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11月6日(木)平井拓己准教授の授業「消費者経済学」にSMBC日興證券伊藤史人様をゲストスピーカーとしてお招きしました!

 令和7年11月6日(木)に本学科の平井拓己准教授が担当する「消費者経済学」の授業にSMBC日興證券西宮支店FC(フィナンシャル・コンサルタント)課より伊藤史人様(FC課長)にゲストスピーカーとしてご登壇頂きました。

 伊藤様には、昨年度も同授業にてゲストスピーカーとしてご登壇頂いており、昨年に引き続き「将来に備えるお金の話」をテーマに近く社会人として新たなスタートをきることになる大学生へ向けてお話頂きました。
 講義内では、証券会社ならではの「お金の価値が変わること」を切り口に、大学卒業後の就職、一人暮らし、旅行、結婚、出産などのライフイベントのイメージをどのように捉える必要があるのかを丁寧にお話頂きました。

 特に、講義で印象に残ったのが「資金計画の立て方」のお話と学生との「質疑応答」の場面でした。「資金計画の立て方」については、自身のライフプランを背景にどのように資金を確保する必要があるのかについて、身近な話題として物価高を事例にされていました。まず、実際の物価高の事例(2006年には137円だったカップ麺が2025年には40%増の193円になることなど)を取り上げ、同じ生活や同じモノ・サービスを購入するには常にお金の価値を考えていく必要があることをお話頂きました。加えて、モノ(お金)の価値が変わるため、ライフプランをより充実させようと考えた時には、自分が労働することに加えて「お金にも働いてもらうこと(投資)」が一つの選択肢になるというお話がありました。

 特に、実生活に大きく関係する食品などが例に上がったこともあり学生たちも興味津々の様子でした。

 一方で授業終盤の本学科学生と伊藤様との質疑応答の場面では「数字を扱うのが苦手だけれど、やっぱり金融業界に進もうとすると数字に強くないとだめなのか? 」という学生の質問に対して「数字に強い弱いは全く関係ない」と言い切りました。続けて、「数字に強いというよりは、仕事は常に人と人のコミュニケーションで成り立っている。その能力の方がとても大事。」と金融業界へ不安のある学生を鼓舞して下さいました。
 近い将来必ずやってくる様々なライフイベントに不安を抱きながらも前進する受講生たちにとって、常に目をそらすことのできない「お金」の存在をしっかりと認識する大変貴重な機会になったのではないでしょうか。

 この度、ご登壇頂きましたSMBC日興證券西宮支店FC課 課長伊藤史人様、誠にありがとうございました!

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