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漫画で料理? #enjoy home/ナナ(4年)

 こんにちは。4年生のナナです。みなさんはおうち時間、楽しんでいますか?
 現在、私は就職活動中なのですが、面接で「ステイホーム期間中に新たに始めたこと」を質問されました。今ある時間を無駄にしないことはとても大切です。今回は、そんなおうち時間で始めたことについて、お話したいと思います。

 私はずばり「料理」を始めました。実家暮らしのため料理をする機会はなかったのですが、家にいる時間が長いので、これを機に料理に挑戦しようと思い立ちました。さらに、もうひとつ料理を始めることにしたきっかけがあります。それは『広告会社、男子寮のおかずくん』というグルメ漫画です。広告会社で働く料理が得意な男子4人が、金曜日の夜にそれぞれ手料理を持ち寄って楽しい時間を過ごす、和やかで癒される作品です。

 初めは、広告会社への興味から手に取ったのですが、読み進めていくと料理をやってみようと思わずにはいられませんでした。「本当に漫画を読むだけで『料理をやってみよう!』という気持ちになれるの?」と疑問に思われるかもしれませんが、作中では料理の過程も丁寧に描かれているので、私のような初心者でも気軽に挑戦できます。また、広告代理店の営業マンが帰宅後に料理をする設定ということもあり、時短レシピが多く掲載されている点も、この作品の魅力です。

 そして、肝心の料理ですが、これがかなり頭を使う作業だと思い知らされました。材料の準備はもちろん、どうすれば食材を無駄なく使えるか、洗う食器や器具を減らせるかなど、複数のことを同時に考えなければなりません。頭が混乱しそうになった時は、『広告会社、男子寮のおかずくん』で描かれる料理中のシーンを思い出しながら作るようにしています。
 実際に作った中でおすすめの料理は、第1巻に収録されている「気分もさっぱりゴミがけご飯編」で登場する、豚のから揚げです。

 ゴミとは「生姜・みょうが・ねぎ・しそ・かいわれ」の五種類の薬味(略して五味)を指し、ポン酢をかけて食べます。蒸し暑く食欲がなくなるこれからの季節にぴったりの料理です。作中では、余った五味の活用法もいくつか紹介されているので、多めに用意しても他の料理に使えるので安心です。

 最後に、時間がある今ならではの日常の楽しみ方をご紹介します。今は外出を控えなければならない時期ですが、ずっと家に閉じこもっていても、かえって不健康になってしまいます。そこで、私は家から片道約30分かけてスーパーまで歩くことにしました。外に出て日光を浴びたり、景色を眺めたりすると気分転換にも繋がるので、おすすめです。私は日によって異なるスーパーに行くのですが、商品の種類や値段、ディスプレイの仕方などが様々で、おもしろい発見がたくさんありました。

 最近とある番組で「#stay home」ではなく「#enjoy home」という言葉を聞きました。言い方ひとつでポジティブな印象に変わる素敵な言葉だと思いました。
 遠隔授業やテレワークのため家で過ごす時間が長くなりますが、この機会にぜひ、新しいことに挑戦して「#enjoy home」しましょう!

参考文献:
オトクニ(2017)『広告会社、男子寮のおかずくん』株式会社リブレ
『広告会社、男子寮のおかずくん』特設サイト https://libre-inc.co.jp/special/okazukun/

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