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ふくろうを見ると福が来る? 癒しいっぱいのふくろうカフェ!/吉(3年)

 こんにちは、吉です。春休みに入りましたね。みなさんいかがお過ごしでしょうか? 私は相変わらず1日を家で過ごす日々を送っています。
 私のように1日中を家で過ごすよりも、この春休みを利用してどこかに出かけたいなと思っている方はいませんか? 今回はそんな方におすすめのお店を紹介したいと思います。

 みなさんはふくろうカフェに行ったことはありますか? 「猫カフェに行ったことはあるんだけど」という声が聞こえてきそうですね。我ながら稀有な体験をしたと思います(笑)。カフェに行くきっかけとなったのは「ふくろうを触りたい!」という友達の一言でした。それまではふくろうの感触など考えもしませんでしたが、言われてみると触ってみたい……と思ってしまいました(笑)。
 メディアなどで取り上げられているふくろうカフェは大阪が多いのですが、近場を探すと三宮にもあることがわかったのでさっそく予約し、足を運びました。

 私たちが遊びに行ったのは、神戸元町にある神戸初のふくろうカフェ「ビビ&ジョージ」というお店です。入口付近にはふくろうの小物などが置いてあり、落ち着いた雰囲気のお店という印象を受けました。小物やお店の雰囲気にうっとりしていると、なにやら足元に大きな影が……。
 なんとそこには、ユーラシアワシミミズクのさくらちゃんが!

ユーラシアワシミミズクのさくらちゃん
ユーラシアワシミミズクのさくらちゃん

 

 さくらちゃんはお店の中で一番大きい種類なのだそうです。写真ではキリっと見得を切ったようにみえますが、目が大きくクリクリしていてとてもかわいかったです。最初その大きさにびっくりしましたがおおらかで優しく、私たちが触れてもじっとしていてくれました。

 次に階段を上がり荷物や飲み物を置いて、いざふれあいスペースへ!
 ここでは16羽のふくろうたちとふれあいました。大きさや性格も様々で、愛らしい表情や野性的な表情までたくさん堪能しました。ふくろうたちに触れるときは、ストレスを感じさせないように2本の指で優しくゆっくり2回ほど頭を撫でます。羽の感触はふくろうの種類によって違いますが、柔らかくて軽いという感じです。

メンフクロウのコトハちゃんとウネちゃん
メンフクロウのコトハちゃんとウネちゃん

 

 ここで驚いたのはふくろうは羽音が全くしないことです。何度かバサバサと羽ばたいていたのですが、ハトやカラスのような音がしません。ふくろうの羽根の構造上、獲物に気づかれないように音がしないそうです。前からその知識はあったのですがいざ目の前で起こると驚いてしまうものですね。
 そしてもうひとつ驚いたことは寝る時の姿勢です。人間と同じように目を瞑って寝るのですが、より安心しているときは片足で寝るのだそうです。私たち人間が片足で目を瞑ってみるとグラグラしてしまうのに、すごいバランス感覚だなと思わず感心してしまいました。アカアシモリフクロウのあんこちゃんも片足でお昼寝中でした。アカアシモリフクロウは目を開けると大きくて真っ黒な瞳が特徴的なふくろうなのですが、寝顔もとてもかわいらしかったです。仲良しの店員さんに撫でてもらうと「ポポポポ」と甘えた声を出していました。

アカアシモリフクロウのあんこちゃん
アカアシモリフクロウのあんこちゃん

 

 最後に、シロフクロウのこゆきちゃんを紹介します。写真を見て「あっ」と思いませんか? あのファンタジー小説で見た事がありますよね。そう『ハリー・ポッター』の主人公ハリーが飼っているふくろうと同じ種類のふくろうなのです。見た目通り大きくて白くてふわふわしています。シロフクロウは、寒い地域に生息しているので足までふわふわの羽毛に覆われています。アカアシモリフクロウのあんこちゃんの足と比較してみると分かりやすいですね。このニコッと笑ったような表情がたまりません。

シロフクロウのこゆきちゃん
シロフクロウのこゆきちゃん

 

 家に帰って調べてみると、ふくろうは日本だけではなく海外でも昔から縁起物とされているようです。「不苦労」「福来朗」といわれるように名前からはもちろん、そのかわいい見た目からも私たちを癒してくれているからでしょうか(笑)? このように、ふくろうにまつわる伝説を調べてみるのも面白いです。ぜひ見てみてください。ふくろうの伝説を知ってからふくろうカフェにいくと、また見方が変わるかもしれませんね。
 「ちょっと疲れたな」「最近いいことがない」「リフレッシュしたい」と思う人におすすめのスポットです。あなたもふくろうたちに癒されてみませんか?

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