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『Arigato Garden』制作インタビューを行いました!

 情報メディア学科3年生の中田帆乃花さんが、関西大学3年生の金森早香さんとともに、新型コロナウイルス感染者の治療にあたる医療従事者や、日々の生活を支える小売・流通に携わる人などへ、匿名で感謝のメッセージを届けられるサービスを制作しました。

 『Arigato Garden』は、今応援したい人へ、匿名で簡単にメッセージを送ることができるサービスです。メッセージを送ると、サイト内に1輪のピンクのガーベラを咲かせることができます。多くのメッセージが集まることで、画面上に花畑ができあがります。

 前号のメールマガジンでは、速報という形で皆さんに情報をお届けしましたが、今回は『Arigato Garden』を企画・立案した、中田帆乃花さんへ詳しくお話を伺うことができました。



––––『Arigato Garden』がリリースされて約2ヶ月。反響はいかがですか?

 関西圏以外の方からも反応をたくさんもらいました。新聞で私たちの取り組みを紹介していただいたり、医療機器を販売する企業から、会社の広報で紹介したいと連絡をいただいたりしました。多くの人に『Arigato Garden』を知ってもらえて、サイトを作って、本当に良かったと思っています。

––––予想外だった周りの反応はありましたか?

 『Arigato Garden』と一緒にコラボ企画を行いたいというメッセージを、いくつかいただきました。『Arigato Garden』は、「ありがとう」を届けるためだけのサービスだと思っていたのですが、自分たちも何か協力したい、手助けしたいと思っている人の後押しにもなるサービスなのだと、知ることができました。

 ––––企画・立案からどのような流れで『Arigato Garden』は出来上がったのでしょう。

 企画の時点から、匿名サービスにしようとは思っていました。SNSでは、写真や動画でメッセージを伝えたりする企画が流行していましたが、それではやはり手間と時間がかかります。そのため、誰でも気軽に投稿してもらえることを第一に考えました。
 セキュリティ面のことなどを考えて、サイト構築やデザインは、人脈を辿り、企業に依頼しました。今まで培ってきた人との繋がりが活き、企画立案から2週間で『Arigato Garden』をリリースすることができました。

––––『Arigato Garden』の今後の目標は?

 『Arigato Garden』はこれからも継続していきますが、一度区切りをつけて、利用してくださった方々へ感謝の気持ちを伝えようと思っています。また、お話をいただいたコラボの企画も、進めていく予定です。

 ––––最後にメッセージをお願いします。

 『Arigato Garden』を通して、大変な状況の中で働く方へ、温かい言葉が届けられていたらとても嬉しいです。
 今回、このサービスを作り、たくさんのメッセージに触れる中で、人の温かさを改めて実感し、人と関わることが好きだと思いました。
 また、自分の「これがやりたい!」という熱い気持ちを周囲に伝えることができれば、協力してくれたり、挑戦するきっかけをくれたりする人は周りに必ずいると、気づくことができました。『Arigato Garden』をきっかけに、挑戦したいことをたくさん見つけられたので、これからもチャレンジし続けていきたいと思います。



 『Arigato Garden』は、下記URLから閲覧、メッセージを送ることができます。皆さんも、感謝の気持ちを届けてみてはいかがでしょうか。

■『Arigato Garden』 https://arigatogarden.com

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情報メディア学科では、在学生・卒業生・教職員、さらにはこれから本学を目指す高校生、企業や地域の方々を含む幅広い交流を目的として、学科独自のメールマガジン「やりとり」を発行しています。編集は本学科の在学生有志と助手と教員で行い、学科ニュース、学生エッセイ、スタッフの社会活動などの情報を発信しています。

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