こんにちは! 1年生のてんむすです!
みなさんいかがお過ごしでしょうか? 気温も下がり、空気が乾燥して風邪を引きやすい季節なので、体調には気を付けてくださいね!
さて今回は195号のメルマガに掲載された「万博に行ってきました! 」の続きで、夏休みに行った万博2日目の紹介をしていきたいと思います。1日目をまだ読んでいない方がいらっしゃいましたら、そちらも読んでいただけると嬉しいです。1日目は住友館やガンダムパビリオンなど国内パビリオンが中心だったので、2日目は海外パビリオン中心に回ることにしました。
最初はドイツ館に行きました。ドイツ館といえばマスコットキャラクターの「サーキュラー」が話題になっていたと思います。 ドイツ館ではサーキュラーの形をしたデバイスが一人一個渡されるのですが、そのサーキュラーがなんと音声ガイドをしてくれるんです! SNSなどでもよく見かけ、とても気になっていたので、実際手にすることができて良かったです。ドイツ館のメインテーマは循環経済で、そこからパビリオンのタイトルが「わ! ドイツ」になったそうです。この「わ」というのは「環」や「和」、驚きを表す「わ! 」などを意味しているそうです。ドイツ館で一番すごいなと思ったのは、「サーキュラー・リビング」という展示です。未来の都市を創造し、デザインするという没入型体験ができるのですが、何がすごかったかというと、足元のマークのところに立って手を前に出すと、なんと遠くにある画面を操作できるんです! 普段パソコンやスマホを操作するときはマウスや画面に触れないと操作できないと思うのですが、手を前に出して腕を動かすだけで操作できるなんてすごいですよね。この展示は、ジェスチャーコントロールという技術を使っているようで、これまで一度も体験したことのないものだったのでとても驚きました。また、サーキュラーはパビリオン出口の返却口で転がして返す仕様になっているのですが、そのときサーキュラーが「わ~」っと鳴きながら転がって行ってかわいかったです。

ドイツ館の次はアメリカ館に行きました。アメリカ館で特に印象に残ったのはロケットの打ち上げの様子を大型スクリーンで見れる展示です。横も上もスクリーンに囲まれているので、本当に宇宙に飛び立っているような感覚でした。スクリーンの画質も良く、星に囲まれとてもきれいでした。また、月の石を実際に見ることができました。月の石は1970年に行われた大阪万博でも展示され、今回の万博でも展示されると聞いていたので、良い思い出になりました。
アメリカ館を見終わった後はちょうどお昼時だったので、二日目のお昼ご飯は、トルコ料理を食べることにしました。トルコ料理はトルコ館内にもレストランがあるらしいのですが、パビリオンとは別に料理を食べられる場所があったのでそこで食べました。どのメニューもおいしそうで何を食べるかとても迷ったのですが、ケバブが有名らしいので、ビーフドネルドゥルムというビーフケバブと野菜が巻かれたものにしました。ケバブは香辛料が効いており、普段食べている日本食とは一味違う味でおいしかったです。食後のスイーツとして、トルコアイスを食べました。トルコアイスといえば、店員さんがサービスの一環として、なかなか手渡してもらえないことでSNSで話題にもなる有名なアイスですが、本当に渡してくれなくてとても面白かったです。アイスを顔の周りで一周されたり、受け取ろうとして持ったらアイス本体を持ち上げられて包装紙だけだったりなど、掌で転がされているような感覚でした! 30秒くらい格闘してやっと手にしたトルコアイスは、アイスなのにもちもちした不思議な食感でした。これもとてもおいしかったです。トルコアイスがどんなものか気になる方は、ネットで「トルコアイス」と調べるとたくさんの動画が見れるのでチェックしてみてください。

お昼ご飯を食べた後は、フランス館やアラブ首長国連邦館、ポーランド館に行きました。フランス館は「ロマンスとエレガンス」がテーマらしく、ルイヴィトンのトランクが一面に飾られている部屋があったり、樹齢1000年を超える「千寿オリーブ」が展示されていたりなど、神秘的な美しさを各所に感じました。この千寿オリーブは270名が赤い糸を結び繋いだ「AKAI ITOプロジェクト」でギネス世界記録にもなっているそうです。オリーブの木はとても大きくて、こんな大きなものどうやって持ってきたんだろうととても不思議に思いました。それに、木なので、枯らしてしまってはいけないし、結構苦労して持ってきたのだろうと思います。
ぺビリオンだけでなく、食べ物も万博の楽しみのひとつです。万博には世界の国の食べ物もたくさん売っているので、せっかくなら食べようと思いスイーツをたくさん食べました。オマーンのローズアイスやバーラト(インド)のマンゴーラッシー、TECH WORLD(台湾)のマンゴーミルクかき氷などどれもおいしかったです。なかでもローズアイスは特に気になって、どんな味なんだろうととてもわくわくしました。実際に食べてみると、何味とも言えない、まさにローズ味という不思議な感じでおいしかったです。アイスの上にバラの花びらが乗っていて、バラの香りも漂っていました!

あとは、開幕前に少し話題になっていた石が屋根になるように吊るされている休憩所(石のパーゴラ)にも行きました。石が吊るされてるって微妙じゃないかなと思っていたのですが、実際見てみると、葉っぱと一緒に屋根になっていて綺麗でした。本当に石が真上にあるので、万が一落ちてきたらと思うと少し怖いですが、斬新なアイデアで万博という期間限定ならありかなと思います。

石のパーゴラで少し休憩した後、ポーランド館、サウジアラビア館、オーストラリア館、カンボジア館、ラトビア館、コモンズ館のA館、C館、D館を一気に回り、そのあとは予約していた国内パビリオンのnull²(ヌルヌル)に行きました。このnull²はメディアアーティストの落合陽一さんがプロデュースしたパビリオンで、外見からすごく奇抜な見た目をしていて、とても目を惹かれました。null²はダイアログモードとインスタレーションモード、ウォークスルーモードという3つのモードがあり、私はインスタレーションモードを体験してきました。インスタレーションモードは天井と床が鏡みたいになっている展示室で光っている作品を見るもので、とても綺麗でした。null²もSNSなどで話題になっていたので、体験できて良かったです。ちなみにnullというのは「無効な」「空の」という意味で、プログラミングでも使われている単語なんです。今期に受講している「プログラミング入門」という授業で少し出てきました。 たくさんパビリオンを回って気が付いた頃には外は真っ暗でした。

こうして、私の万博2日目が幕を閉じました。2日目は1日目にあまり回れなかった海外パビリオン中心に回ることができ、とても満足でした。万博を通して、様々な国を知ることができ、とても貴重な体験になったと思います。次に日本で万博が開催されるとなると数十年後になると思うので、今回、万博を楽しめて良かったなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました! それではまたお会いしましょう!





