4年生パネリスト | |
Aさん(赤岡ゼミ) | 金融(地域総合職) |
Bさん(福井ゼミ) | IT企業(ゲームプログラマー) |
Cさん(肥後ゼミ) | 広告代理店(一般職) |
Dさん(大森ゼミ) | マーケティング(営業) |
Eさん(福島ゼミ) | ホテル(サービス業) |
Fさん(藤本ゼミ) | マスコミ(技術職) |
自己紹介
- 赤岡ゼミ4年生です。内定先は銀行で地域限定の総合職です。よろしくお願いします。
- 福井ゼミ4年生です。内定先はIT業界で、職種はゲームプログラマーです。よろしくお願い致します。
- 肥後ゼミ4年生です。総合広告業の一般職で内定を頂きました。4月から地元で、地域に密着したフリーマガジンの取材・営業・編集業務の仕事をします。よろしくお願いします。
- 大森ゼミ4年生で、就職先は通販マーケティングです。職種は営業で希望を出しています。よろしくお願いします。
- 福島ゼミ4年生です。ホテルに就職予定で、職種は接客全般です。よろしくお願いします。
- 藤本ゼミ4年生です。内定先はテレビ番組制作会社で職種は技術です。よろしくお願いします。
業界、業種の中から絞って受けるべきか
Q.たくさんある業界、業種の中から絞って受けていましたか? それとも絞らずに受けていましたか? その理由も教えてください。
- 私は、合同説明会では、そこまで絞らずにいろんな職種・業種の話を聞きました。興味のあった繊維商社と旅行業、金融業をメインに行きました。後は、友達が行きたい所も興味があれば一緒に行っていました。学内説明会は、自分から行きそうにないような職種・業種の企業も、学校に来るだけで1日に何個もやっていたりするので、そういうところにも行ったりしていました。行ってみると、やっぱり自分自身が興味あるかとか、会社の雰囲気などもわかるので、そこから絞っていって、もともと興味があった業界と金融業をメインに受けていきました。
- 私は、ずっとIT業界の中でもSEに絞って受けていました。なので、合同説明会には私は行っておりません。その理由は、SEにずっと興味があったし、その技術を身に付けたいと思ったからIT業界に絞ってずっと受けていました。
- 私は、明確にこれがやりたいというものがなかったので、とにかく様々な仕事について知ろうと思い、業界や業種は特に絞らずに受けていました。また、私は地元就職を軸に就職活動をしていたので、地元でできる仕事に絞って受けていました。そのため、特に近畿の合同説明会に行きました。合同説明会では地元に限らずいろんな職種や業種を知るように情報収集をしていました。
- 私の場合、職種は営業職に絞って受けていました。私はデスクワークがあまり好きではないので、一般職は全く考えていませんでした。そして、多くの人と関われる営業職に魅力を感じたので、営業職に絞っていました。業種は、始めはまず知っている大手の食品会社に絞っていました。将来、何がやりたいかなどまったく決めていないまま就職活動を始めたので、まずは自分の知っている食品関係に絞っていました。その過程で、食品関係の仕事は自分に向いていないと気づき、そこからいろんな業種を見るようになりました。
- 私は、就職活動を始めた頃はまったく絞らずに受けていて、何がやりたいかや、どんな働き方があるかを純粋に知ってみたいと思ったので、いろんな会社を受けていました。やっていくうちに、だいたい2月とか3月くらいから受かる会社と落ちる会社に別れてくるので、それで自然と絞られていって、最終的にはアパレルやホテルなどのサービス業に絞られてきました。
- 私は、高校生の時からテレビ関係の仕事に就きたいと思っていたので、マスコミ業界のテレビに絞って活動していました。
企業研究をどうやってしていたのか
Q.企業研究はどのようにしていましたか。具体的な調べ方や方法も教えてください。
- 私は、説明会にとりあえず予約をして、説明会の前に、その企業のホームページをチェックしていました。説明会でもホームページに載っていることと同じようなことを説明されるんですけど、そこで一生懸命メモを取っている時間が私にはもったいないと思ったので、ホームページを見て気になったところがあれば、そこを重点的に聞いたり、そこでしか聞けないことなどをメモするようにしていました。後は、説明会でのノートの取り方です。どんな雰囲気だったとか、気になっていた点、説明会で思ったことについてどういうふうに答えているかなどもメモを書いておくと、ESで書くことはないかもしれないんですけど、後々面接に行った時に使えたりするので、私は自分が思い出しやすいように、メモしていました。
- 私は企業の説明会に行く際には、前日か当日の朝にはその企業のリクナビなどに載っている掲載内容と、その企業のホームページの内容を一通り確認して、企業理念であったり事業内容であったりを把握するようには努めていました。説明会の場では、気になったところとか雰囲気だとかを全部メモをして、頂いたパンフレットなどにもすべて目を通して、その企業に対する自分の感想をメモして、後で思い出しやすくしたり、話しやすくしたりするようには気を付けていました。
- 私の企業研究の始め方は、大きく2つあって、1つ目はマイナビやリクナビなどの就活サイトで自分の条件にあてはまって、かつ興味があった企業を見つけることです。2つ目は、合同説明会で話を聞いて興味を持つことから始まります。その後の流れはAさん、Bさんと一緒で、企業のホームページやリクナビなどのサイトで大まかな情報を調べてから、個別の説明会に行くようにしていました。そこで、その企業の詳しいことを教えてもらえるので、説明会の前とかはあまり詳しく調べずに行っていました。説明会の前後に履歴書やESを書くことがあるので、その時は就活サイト・企業のホームページや説明会で聞いた内容を参考に企業研究を進めて書くようにしていました。特に、そこの企業が求めている人材像を重視していたように思います。後は、いろんな企業を見ていく中で、どれがどの企業かがわからなくなることがあったので、説明会に行った時に印象に残ったことなどを書きとめるようにしていました。
