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「防災ボトル」を作ってみよう/永樹(1年)

 はじめまして。永樹です。
 みなさんは、日本で地震が年間どのくらい起こっているかご存知でしょうか? 震度3以上の地震は年間数千回以上、震度5以上の地震は年間数百回以上発生しています。そんな日本に住む私たちは、常に地震を含む自然災害や緊急事態に備える必要があります。そこで今回はみなさんに「防災ボトル」を紹介したいと思います。

 そもそも防災とは? というお話ですが、防災とは災害発生時に生命と財産を保護するための行動と戦略の総称のことを言います。地震、台風、洪水などの自然災害や、火災、テロ攻撃などの緊急事態に対する備えは、私たちの生命の維持に直結しています。最初に話した通り日本は地震や災害が非常に多い国のため、常に備える必要がありますが、よくテレビなどで推奨されている防災セットは家に置いておく用がほとんどで、いざ用意して被害に遭ってしまっても外出していると使えない可能性が大きいです。

 そこで皆さんに紹介したいのが「防災ボトル」です。
 防災ボトルは災害時に役立つ必需品を一つのボトルにまとめたもので、生存に必要なアイテムをコンパクトに収納することができます。家に場所を取らず置いておける上、持ち運ぶこともできる超便利な防災セットです。私は警視庁警備部災害対策課の公式Twitterで防災ボトルという存在を知りました。

「災害は、いつどこで起こるかわかりません。そんな災害のときのために、私は外出する際、各種グッズをウォーターボトルに入れた「防災ボトル」を持ち歩いています。コンパクトに収納できるので、カバンやリュックサックに入れても気にならず、防災力を高めることができます。ぜひ、ご参考に!」(4月11日警視庁警備部災害対策課公式Twitterより引用、2023年5月26日)

このツイートを参考に近所の100円ショップで揃えられるもので作ってみました。

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警視庁警備部災害対策課(@MDP_bousai) Twitterより

 

 下記画像が私の防災ボトル(227g)です。警視庁の一例から、ようかんと常備薬、アルコール消毒綿を除いて作りました。

 防災ボトルを作り実際に鞄の中に入れて外を出歩いてみると、どんな場所に行っても防災ボトルを携帯しているため、「最低限の備えができている」という安心感が得られました。また、防災ボトルの中身の管理や期限のチェックなど、定期的な点検や更新をきっかけに災害発生時の対応や行動計画を考える機会が増え、防災意識を高めることができています。

 日本では地震や災害が頻繁に発生するため、私たちの生活において防災は非常に重要な要素となります。今回取り上げた防災ボトルを始めとする防災セットや地震対策などで常日頃から備えておくことが大切です。防災ボトルは、防災セットの中でも非常時に役立つ必需品をひとつにまとめることができる身近で試しやすい対策です。生存に必要なアイテムを手元に備えることで、危機管理の意識を向上させ、災害時に自分の身を守ることができます。このエッセイを通じて、防災の重要性を再確認し、より安全な未来を築きましょう。

 警視庁警備部災害対策課(@MDP_bousai)の公式Twitterには災害時に役立つ様々な情報が発信されているので、ぜひ見てみてください。

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