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天野ゼミ4年生と天野憲樹教授が「映像表現・芸術科学フォーラム2023」で、優秀発表賞(口頭発表賞)を受賞しました!

 天野憲樹教授ゼミ4年生の鶴目さんと天野憲樹教授が、2023年3月6日(月)に東京工芸大学で行われた「映像表現・芸術科学フォーラム2023」で優秀発表賞(口頭発表賞)を受賞しました。
 映像表現・芸術科学フォーラムは、映像情報メディア学会 映像表現&コンピューターグラフィックス研究会、画像電子学会、芸術科学会、CG-ARTSの4団体で開催されており、CG、アニメやゲームなどのコンテンツ制作やメディアアートなどに関する議論を行います。
 鶴目さんは「不可能立体の可聴化に関する提案」、目の錯覚を利用して描かれる実在が不可能な立体を音楽的に表現する研究について、口頭で発表しました。不可能立体の展開図から図形の高さと音の高さを関連付けることで、無限音階を作成し、不可能立体の錯覚と循環性を音で表現しています。
 鶴目さんは「本研究が取り扱っているアートや錯聴は、感覚的な部分が大きく、まだ研究が進んでいないことなので、わかりやすく伝えることが大変でした。今回の経験を活かして、研究の伝え方を工夫していきたいと思います。」と話してくれました。

※不可能立体とは、だまし絵などで錯覚を利用して表現される実在しない立体のこと。
※無限音階とは、錯聴効果を用いた無限に上昇し続ける音階のこと。

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