本学科の赤岡仁之教授と平井拓己准教授が指導するゼミの学生が「エム・シーシー食品株式会社様(以下MCC食品)」と共同で運営するキッチンカーを11月6日と11月7日に、中央キャンパスもみの木広場前で出店しました。
昨年度から始まったこのキッチンカーでは、これまで、MCC食品の看板商品であるカレーとスープを販売。本年度前期のキッチンカーではSNSでの調査を実施し、Z世代をターゲットにしたオリジナルロコモコ丼などを販売してきました。
今回は、「カルボナーラ」「兵庫県産バジルのジェノベーゼ」「明太子バター」「ボロニア風ミートソース」の4種類のパスタが販売されました。
また、店先にはモニターを設置し、本学科ゼミ生が「広告メディア演習」の授業内で作成したMCC食品のPR動画が流されました。今回実施の共同ゼミ研究は、MCC食品の学内における知名度向上を目的とした前回までの活動に加え、本学科の卒業生で、現在同社で勤務されている方のお仕事ぶりなど、社内の様子も紹介しています。
店先には、「MCC食品OGインタビュー」と題して出勤から退勤までの一日の流れと共に、どのような業務に従事しているのかまた、社員から見た職場の雰囲気やワークライフバランスについて等の社員の「生の声」をポスターにまとめて店頭に張り出していました。また、盛り付けに用いられる容器には同社と学生が検討してデザインした「MWU×MCC~kitchen car project~」と記されたステッカーが貼られていました。
お昼時には、ゼミ生が学内でチラシを手に広報活動を行う姿が見受けられ、当日の店先は本学学生に加え学校関係者の姿が複数見られました。予想よりも早く予定販売数が終了したため、来店した方々から残念がる声が聞かれるほどでした。
これまでの研究活動を活かしつつ、当日までの入念な準備と集客活動を通じて、他では得ることのできない経験により、何物にも代えがたい達成感を得ることが出来たのではないでしょうか。今後は、同社の認知度についてあらためて調査を行うとともに、今年度の成果と次年度に向けた課題を取りまとめ報告会を開催する予定です。