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松野ゼミ 卒業研究要旨

1日目 2月3日(水) 太田ゼミ丹田ゼミ株本ゼミ大森ゼミ
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3日目 2月5日(金) 伊佐治ゼミ尾関ゼミ肥後ゼミ|松野ゼミ|藤本ゼミ

 

共同プロジェクト「鳴門オレンジプロジェクト」

 福島ゼミの先輩方が残した「鳴門オレンジドレッシングとポン酢」への想いを私たちが引き継ぎ、阪急百貨店で8日間の催事に出店した。これは大学の教育理念にも謳われている自主性を養うための教育PBL(プロジェクトに基づく学び)の一環としての実践的課題へのチャレンジでもある。

阪急百貨店での催事プロジェクト実現へ向けて

 催事プロジェクト始動から出店が実現するまでには、いくつもの問題が立ちはだかり、メンバー全員で乗り越えてきた。この実現へのプロセスを、時間を追って振り返り、一つ一つ分析した。

鳴門オレンジプロジェクトにおける商品・プロモーション計画

 阪急百貨店で行った催事企画で出品する商品の提案と決定するまでの過程を中心に物語性を重視し、考察した。また、この催事までにメディア、SNS、紙媒体などいくつものツールを使ってプロモーション活動をしたので、そのひとつひとつを解説する。

鳴門オレンジプロジェクトにおける財務計画

 催事を成功に導くにあたり、財務計画を予測し明確にしておくことはとても重要なことだ。各商品の損益分岐点や限界利益率を計算し、目標販売個数や売り上げ予測を打ち立てた。また、予測と結果に出たギャップを分析し、比較した。

鳴門オレンジプロジェクトにおけるレイアウト計画からみるコミュニケーション

 催事中の売り場のレイアウト計画を中心に扱い、レイアウトを構成する様々な要素はすべてお客様と自分たちとのコミュニケーションの要素だと考え、その目的・特徴・効果などについて分析した。

鳴門オレンジプロジェクトにおける8日間の描写

 8日間の光景を客観的に描写し、そこでのヒトーモノー情報のからみあったダイナミックな動きを描き出した。一日の主な流れを、ヒト、モノ、情報の関わりに注目しながら描写していく。その中に、財務プランのデータや実際の売り場などを載せコラム的に、文章の間に挟んで提示している。

共同制作「Ma patisserie favori」

 毎年洋菓子博覧会が開催される西宮は全国に知られたケーキどころ。地域に根付き地域の人々に愛される工房型ケーキ店への取材を通じてそれらの店と人々の暮らしの関わりに焦点をしぼり、ケーキという地域の文化的資源に女子大生の視点から光をあて、ケーキのある生活情景を通して新たなライフスタイルを提案する。ストーリー仕立てのケーキの提案をし、人と人、ケーキを繋げる冊子を制作した。

Ma patisserie favoriのテーマと構成について

 メインテーマを工房型洋菓子店と持ち帰って楽しむケーキに決定した理由など冊子制作を導いたコンセプトやねらいとそれを冊子の構成やコンテンツにどう具体化したかを明らかにした。

Ma patisserie favoriの制作工程

 冊子のテーマ決定から完成に至るまでのMa patisserie favoriの制作工程を振り返り、その中でそれぞれの段階の作業がどういう意味を持っていたか、その位置づけや段階で直面した問題点などを取り上げ、分析した。

冊子制作におけるページレイアウト・デザイン

 制作冊子「Ma Patisserie favori」のページレイアウト・デザインを対象に考察した。冊子のテーマ・イメージを明確にし、冊子全体の構成や各ページのレイアウト・デザインの工夫した点、過去の冊子との差別化等、「Ma Patisserie favori」制作における過程を振り返る。

冊子制作における写真の扱い方

 「Ma patisserie favori」で設定したストーリー性を写真の扱いにどう生かすか。そこに登場する「家」や「キャラクター」の雰囲気を演出するための撮影方法や写真の選び方等に留意した制作の過程を振り返り、使用した写真を使って分析する。

冊子制作における外部とのコミュニケーション

 冊子を制作するにあたって、店舗の取材を行った。その中で、外部とのコミュニケーションを円滑にするために何を工夫したのか、またそれによって生じた問題点や解決策を独自の視点で分析し、論じる。

冊子制作チームのコミュニケーション

 チーム内でのやりとり、教授や外部の方とのやりとりなど、コミュニケーションなしでは、制作をすることができなかったと感じた。それぞれの状況やツールの比較をすることでコミュニケーションについて見直した。

 

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