夏季集中講義として、「映像文化論」(情報科学芸術大学院大学・小林昌廣 教授)が8月26日(月)~8月29日(木)までの4日間にかけて開講されました。
以前は、コロナの影響もありオンラインでの開講でしたが本年度は数年ぶりの対面開講となりました。
この授業は、動画映像というコンテンツを通じて、映像を観ることが世界を見ることに繋がることから、世界を見る、ヒトを見る、といった視点に立って考察することを学ぶものでした。
映画、アニメーション、舞台、喜劇、など様々な時代の様々な映像作品を教材として、その時代とその世界を映し出す鏡として存在する映像の内容について考察し、受け手である視聴者がどのようにその作品のメッセージ性を受容するのか考えるなど内容が盛りだくさんでした。
普段、何気なく見る映画やドラマなどの映像について耳で目で視聴することを踏まえ、すこしの考えを巡らすだけで単に「面白い」ではなく「気づく面白さ」をその作品から見つけることができるそんな気づきが芽生える授業だったのではないでしょうか。
授業時間内外を問わず、担当の小林先生に質問する学生さんの姿もあり、学ぶこと、不思議に思う事を体感した内容の濃い4日間だったと思います。
この「映像文化論」を長年担当して頂いている小林先生は、情報科学芸術大学院大学の教授として様々な活動をされています。
身近なところでは、YouTubeやオンライン講座などで様々な情報を発信されています。とても面白い内容と思いますので興味のある方は一度覗いて見て下さい。
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