- 私の企業研究の方法は、まず説明会の当日か前日にホームページで企業のことを調べて、ノートなどにまとめていました。そこから説明会にできるだけ参加して、その中で自分で質問内容を2つくらい、説明会中に考えておいて、質疑応答の時に聞いてみたり、終わった後に社員の方を捕まえて質問してみるっていうのも、その説明会で聞けなかったことを聞けるのでいいと思います。
- 私は企業研究を事前からしているタイプではなくて、採用ページをまず読んでいって、選考が進むにつれて面接などで話せるように採用ページだけでなく、ニューリリースや企業の広報の方が更に発信しているような新聞記事などをネットで探して読んだりしていました。後は、サービス業や接客業を受ける人は、実際にお店だったりホテルだったりがあるので、そこにやっぱり足を運んでみると、ホテルといってもそれぞれちょっと違ったりするので、行ってみるのがいいなと思います。
- 私は、企業研究はマイナビやリクナビを活用しつつ、気になる企業のホームページをチェックしていました。あと、テレビ番組制作会社はリクナビやマイナビに載っていないことが多かったので、番組のエンドロールなどに出てくる制作会社などを見て、どんな会社が制作しているのかを調べて、その会社ごとのホームページを見て企業研究をしていました。
キャリアセンターを利用していたか
Q.キャリアセンターを利用しているか、利用された方はどのように利用していたか教えてください。
- 私はESの書き方講座とか、面接の一通りの流れはこういうものだよっていうセミナーはとりあえず受けに行きました。最初は何から始めたら良いのかあんまりわかっていなかったので、そういうところに行くことで、だいたいの流れがわかったので良かったかなと思います。あとは、ESの添削も個別でしてくれますが、それには2回ぐらい行きました。グループディスカッションの練習の講座にも行ったり、OGの連絡先も(資料に)載っているので、そういうことを教えてもらいにも行きました。
- 私が実際キャリアセンターまで足を運んだのは2回だけで、その内、1回はインターンシップに参加した際と、もう1回は個別で履歴書を添削してもらった時でした。でも、キャリアセンターが開講した就活対策講座、例えばメイク講座であったりマナーであったり履歴書の書き方講座などには何回か参加しました。
- 私もキャリアセンターが開講した講座には参加しましたが、キャリアセンター自体には行ったことはほとんどなくって、強いて言えば地元の合同説明会の資料などが置いてあったので、それを貰うために行っていました。
- 私は、SPIの対策講座だけ行って、後は、キャリアセンターはまったく利用していませんでした。
- 私もキャリアセンターをほとんど使ったことがなく、たまに求人を見に行ったりなどはしていました。
- 私もSPIの本を買ったものの、アパレル業界は自社で作ったテストが多いので、SPIは全く勉強していま私はキャリアセンターを1回使ったことがありますが、その1回があんまり私に合わなかったので、1回きりです。でも、キャリアセンターが開講している講座、対策講座、セミナーには参加しました。
ES(エントリーシート)や履歴書の開始時期と書き方
Q.ESや履歴書の上手な書き方、添削方法、いつごろ書き出始めたのか教えてください。
- 私は12月の後半くらいから書き始めました。それより前にセミナーを受けていたんですが、セミナーで基本を理解してから、自己分析テストを受けて、それを参考にして書いていました。でも、いきなりその結果を使って自分で書くということは難しいと思ったので、先輩などいろんな人のを見せてもらって、自分にも書けそうなパターンを探してみるっていうのは有効だったかなと思います。自分の言葉で書かないといけないのですが、やっぱり「こういう書き方もあるんだ」「こういう書き方だったらうまく書けそうだ」っていうのがわかって良かったかなと思います。同じ業界を受けた人のESを見せてもらったりすると特にいいかなと思いました。
- 私が書き出したのは2月中旬くらいです。まず、12月中旬くらいに友達に他己分析をしてもらって、それを参考にしました。またゼミの先輩方が就活対策みたいなことをやってくださったので、その時に頂いた履歴書のコピーを見つつ、あと履歴書の書き方講座にも出席していたので、それらをもとに書きました。それを1度だけキャリアセンターで添削していただいて、後はそれをもとにずっと書いていました。文字の見やすさを意識して、太さの違うペンとかを使い分けたりしていました。
- 私は添削をしてもらったことがないんですが、キャリアセンターで主催していた履歴書の書き方のセミナーに参加して、それを参考に書き始めました。実際に書き始めたのは1月中旬のちょっと遅い時期になります。履歴書やESは面接の時の面接官の質問用紙になるので、面接の回数を重ねていく中で、どういうことを履歴書に書いたらいいのかなど少しわかってくるようになったので、面接を受けていくにつれ書く内容が変わっていきました。面接で自分が話したいことを書くんですが、面接官の人がどのようにその内容を突っ込んできてくれるかを想像しながら、興味を持ってもらえるように大まかに、あんまり細かく書き過ぎないように書くのが大切かなって思います。
- 私がESや履歴書を書き始めたのは12月中旬くらいで、添削方法は知り合いにキャリアアドバイザーの仕事をしている方がいたので、その方に履歴書は見ていただき、添削していただきました。ESはすごく量が多いので母に見てもらっていました。知り合いのキャリアアドバイザーの方から、ESや履歴書の上手な書き方っていうのは、初めに結論を持っていったり、その結論をちょっと太いペンで書いたりして、相手に見やすいようなESを書くと良いと聞きました。
- 私もESの添削などはしてもらっていないのですが、兄弟や知り合いの人に少し見せてもらって参考にしました。書き始めたのは1月の後半から2月くらいで遅かったですが、書く内容はあくまで参考にして真似たりはせずに、自分が思った通りに書く方がうまくいくなって最後のほうには思いました。コツというほどではないのですが、文章をだらだら書くのではなくて、時には箇条書きでも通りますし、後は、文章を書く場合も絶対タイトルを最初につけていました。タイトルを書いてから文章を書くと、読んでいる人も読みやすいと思うので、そういうところは気を付けながらやりました。
