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情報メディア学科・丸山教授がテレビ番組とパンフレットで、阪神間の歴史を解説~武庫川団地にコミュニティスペース「赤胴車」がオープン~

 「赤胴車(アカドウシャ)」とは何なのか。本学科・丸山教授がその魅力を熱く紹介するパンフレットが完成しました。地元愛あふれる「ジモレキTV」(ケーブルテレビ/Baycom)と合わせて、みなさんも鳴尾の歴史を堪能してみませんか。

 2021年7月10日(土)武庫川女子大学に近い、UR都市機構武庫川団地にコミュニティスペース「赤胴車」がオープンしました。団地の真ん中の広場に設置されたのは2020年6月まで阪神電鉄武庫川線で実際に使用されていた車両、その愛称は「赤胴車」です。

 この車両が活躍していた阪神電鉄武庫川線は戦前、この地にあった飛行機工場への交通手段として誕生しました。戦後は米軍の占領下となり電車の運行ができなくなりましたが、日本でも屈指となる武庫川団地の建設に伴い、今の形になりました。阪神武庫川線といえば、現JR甲子園口に阪神電鉄甲子園口駅を建設する計画があったことを丸山教授が昨年突き止め話題になりました。このニュースを聞いて、この路線の運行が実現していればと悔しく思うJR利用者の学生も多くいたことでしょう。 紆余曲折を経てきたのは、線路だけでなく、武庫川団地の建っている土地も同じです。競馬場、ゴルフ場、飛行場、そして現在のような巨大な団地となった歴史は、阪神電鉄本線の各駅周辺を探訪し歴史的名所を紹介する番組「ジモレキTV」(ケーブルテレビ/Baycom)でさまざまな角度から何度も紹介されています。そしてこの番組のMCを務めているのは、情報メディア学科丸山健夫教授。この分野の研究の第一人者です。

 7月、「ジモレキTV~阪神電車・赤胴車編」では、車両から地域住民の憩いの場となるべく約1年をかけて改造された赤胴車が、尼崎車庫から武庫川団地に陸送される様子が放送されました。巨大な車両を安全に輸送するため、交通量の少ない深夜に行われたのですが、午前3時過ぎに小曽根線に入り武庫川女子大学の校舎とツーショットとなるシーンでは丸山教授も大興奮していました。Baycomのアプリをインストールすると視聴できるようです。

 武庫川線と赤胴車、武庫川団地について興味を持った方はぜひ丸山教授らによる「武庫川線と赤胴車」をお読みください。阪神電車各駅長室(大阪梅田、尼崎、甲子園、御影、神戸、三宮、新開地)で無料配布されています。(※なくなり次第終了)武庫川女子大学の高層階からも眺めることができる、すぐそばの景色がもつ物語に触れてみてください。

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