令和3年12⽉4⽇（⼟）に、「企業と学⽣の交流会2021」を開催しました︕

　このイベントは、就職活動を⽬前に控えた情報メディア学科3年⽣が、各企業から来られた社員の⽅と⾃由に交流し、仕事についての視野を広げる貴重な機会として設けられています。学⽣たちは、⽇頃の研究内容やその成果を企業に知ってもらうため、ゼミごとに今までの活動や現在進めている研究、今後取り組む予定について、プレゼンテーションを⾏います。プレゼンテーション後には、参加された企業による企業セッションを⾏っていただくことで、学⽣と企業が互いに情報発信し、相互理解を深めるねらいも交流会には含まれています。
　8回⽬の開催となる今年度は、前年度から引き続き遠隔で⾏うこととなり、27社の企業の⽅に参加していただきました。プログラムは⾚岡仁之学科⻑による開会の挨拶から始まり、株本訓久准教授による司会進⾏のもと、学⽣によるプレゼンテーションが始まりました。
　今年度は、約2分間でゼミの研究テーマを発表する「LTセッション」と、ゼミごとに作成したポスターを使用し、今までのゼミ活動を詳しく説明する「ポスターセッション」の２回のプレゼンテーションを行いました。
　プレゼンテーションで使用した発表資料は、事前に特設サイトに掲載されており、当⽇は与えられた時間内で上⼿く情報をまとめ、11のゼミが発表を⾏いました。企業の方に伝わりやすいよう資料と発表に工夫を凝らしたことで、遠隔であることを感じさせない時間となりました。
　最後に3年担任の尾関基行准教授から、「学生が今までやってきたゼミ活動を外に発表するいい機会となりました。学生には、『就職』という言葉より先に『働く』ということを、今回のことで身近に感じてほしいと思います。」と閉会の挨拶をいただきました。
　学⽣にとって、普段接する機会が少ない企業の⽅と交流できたことにより、社会に出るための準備に意識を向けられる、⼤変貴重な経験となりました。ご参加いただいた企業の皆様、本当にありがとうございました。