- 私はESや履歴書を書いたのは1月下旬からでした。キャリアセンターに添削をしてもらったことや他の人に添削してもらったことはありません。面接で質問される内容を考えてESや履歴書を書いていました。ESと履歴書を送る前に必ずコピーして、受かったものは残して、その文章を参考にして、いろんな企業に提出していました。
面接対策について
Q.面接対策はどのようにしたのか教えてください。
- 私は、セミナーは学校で行われているものに参加しました。キャリアセンターで模擬面接とかもありましたが、予約がとれなくて行けなかったです。自分でやったことは、面接ノートを作ることです。面接で何を聞かれてどう答えたかとか、答え方が良かった悪かったところなどを書いていました。後は、最後に「質問や言いたいことはあるか」と聞かれた時に、だいたい3つくらいは用意しておいた方がいいと思います。その場で感じたことを質問するのも良いとは思うんですが、面接の場で頭が真っ白になると質問などを考えられないので、やっぱり3つくらい事前に準備しておいた方が良いかなと思いました。
- 私は、キャリアセンター開講の面接対策講座を受けました。後は実際に面接を受けて場数を踏んでいきました。面接の前には、提出した履歴書などのコピーを確認して、「なぜそこに入社したいのか」をちゃんと確認するようにしていました。上手くいかなかった面接の後は振り返って、ここがダメだったっていうのをメモして次に繋げるようにしていました。
- 私は模擬面接などの対策は特にしていませんでした。実際の面接を受けて、場数を踏むことで慣れるようにしました。正直慣れることはなかったんですが、だいたいの面接の流れは、受けていく中でわかるようになりました。また、面接の前日や会場に向かう間は履歴書を読み直したり、最近のトップニュースなどを見るようにしていました。特に、志望動機は企業によって変わるので、他の企業と混乱しないようにちゃんと読み直して復習していました。最近のトップニュースは、ツッコまれることがたまにあったので、答えられるようにチェックしていました。面接中は、予測していない質問とかがあったりして毎回1回は頭がフリーズしていました。でも、面接官の人もこっちが緊張していることはわかっているので「落ち着いてください」とか優しくいってもらえるので焦らずに落ち着いて面接を受けることが大切かなと思いました。
- 私がしていた面接対策は、1つ目が回数を重ねて場慣れすることが大切だと思うので、さまざまな会社の面接に参加してみて経験値をあげる方法です。もう1つは、友達同士で練習してコメントし合うという方法で、相手の側に立って言ってあげたりして気付くこともあるし、自分も気を付けようって思ったりできると思うので、そういう方法もありかなと思います。
- 私も面接講座には参加せずに、ひたすら自分の家とか部屋とかお風呂で練習していました。Dさんもおっしゃられていたように、本命の会社とか、行きたい業界の面接が最初になると緊張するので、自分の中では志望順位が低い業界の面接も、たくさん行ってみて面接を受けるのが大事かなと思います。数を重ね、経験値として身につけるほうが絶対に慣れると思います。
- 私は、模擬面接は夏の就職対策講座のみです。あとは実際の面接を受けて場数を踏むようにしていました。いろいろなテレビ業界の面接を受けて、面接での質問や回答をノートにまとめていました。質問に答えられなかったものを、次に同じ質問をされた時に答えられるように考えてノートに書いていました。面接のポイントは、笑顔で元気よく答えることだと思います。私が内定を頂いた企業は、面接の時に14人から20人程の面接官がいて、基本的に質問された人を見て、面接官全員に聞こえるようにハキハキと答えていました。
選考の流れについて
Q.内定先、もしくは受けた企業の選考の流れについて教えてください。
- 私の内定先の選考についてお話しします。まずESとWEBテストが同時期にあって、それから連絡が来ました。最初にグループディスカッションが行われて、次に3人対1人のグループ面接でした。受ける方が3人で、面接官が1人です。その後、1人対1人の個人面接が3回ありました。それから最終面接なんですが、最終面接の日は、同じ日に2回面接をして、その場で内定を頂きました。私の内定先は、だいたいその日か翌日に連絡があって、「その日か明日何時に来てください」ということがありました。また、他の企業ですが、「2分間で自分についてプレゼンをしてください」というものもありました。
- 私の内定先は、2月初旬に説明会がありまして、その場で適性試験とESを書いて提出しました。2月下旬と3月上旬に合わせて2回、社長と社員の方数人と面談をしました。そして、そのまま3月下旬に内定を頂きました。また、4月上旬に社長と、内定承諾の期限や現在の状況についての面談をしました。他の企業は、私はSEしか受けていませんが、大手はSPIのような試験が多く、中小は適性試験が多かったです。また、その場で試験をする企業も多かったですね。その場でESも書いたり、面接の時に履歴書を提出したりなどもしました。中小企業中心だったので、面接は2、3回くらいでした。
- 私が内定を頂いた所は、まず個別の説明会に履歴書を持って行って、その場で適性テストと一般常識のテストがありました。次に、4人でのグループディスカッションがあり、次に3人対5人くらいの役員によるグループ面接がありました。次は、常務取締役による個人面接で、最後に社長によるグループ面接が1人対6人くらいでありました。内定通知は電話で頂きました。
- 企業によって選考の流れはバラバラですが、私が内定を頂いた企業の場合は、最初に説明会と筆記のテストをし、それに通ったら1次面接でした。1次面接は集団面接で、1人対4人ぐらいでやりました。2次面接は個人面接で、3次面接も個人面接でした。その後、4次面接の時に社長と個人面接をして、その場で内定を頂きました。
