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芸術は爆発だっ!!!/もっちゃん(1年)

 こんにちは、もっちゃんです! みなさん今年の夏は楽しく過ごせましたか? ステイホームの夏休みも今年で2回目……。人が少ないところで遊ぼうと思い、先日、私は友達と一緒に万博記念公園へ行ってきました!

 みなさんは万博記念公園へ行ったことはありますか? 万博記念公園は、1970年の日本万国博覧会が開催された場所で、大阪府吹田市にあります。
 日本万国博覧会、通称「大阪万博」は、当時の先端技術を駆使して建てられたパビリオンや、世界各国の最先端技術が展示された世界規模の博覧会です。なんと! 日本万国博覧会はアジア初の開催でありながら、当時史上最大の規模を誇っていたそうです。テーマは「人類の進歩と調和」。現在も残っている太陽の塔は、芸術家の岡本太郎さんがデザインしたことでも有名です。

 私は、その万博記念公園の中にある博覧会の記念館「EXPO’70パビリオン」へ行ってきました。EXPO’70パビリオンは、日本万国博覧会当時の出展施設の鉄鋼館を利用した建物で、当時の貴重な資料や写真、映像が一堂に公開されています。各国のパビリオンの展示内容や掲示物、ホステスの制服などが展示されており、実際に使用されたものを見ることができました。

 たくさんある展示物の中で、一番印象に残ったものは、大阪万博の会場模型です! 博覧会当時の図面を元に、太陽の塔を含むテーマ館や各国のパビリオンが、ペーパークラフトによって、1/300の大きさで再現されています。EXPO’70パビリオンには、実際に使用されていた道具や記録写真、資料などで当時の様子を知ることはできますが、全体図はなく、ぱっとイメージが湧きませんでした。しかし、その会場模型の展示を見た時、建物の配置と、今まで見てきた展示物を照らし合わすことで、当時の様子を思い描くことができました。
 その模型の中に遊園地もありました。現在、商業施設のエキスポシティがある場所には、遊園地「エキスポランド」があったそうです。アトラクションはどれも面白そうで、50年前に完成していたアトラクションとは思えないくらい、最先端なものもありました!
 一番乗ってみたいと思ったものは、「ダイダラザウルス」というジェットコースターです。同じ出発点から5つのコースに分かれており、それぞれのコースを同時に出発し、同時に帰ってくるというアトラクションです。隣のコースと近づくスリルも味わえるそうです。
 建物も立派なパビリオンが多く、一際目立っていたのはソ連館! 鋭い塔状の赤と白の建物で、高さもありました。また、巨大エアドームで形成されていたアメリカ館は、宇宙工学の進歩が生み出した建物だそうです。展示されていた月の石を一目見ようと、4時間以上の長蛇の列ができたと言われています。

 今回、太陽の塔やEXPO’70パビリオンをはじめとする万博記念公園を訪れて、私も1970年の大阪万博に行ってみたいと思いました。タイムスリップできたらなぁ……と何度思ったでしょうか。今、私が行きたい時代No.1です! 現在は、緑に包まれた文化公園にするため、緑豊かな公園になっていますが、50年前は素晴らしい万博の会場……。本当にあったなんて想像しても信じられませんでした!
 みなさんも、機会があればぜひ行ってみてください! おすすめは、EXPO’70パビリオンと、太陽の塔内の展示です。現在、太陽の塔は入館予約を受け付けています。当日券の販売もありますが、事前予約をすることをお勧めします。
 2025年には、「大阪・関西万博」が予定されています。今回のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、人工知能(AI)や仮想現実(VR)などの最先端技術が展示されるそうです。
 武庫川女子大学も大阪・関西万博の「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創パートナーとして登録しています。皆さんも注目して見てみてくださいね。

※パビリオン…展示会や博覧会などに用いられる仮設の建築物、展示館のこと

参考文献:
■『万博記念公園』ホームページ https://www.expo70-park.jp/

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