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大森ゼミ3年生9名が「全国地域ブランド総選挙」で、優秀発信賞・インスタ賞・PR動画賞を受賞しました!

 大森いさみ教授ゼミ3年生9名が「全国地域ブランド総選挙」で、優秀発信賞・インスタ賞・PR動画賞を受賞しました!
 受賞したのは、泉谷優実さん、大塚葉月さん、日下夏菜さん、澤井花帆さん、杉浦円香さん、田中舞さん、爲則さくらさん、戸次桃菜さん、前田詩穂さんの9名です。

 このコンテストは特許庁が開催しており、地域団体商標制度の普及とさらなる活用促進を目的としています。地元の学生が地域団体を取材し、地域商品やサービスの魅力を発信するとともに、新商品や新ビジネスのアイデア、PR方策について競い合います。
 コンテストでは、ビジネスアイデアやPRツールとして制作した動画、Instagramで発信する内容などが審査対象となります。全15チームの中から地区代表決定戦を通過した9チームが、令和3年2月6日(土)にオンライン上で行われた決勝戦に挑み、大森ゼミのチームは見事3つの賞を受賞しました。

 ゼミ生が取り組んだ地域ブランドは「尼崎あんかけチャンポン」です。尼崎商工会議所を中心とした「チーム・尼崎あんかけチャンポン」と協力して、商品のPRと新ビジネスの開発に取り組みま した。実際に尼崎市内の20を超える中華料理店を訪れ、取材を行った学生達は、2つのアイデアを提案しました。
 1つ目の提案は、丼ぶりやレンゲ、尼崎の伝統野菜である富松一寸豆を活用して、尼崎あんかけチャンポンのイメージを定着させるアイデアです。尼崎あんかけチャンポンを分析した結果、各店舗の共通点が「あんがかかっていること」の1点のみであることから、地元での認知度が低い可能性があることが分かりました。アイデアでは、異なる店舗でも共通の食器や地元の食材を使用して、統一感を生み出すことで、認知度の向上を図ります。
 また、家族連れで来店する人が多いという特徴から、ファミリー層をターゲットとしたビジネスプランも考案しました。このアイデアでは、子どもを対象としたイラストコンテスト「尼崎あんかけチャンポン杯」を開催し、入賞した作品を期間限定店舗で商品化します。期間限定店舗の運営に携わる人材は、将来尼崎で飲食店の開業を検討している人から募集します。イラストコンテストを通じて尼崎あんかけチャンポンをPRしつつ、期間限定店舗をきっかけとして本格的に開業となった場合は、商店街の空き店舗を貸し出す事業にも繋げることができます。
 その他にも、女性にも興味を持ってもらえるよう、スープの味わいを分かりやすくまとめてInstagramで発信したことや、カードゲームを題材としたPR動画などが評価され、優秀発信賞・インスタ賞・PR動画賞の受賞へと繋がりました。

 メンバーの泉谷優実さん、澤井花帆さんは「取材を通して、店主の方とお話ができたことが印象的でした。皆様から尼崎あんかけチャンポンへの愛が伝わってきたので、頑張って取り組もうという気持ちに繋げることができました」と話してくれました。

 ゼミ生が制作したPR動画は、3月15日(月)〜21日(日)の期間中に京浜東北線・根岸線内デジタルサイネージにて放映されます。また、3月31日(水)まで開催されているオンライン展示会「全国地域ブランド総選挙開催記念特集」にて、PR動画やゼミ生のコメントとともに、尼崎あんかけチャンポンの魅力が紹介されています。

■ 全国地域ブランド総選挙 開催記念特集(JRE MALL内特設サイト)
 掲載期間:令和3年1月8日(金)〜 3月31日(水)
 URL:https://www.jreastmall.com/shop/r/r0248/

■ 尼崎あんかけチャンポン@全国地域ブランド総選挙Instagram
 URL:https://www.instagram.com/amagasakiankakechanpon1001/


※地域団体商標制度
「地域名」と「商品(サービス)名」からなる地域ブランドを保護することにより、地域経済の活性化を目的とした制度のこと。

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