- 私が内定を頂いた会社は、まず説明会に参加して、同じ日に会社独自の一般常識の筆記テストがありました。次に、グループディスカッションと英語の聞き取りテスト、3次選考がSPIと個人面接と志望理由を手書きで書きました。最後の4次選考が最終面接で、役員の方たちとグループ面接をしました。ここの会社は、毎回行くたびにアンケートみたいな形で、ESとは別に少し文章を書くことがあって、そういうところも結構見られていて、面接で聞かれたりするので、それも大事にしました。もう1社内定をもらったところがあるんですが、そこはアパレルだったので、ファッション業界を受けるとやっぱり私服面接が多くて、絶対に「今日のコーディネートはなんですか?」という質問があったり、そういう流行重視の会社だと最近のニュースのことなども結構聞かれるので、ファッション業界を目指す人はそういう点にも注目しながらやっていくと良いと思います。
- 私の内定先では5回の選考があり、1次選考では説明会と試験を受けてからESと履歴書を提出しました。2次選考は5人1組の集団面接、3次選考も集団面接で、主にグループディスカッションをしました。4次選考はビデオカメラを使った選考を行って、5次選考は個人面接でした。最後の個人面接だけ、面接官が7人でした。内定が決まるまで2か月ほどかかりました。
今の企業に内定できた理由
Q.なぜ自分が今の企業に内定できたと思うのか教えてください。
- これは、ちょっとはっきりはわからないんですが、この会社に就職したいという気持ちが伝わったのが大きいのかなと思っています。というのも、また別の金融業を受けた時に最終面接まで行ったんですが、その時、そこに就職したいって気持ちがあまり強くなく、内定が欲しいっていう想いの方が結構ありました。その程度の気持ちだったので、その企業の業種や企業自体についての研究が甘く、落ちてしまいました。その企業では最後にフィードバックをしてくれて、その時の対応は「結構良かったよ」というふうに言ってもらえたんですが、その企業に対しての気持ちが甘かったことが落ちた原因かもしれないと思ったので、そこが落ちてからは、面接までにできることは全部抜かりなく、ギリギリまで企業のホームページを見たりだとか、説明会で聞いたことだったりを読み返したりしていました。そういうことから、気持ちが伝わったのが大きいのではないかと思いました。
- 実際はよくわかりませんが、技術職希望だったことが繋がったのではないかと思っております。後は、面談でも社員の方と素直に話せましたし、雰囲気が合っていたかなとは思っています。
- 私も正直自分ではわからないんですけど、強いて言えば先ほどもおっしゃっていたように、本当に働きたいと思った企業で志望動機が明確だったので、熱意は伝わったのかなと思います。また、そこの企業は最近ARなどの技術を取り入れている企業だったので、業務内容と自分が大学で学んできたこととの共通点が多かったので、面接官の人がこちらに興味を持ってくださり、自分の言葉で話す会話っていうんでしょうか。そういうのが上手くできたからではないかと思います。
- 私がなぜ内定を頂けたのか聞いていないので、あくまでも推測ですが、話しているときに楽しそうに言いたいことを言えたからだと思います。私の内定先の面接が結構硬い感じではなくて、「何が好きなの?」とか「どういうことが趣味なの?」から始まって、私のことをすごく聞いてくださり、会話というか友達と話しているような感じの面接でした。なので、そういうふうに楽しそうに笑顔で言いたいことを言えたから、内定をもらえたのかなと思っています。
- 私も正直ずっとわからなかったんですが、内定式に参加した際に、社長がおっしゃっていた言葉を聞いて、すごく共感して、改めて自分がやりたかった仕事や、自分がなりたかった姿と、会社が求めていることが一緒だったんだって、その時すごく実感でき、納得できました。会社の求めているものを理解して、もし就活をしていたら、それはすごいことで、普通はそんな作戦立ててできないものなので、最後はやっぱり縁というか、受かったところはやっぱり自分に合ってるっていうふうに前向きに思ってやっていました。数をこなして、たくさんの会社に出会って、信じてやっていくしかないかなと思いました。
- 自分自身でも正直よくわかってないんですが、内定をもらった企業のことが本当に好きだったっていうのはあるし、本当の自分を出せたのが良かったのではないかと思います。私が企業の方と話していた時に、周りの志望学生が全員技術の経験者だったので、もうこれは絶対落ちるなって思って、これならいっそのこと本当の自分を出してしまおうと思って話していたら受かったので、本当の自分を出したらいいと思います。
希望の仕事が周りから不向きと言われた時、どうするか
Q.例えば、自分は営業がしたいが、自分をよく知る両親や友人には向いていないと言われてしまう場合があると思います。やってみたい仕事が自分には不向きだと思われる場合、どちらを優先すべきでしょうか。
- 私は、とりあえず受けるべきだと思います。説明会等を聞いて受けたいと思うかもしれないので、その説明を聞いたうえで、やっぱり自分がやりたいと思っているなら受けた方がいいと思います。実際に面接を受けながら、向いているとか向いてないとかを感じることがあると思うので。通るか通らないかは別にして、受けてみればいいと思います。受けてみたい企業は早めに受けるべきだと思います。後々まで迷っているようなことをやっているとすべて中途半端になってくると思うので。
- 向き不向きは実際にやってみないとわからないので、やってみればいいと思います。自分の興味関心を大事にしていただきたいと思います。私も実際、プログラムなど授業の時点では全然できていなかったので無理だと思っていましたが、プログラムが好きなのでやってみました。また、若い内ですからやり直しはきくと思うので、やってみたらいいと思います。でも、周囲の意見も意見として、知っておくべきだと思います。
- 私も一緒で、自分がやりたいと思うなら、チャレンジするべきだと思います。私は4月から営業の仕事もしますが、自分は人見知りで、こうやって人の前で話すのがすごく苦手で、営業の仕事がちゃんとできるか、今から心配なんです。でも、やってみないとわからないので、とりあえずやってチャレンジしようと思います。その中で向き不向きがあると思いますが、チャレンジしてみることが大事かなって思います。
- 私もやってみたいと思う仕事をチャレンジしてみてはどうかなと思います。やってみたいと思う仕事があるということは、すごく素敵なことですし、やりたくない仕事をしていても続かないと思います。やってみたいと思う仕事なら少しつまずいても頑張れると思うので、やってみたい仕事にチャレンジしてみたらどうかなって思います。
