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天野ゼミ4年生が「2022アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」で、AIアートアワード賞を受賞しました!

 天野憲樹教授ゼミ4年生(受賞時は3年生)の鶴目佳蓮さんが、「2022アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」(主催:2022アジアデジタルアート大賞展実行委員会)で審査を通過し、AIアートアワード賞を受賞しました!

 「アジアデジタルアートアワード(ADAA)」は先端的なメディアテクノロジーの進展を背景に、人間が持つ論理的思考と芸術的感性により表現された優れたメディアアート作品を顕彰するコンペティションです。特別企画として画像生成AIを利用したアート作品(静止画)に特化した「AIアートアワード(AIAA)」が同時開催され、鶴目さんの制作した『もし、川瀬巴水がエッシャーのだまし絵を描いたら』がAIアートアワード賞に選ばれました。

 『もし、川瀬巴水がエッシャーのだまし絵を描いたら』は、「Stable Diffusion」という画像生成AIを使用し、浮世絵の知識がない人も、AIを用いて簡単にいくつもの浮世絵の画像が生成され、著作権などの問題を意識させる作品。しかし、AIを用いることで自分の創作の幅を広げられることも伝える二面性を持っています。

 コンテストを通して、鶴目さんは「AIを使ったアートやクリエイティブは世の中では反対意見もありますが、実際にAIを使用し、作品を制作することで、自分にはなかった発想を表現できることを改めて実感しました。AIは使い方次第で心強い味方になってくれるツールの一つであることを、今回の経験で学ぶことができました。」と話してくれました。

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