天野憲樹教授ゼミ4年生の鶴目さんが、株式会社リバネスが主催の「第59回リバネス研究費incu・be賞」で奨励賞を受賞しました。
リバネス研究費incu・be賞とは「科学技術の発展と地球貢献の実現」に尽力するアクティブな若手研究者の研究遂行を支援するため、2021年から始まった研究助成制度です。
鶴目さんは「不可能立体の可聴化と可逆的表現の探求」という研究テーマで申請し、研究の独創性や独自性が認められました。可聴化によって不可能立体※の音楽的表現を可能にし、可聴化と可視化に誇る新たなアート表現の創出を目指した研究です。
鶴目さんは、「不可能立体の構造を理解し、その特徴をどのように音楽で表現して伝えるかを考えることが大変でした。まだプロトタイプの段階なので、今回いただいた研究費で可聴化の手法を確立し、作品としても発展していきたいと思います。」と話してくれました。
※不可能立体とは、だまし絵などで錯覚を利用して表現される実在しない立体のこと。