- 私もみなさんがおっしゃられている意見と同じ意見で、とりあえず受けてみたらいいと思います。実際に向いてないって企業に判断されたら、そこで切れてしまうので。たぶん会社側もわかって採用活動をやっていると思います。私は、あまりしたいことがなかったので、自分をよく知っている先生や家族に「ここの会社を受けてみたらどう?」って言われたところを受けたりしていました。「向いてないんじゃない」って意見に対しては、やりたかったらやってみたらいいし、「受けてみたら良いんじゃない」って言われたところを受けてみるのも、すごく良いんじゃないかなって思います。
- 向き不向きはやってみないとわからないし、経験していないうちに諦めなくてもいいと思います。私が受けたところは、忙しくて3ヵ月以上続く人が少ないっていうのを内定先から言われて、本当に自分がしたいって思わないとできない仕事です。それでも私はやってみたいと思う仕事だったので、それを優先しました。
就職活動を終えて
Q.キャリアビジョンはどこまで先のことを考えて就活をしたか。
- 私の場合は、自分にそこまでこだわりがなく、受けた業種もバラバラだったので、それぞれに対応して、自分がもしこの職業についたらってことを考えて、面接では話すようにしていました。金融業だと、キャリアプランを考えるようなグループワークとかセミナーも多いので、結婚・出産後も働ける環境を生かしたキャリアビジョンを、あんまり細かくではないですが、ざっくりと大まかには考えていました。
- 私は深く考えていませんでした。あまり結婚・出産に興味がないのもあると思いますし、まぁなんとかなるだろうっていう楽観的な部分もありました。正直、これから先、何十年ものキャリアの実感があまりなかったのと、実際どうなるかなんてわからないので、今の自分が一番良いと思ったところを選ぶようにしました。
- 私は結婚・出産のことも考えて就活をしていました。結婚・出産しても同じ会社で働き続けたいなって気持ちがあったので、そういった意味でも地元就職を軸にしていました。
- 私の場合も、面接の際にキャリアビジョンを聞かれたりするので、結婚・出産のことを考えていました。よく企業に「10年後どんな人物になりたいか」と質問されることがあったので、一応考えておいた方が良いと思います。
- 私はそこまで考えていませんでした。出産や結婚に関しては、自分がそこまで意識していなくても、どの会社も女性が受ける場合は説明を親切にしてくださいますし、実際に参加した学生がたくさん質問をするので、そこでなんとなくわかっていけば良いかなと思っていました。キャリアプランで言うと、どんな仕事をしたいとか、何年後どんなポジションにいたいかなどは考えながらしていました。ホテルの場合は大学生だけではなくて専門学生や短大生も多いので、大学卒業だからこそ、できる仕事の可能性も広がるので、そういうところの違いを自分で考えながら面接とかでは話すようにしていました。結婚や出産をすごく考えるのであれば、金融や保険など、女性が活躍する業種を受ける方が良いかなと思います。
- 私はあんまり考えていませんでした。でも、面接で聞かれることがあったので、東京オリンピックの撮影をしてみたいと思っていたので、そのことをしっかり伝えて、東京オリンピックが終わってから、ちゃんとキャリアプランを考えようと思っています。
就活で気を付けた方がいいこと
Q.就活を終え内定を得た今だから言える、これだけは気を付けたほうがいい!ということは何か。
- ESのことについてですが、私は最初、繊維商社、アパレル繊維や通販商社など、そういう企業を中心に受けていましたが、そういう企業は記入欄の下が空欄になっていることが多かったです。金融関係は行で書くものが多いんですが、そういう空欄っていうのは自由に使えるので、どうしようって思ってしまって、結構時間をかけてしまうので、時間に余裕を持つことと、1つのことに時間をかけすぎないことも大事かなと思いました。1個に時間をかけると、他のが出せないっていうことになって、結局頑張って書いたのも落ちた時に、また1から始めないといけないってことにもなると思うので、時間に余裕を持つことと、時間をかけすぎないことが大切かなと思いました。後は、緊急時に対応できるような、例えばストッキングとか、何かに引っかかって破れちゃうということがあるので、替えは常に持っておく方がいいと思います。あと、靴の傷隠しとか。身だしなみも、やっぱり見た目が大事というか、清潔感があるかとかちゃんとしているかっていうのは、ある程度は見られると思うので、そこは気を付けていました。あとは、アルバイトの話はダメというように思っているかもしれませんが、そんなことは私はなかったかなと思います。アルバイトの話をしたから落ちたとかいうこともないですし、私自身も結構そういう話をしてきたし、高校時代の話も今に繋がることであれば良いかなと思いました。
- まず、マナーを身につけていただきたいなと思いました。履歴書の提出の仕方であったり、企業へのメールの送り方、言葉遣い、面接の時の立ち振る舞いなど、そういったマナーを身につけていただきたいと思います。実際、集団面接などでもうっかり言葉遣いが出てしまったり、それを聞いたりもしましたし、履歴書を紙ペラ1枚で出していたりも実際に見たので、その辺はちゃんとしたほうが良いと思います。後は、マナーになるかわからないですけど、身だしなみもきちんと気を配った方がいいと思います。また、私は勉強よりも面接対策をした方が良いんじゃないかなと思います。さっき場数を踏んだ方がいいって言いましたが、その前に自分自身と向き合って、自己PR、自分はここが売りなんだということをまず押えておいて、初対面の人に最低限話せるようにした方が良いかなと思います。
