんの4名からなるチームと、撮影に協力した熊⾕美架さんです。
 作品タイトルは『ねえ知ってる?これが未来の調理法なんだって~!』、テーマには「地球温暖化」を選びました。作品では、地球温暖化が進んだ未来で、屋外のマンホールや車の表面の熱で調理をするという「常識」に、主人公が戸惑う姿が描かれています。
 藤本先生から賞への応募を提案され、ゼミ生全員がそれぞれ絵コンテを作成。その中から選ばれた絵コンテを中心にチームを結成し、昨年の11月から制作に取り掛かりました。撮影では、作品の設定が夏であることから、冬場にも関わらず、主人公役は半袖で外を走ることもあったそうです。カメラを止めた瞬間、薄着の出演者にガウンを被せる様子が、映画の撮影現場のようで印象的だったと、ゼミ生は語ってくれました。

 絵コンテを作成した山口翔湖さんは「アイデアを出すこと、撮影、編集を行うことなど、それぞれが得意とする分野を担当して、助け合ったことが良い経験になりました。チームのメンバーだけではなく、他のチームも撮影に協力してくれるなど、ゼミ生全員で頑張ったからこの作品を作り上げることができました」と話してくれました。


 大森ゼミ3年生の前田詩穂さん、澤井花帆さんは、「新聞広告部門」で奨励賞を受賞しました。
 作品タイトルは『身近に迫る影響』、テーマには「気候変動」を選びました。2人が完成させたのは、「ほっと一息つけない」というキャッチコピーの下に、空のコーヒーカップが写し出されているポスター作品です。
 前田さんと澤井さんは、昨年の11月から作品の制作を開始しました。2人にはコーヒーが好きという共通点があったことから、そこから見える社会問題を考え、コーヒー豆の収穫量が激減する恐れのある「気候変動」を選びました。アイデアを練る際に、コーヒーを取り上げている映画や、ドキュメンタリー作品を観ることもあったそうです。
 過去の受賞作品はシンプルなデザインが多かったことをヒントに、2人はコーヒーカップを作品の軸として扱うことに決めました。様々な角度からコーヒーカップを撮影し、メッセージが伝わりやすい構図を試行錯誤しました。

 前田さんと澤井さんは「自分には関係ないと思いがちですが、少し先の未来では、私達を癒してくれる、身近な存在であるはずのコーヒーが減ってしまうかもしれません。作品を通して、気候変動という問題を自分の問題として感じてほしいです。今回の経験を活かして、今後も様々な賞にチャレンジしたいです」と話してくれました。

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