- 履歴書のコピーは絶対しておいた方が良いと思います。履歴書って提出をしたら返ってくることは、まずないので、面接が進んでいくにつれて履歴書がないと何を書いたのかわからなくなって、面接の時にとても困ると思います。なので、そこはちゃんとしておいた方が良いと思います。あと、気をつけた方がいいってわけじゃないのですが、就職活動の中で楽しみを見つけるべきかなと思います。私の場合、地元就職だったので、実家の方に帰れるっていうのがすごく楽しみで、嫌な面接が終わったら実家でゆっくりできると。そういう楽しみを見つけて、就職活動をしていて良かったなって、ちょっとでも思えるようなものを見つけてください。就活でいろんな所に行くと思うので、観光するとか美味しいものを食べるとか、そういうものを作るだけでちょっと楽しくなると思います。
- 面接の時とか緊張すると思いますが、この子と一緒に働きたいと社員の方に思っていただけるようにすることが大切だと思うので、相手の目を見て、笑顔で対応することを心掛けてほしいです。あと、私は何をやりたいかとかを決めずに就職活動をしていたので、軸もブレブレでやってしまっていましたが、そういうふうにしていたら面接の時にバレてしまうので、自分でちゃんと過去を振り返って、自分は何でこういうことをしたんだろうとか深堀りをして、自分のことを見つめ直し、軸を持って面接に臨んでほしいなって思います。
- 就職活動のスタートが遅いと、後からこの業界良いなーと思った時には、既に締め切っていることが多いので、視野は最初から広く、情報はたくさん貰える方が良いと思います。なので、プレエントリーはたくさんしてみて、貰える情報は貰っといた方が良かったとちょっと後悔しました。個人的に、お勧めしたいのが、面接の時に最初に笑顔を見せるのは誰でもできると思うんですが、最後出て行く時もやっぱり重要なので、最後に礼をした後に、絶対もう1回面接官の顔を見て笑うと、なかなか最後に良い印象を残せると思うので、是非使ってみてください。
- 内定を頂いた今だから言えることは、履歴書にどこか抜けていない箇所はないかを確認することです。ありえないと思っていたことなんですが、私が履歴書を企業に提出する時に、証明写真を貼るのを忘れたまま提出し、企業には受け取っていただけたのですが、後でもう1回自分で同じことを履歴書に全部書いて写真を貼って送り直しました。それで企業から内定を頂けました。証明写真って一番大切だと思うので、ちゃんと抜けているところはないか確認してから提出すると良いと思います。あと、やっぱり書いたものをコピーするのも大切だと思いました。
就職活動中のアルバイトについて
Q.就活中アルバイトはしていましたか(程度や頻度)? もしくは辞めた時期について教えてください。
- アルバイトはしていました。日数は大分減らしていましたが、週に1回から2回ぐらいは入っていました。エントリーシートの提出期限が結構迫っているときは、あんまり入らなかったです。私はずっとエントリーシートと向き合っているのは、ストレスになると感じたので、息抜きにはいいと思いますし、交通費とか結構かかるので、アルバイトはしていても別に支障はないと思います。
- 私は、元々、大学に入ってからアルバイトはしていません。内定を頂いてから、始めました。私は、アルバイトをやっていないから、学校以外は時間があったので、2月に毎日選考説明会を予定に入れるということができました。時間があるからそういうことができたのではないかと思います。また、私の周りの友達は、アルバイトをやっていても特に辞めずに働いていたと思います。
- 私は、就活中もアルバイトは辞めずにずっと続けていました。大体、週3から週4だったのが週2や週1にはなりましたが、それでも続けていました。就活中、就活についてずっと考えているのはしんどいので、今まで続けてきた生活の中に就活を入れるという形で、あまり就活中心の生活にならないようにしていました。正直、就活はお金がかかるので、自分でアルバイトをしてそのお金を稼いでいました。
- 私は、アルバイトをやっていました。週に2~3度ぐらい行っていました。面接などが急に入ってきたりして、日程がかぶったりしたら心配だと思う方は、土曜日・日曜日は、あまり選考が入ったりしないので、土曜日・日曜日に入れたらいいかなと思います。
- 私も、アルバイトは辞めずに同じように続けていました。時間は、普通にあるので、アルバイトに行き、就活と関係のない人と話したりしていました。また、私のアルバイト先は、社員の方もたくさんいたので、実際に社員として働いている人を日頃から見ることで、私の就活の励みというか、この人たちも頑張っているなと思いながらできました。メリハリをつけながらなら、アルバイトは全く問題なく続けられると思います。
- 私は、就活中もアルバイトをしていました。半月シフト制だったので、最初はアルバイトを入れず、就活の予定が埋まってから、アルバイトを入れていました。また、日曜日にあまり就活が入らなかったので、日曜日にアルバイトを入れていました。企業によって「1週間後にまた、面接に来て下さい」ということがあったので、1週間後くらいは空けるようにしていました。
インターンシップについて
Q.インターンシップには参加していましたか?
- 私は、インターンシップの選考は受けに行ったけど、たぶんWEBテストで落ちました。それを受けてから、勉強もしないといけないなと思いました。やっぱり受かった方が一番良いと思うし、就活中も話せることだと思いますし、行くことだけでも変わることはあると思うので、行けるなら選考だけでも行ってみたらいいと思います。
- 私は、キャリアセンターが行っているインターンシップに参加しました。希望職種がSEだったので、そこの会社に行きました。実際にどういうものなのかを見られるいい機会になったと思います。
- 私は、インターンシップには、参加しませんでした。
- 私もインターンシップには、参加しませんでした。参加できるのであれば、その会社がどういう雰囲気なのかを感じられると思うので、できる方はしてみてもいいと思います。
- 私もインターンシップには、一度も参加しませんでした。でも、行きたい企業がすでにあって、インターンシップをやっているのであれば、参加する方が絶対良いと思うので、参加した方がいいと思います。
- 私もインターンシップには、参加していません。友達は、インターンシップに参加していたのですが、その時に就活をしている仲間が増えて、企業の情報を共有していたので、参加する方がいいと思います。
今からしておくべきこと
Q.3年生の12月、今からしておくべきことなどはありますか?
- 自分を見てもらう前にテストで落ちるというのは、自分的にも納得いかないことになると思うので、自分自身を見てもらえるように勉強はしておいた方がいいと思います。また、セミナーに参加するなど就活に関わる機会を作っておいた方が良いと思います。
- とりあえず、この後期の単位は全て取りましょう。3、4月になると、学校に行きながらの就活になると思います。私は、2月の平日は毎日説明会などに行っていましたが、それで単位がないとなったら大変なことになると思うので、せめて、この後期の単位は全て取った方がいいと思います。あとは、面接や履歴書対策、それに向けての理解を深めていったらと思います。この機会に他己分析をしてもらうのもいい機会になるんじゃないかと思います。
- よく自己分析をしろとかあると思いますが、あまり切羽詰まらずに、友達と「そろそろ就活だね」と話しあって、気持ちをそっちに持っていくことから始めてみたらいいと思います。履歴書で何を書こうとか、私はどういう人間なのだろうとか、長所だったり、短所だったり、それも友達とよく話しながら、考えていき、自分の長所はこういうところだとか、それをどうやったら話せるかなど、エピソードだったり、そういうものを探していったり、あまりどうしようと思わずに、軽い気持ちで始めたらいいのではと思います。
- 先日、内定先の人事の方から、その場でアドバイスを頂いたのですが、「自己分析をしておいた方がいいよ」と言われました。自己分析って堅苦しいかもしれないと思いますが、自分が過去にやったことについて、なぜ自分がこういうことをはじめたのだろうと深掘りしていけば、エントリーシートに書くことにもつながっていくと思うので、自己分析を今からしておけばいいと思います。あと、今日帰る前にSPIの本を買って勉強もしておいたほうがいいと思います。よくWEBテストで落ちて、私のことを見てもらえなかったということもあるので、今のうちから勉強しておいてほしいです。
- 勉強はいつでもできるので、時間があるうちにやるのがいいと思います。企業に対する志望動機は今考えても出せないので、先に自己PRと学生時代やったことのネタを集めておく。今、就活モードになっていると思うので、今のうちに旅行に行ったり、遊びに行ったりするのもいいと思います。就活、就活とならずにこれからの就活で話せるかなと思うようなネタを集める時間に使ってほしいと思います。
- テレビ業界を視野に入れている人は、自分はどんなテレビが好きか、それはなぜかなど、好きなテレビの基準を決めておくことだと思います。面接では、絶対と言っていいほど、好きなテレビは何ですかと聞かれることが多いし、好きな番組の制作会社や局を調べることができて、他局や他の制作会社との比較もできやすいので、いいと思います。また、SPIは私はあまり勉強していないのですが、しておいて損はないと思うので、しておく方がいいと思います。
就活で楽しかったこと、良かったことについて
Q.就活で楽しかったこと、良かったことはなんですか?
- 就活をしていて良かったことは、自分が志望している業界以外の話を聞いても、何らかの形で自分の進路を決めるにおいて、影響を与えるようなことも言ってくれたりします。普段話している中で自分はこういうふうに思うということを話すことはあまりないと思うのですが、自分と向き合う意味でも就活を通して、いろんなことが知れたことがよかったと思いました。あとは、ハキハキと話すことが就活を通してできるようになりました。
- 正直、楽しかったところはないです。よかったところは、自分と向き合う良いきっかけになったと思います。自分はこういう人だった、こういうことがしたかったという理解を深めるきっかけになったと思います。あとは、就活の説明会などでいろいろな所へいく機会になり、いろいろ回れるきっかけになったと思います。
- いろいろな企業や職種を知るきっかけになり、自分の視野が広がり、いろいろなものを見られるようになったことがよかったと思います。楽しかったことは、地元に帰れたこともありますが、就活中に出会った人が意外と知り合いの知り合いだったりして、世間の狭さも感じたことが楽しかったと思います。
- 就職活動をしていて良かったことは、社長が直々に来て下さる説明会とかもあり、社長からお話を聞ける機会はめったにないもので、直接話が聞ける良い機会になったことです。また、就職活動中に隣になった人と話して仲良くなって就活友達ができたことと、自分を見つめなおす機会ができたことはよかったことだと思います。
- 私は、就活が割と楽しかった人間です。何が楽しかったかというと、やはり就活は人と出会うことが多く、自分が知らなかった世界を知れるということを軸に就活をやっていたので、たくさんの知らないことを知ることができたので楽しかったです。あとは、自分を見直せることです。こんなに自分を好きにならないとやっていられないこともあまりないと思うので、自分に酔って、すごい人だと思って話すと自信がついて楽しくなります。また私は、梅田や三宮に出ることが多くなったので、デパ地下に寄って帰ったりだとか、都会に出ると普段行かないところに行けるので、そういうことを楽しみにしながら活動していました。
- 私が就活で楽しかったことは、東京に行くことが多かったので、面接や説明会終わりに面接会場から4時間かけて東京まで歩いて帰ったり、いろいろ探索して歩いて帰っていました。あとは、東京にいろいろな友達が面接などで来ていたので、東京で一緒にご飯を食べたり、いろいろなところをまわったりして、梅田や三宮にはよく行くけれど、東京に行くことは旅行でしかないので、ちょっと変わった気分になって楽しかったです。
会場からの質問:面接に行った回数、エントリーシートを出した枚数について
Q.先ほど何回か場数や場慣れという言葉を聞きましたが、実際には、どれくらい面接を受けられたのか、エントリーシートを何枚くらい書かれたのか、わかる範囲でいいので教えて下さい。
- 正確には覚えていませんが、エントリーシートは20社ぐらいでその中から、面接を受けたものが10社から15社ぐらいだったと思います。
- エントリーシートより履歴書の方が多かったです。履歴書は20枚と少し。30枚もいっていなかったと思います。面接の数は、10から15回ぐらいだと思います。
- 私も皆さんと一緒で、履歴書は20から25枚で、面接は、15回ぐらいだったと思います。
- プレエントリーは、WEBですぐに出来るので、多分200社ぐらい出していたと思います。履歴書やエントリーシートは、私は多めで、50社から60社ぐらい出しました。面接は場慣れする意味でも、30社ぐらいは受けていました。
- 私も履歴書やエントリーシートは、最近、結構ネットで送るだけのものも多いので、それを合わせると30社から40社は出したと思います。面接は20社ぐらいです。
- エントリーシートや履歴書は、20社から30社ぐらいで、面接は、15社から20社ぐらいです。
会場からの質問:就職活動をしていた期間について
Q.皆さんが、就活が始まったと思われた時期から、どのぐらいの期間で就活を終了されたのか、期間を教えていただきたいです。
- 合同説明会から数えると5ヵ月ぐらいです。それよりも前にインターンシップを受けに行ったのが、夏ぐらいです。そのインターンシップから合同説明会が始まるまでは、学内のセミナーなどに行っていたぐらいで、12月の合同説明会にも行きましたが、その時は、そこまで真剣ではなかったです。真剣に就活をした期間は、4ヵ月から5ヵ月ぐらいです。
- 私は、3年生の夏にキャリアセンターのインターンシップに参加して、その時は、「こういうものだ」ぐらいの気持ちで受けていました。そこから、セミナーを何回か受けていましたが、とりあえずやっているぐらいの意識でした。12月1日の一斉合同説明会にも私は行っていないので、みんながやり始めているなくらいの気持ちでした。そこから12月中旬ぐらいに仲のいい友人が、スーツでビシッとキメて写真を撮りに行くと言った時に、初めて就活が始まったのだということを実感しました。そこから、4月には終わったので、4ヵ月から5ヵ月ぐらいで終わりました。
- 私たちは12月1日から就活解禁だったのですが、12月1日にマイナビやリクナビにアクセスするとサーバーがダウンしていて、その時に就活が始まったのだと感じました。でも、そのあと友達と始まったねと言うぐらいで、実感はあまりなかったです。実際に就活が始まったと実感し始めたのは、合同説明会に行き出して1月中旬ぐらいから個別の説明会が始まるのですが、そういう予定がスケジュール帳に埋まってきて、週に3から4社行くようになって「最近、スーツをいっぱい着ているな」と思いはじめた時に、自分は就活しているなと実感しました。内定を頂いたのが6月後半だったので、実質4ヵ月から5ヵ月ぐらいだと思います。
- 10月から就活しないとと口で言ってはいたものの、12月に就活が解禁になり、1日にあった合同説明会に参加した時に、会場にはたくさんの人が来ていて、「こんなにもの人が就活をやるんだ」と思った時に自分は就活をしていると実感が湧きました。そこから始めて、私が内定を頂いたのが、6月前半ぐらいなので、半年ぐらいで終わったのですが、途中で就活が嫌になり休憩を入れた期間があります。
- 私も、12月から合同説明会などに行っていましたが、説明会に行っていた間は就活をやっているなと思いませんでした。実際に気分が上がったり、落ち込んだりした期間は2、3ヵ月で、3月4月に選考が始まって面接を受け始めてから就活を実感して、しんどかったです。
- 私は、12月は始まったなとゆるゆる就活を始めました。制作会社の採用開始が遅かったので、12月1月2月は、こんな企業があるのだと調べたり、ほとんど遊びに費やしました。就活をしていると自覚したのは、本当に好きな会社を見つけてその企業を受ける際に、「この企業に入りたい」と思ったときが一番自覚しました。それが3月、4月なので、そこから4ヵ月ぐらいは集中して就活をしました。
会場からの質問:入りたい業種の技術的な知識の準備について
Q.入りたい業種や企業の技術的知識の準備はされていましたか。また、その知識は就活内でやはり必要で、就活が始まるまでに身につけておかなければならないのでしょうか。
- 私は、金融業界を受けましたが、簿記や証券外務員の資格を持っていたわけでありませんでした。ただ、やはり金融はニュースが必要になってきます。ニュースを勉強するという感覚はあまりないと思うので、それを見ることで自分のためにもなると思います。面接で聞かれることはそんなにないですが、いつ聞かれてもおかしくないので、ニュースのチェックはしていました。
- 私はSE職で、受けにくる学生は、ほとんど専門学校や大学だとプログラムを専攻していた人たちが圧倒的に多く、私のような学生は割と少なく、バリバリの文系の人はあまり見たことがなかったです。しかし、社員の方はほとんど文系で、むしろ理系は少なく半分以下という話をよく聞いていました。そんなことから、技術的なことも内定者研修があったり、入社してからも研修があるので、そこまで気負わなくてもいいと思います。
- 地元のフリーマガジンの営業、取材、編集業務をやるのですが、私に関しては、この学科に通ずるところがあると思います。でも営業とかはもちろんしたことがないですので、それは会社に入って学ぶことだと思うし、同じ内定者の中には情報メディアのような学科の人ばかりでなく、経済学部や社会学部などいろいろな学部の人がいました。なので、そんなに気負うことはないのではと思います。
- 私の就職先はマーケティングに関してのところですが、マーケティングに関する資格を持っているわけでもなく、それでも内定を頂いたので、多分そこまで考えずにいてもいいと思います。
- 私は、技術などとはあまり関係ない業界ですが、例えば、「ちょっと授業でゲーム作りました」など、学内での授業のことを等身大で話すと、そういう素朴な感じが受けて通ったりするので、新しいことを始める必要はないと思います。
- 私は主に技術ですが、私自身は技術面でそんなにカメラを使ったりすることもなかったので、そこまで気負うことはないと思います。ただ、私以外で面接を一緒に受けた志望学生は、技術関係のアルバイトをしていたりもしていました。しかし、その人達は、内定者の中にはいなかったので、そんなに気負うことはないと思います。
井上先生のお話
藤本先生:最近まで企業で人事担当をされていた井上先生から一言コメントを頂きたいと思います。
井上先生:今年の4月から着任した井上です。僕は、3月まで、広告代理店にて働いていました。最後に経営企画部にいたので、採用の関係も2年間ぐらい担当していました。今日の話は、すごく良いお話がたくさんあったので、そのあたりは、ぜひ参考にしてもらいたいと思います。特に、身だしなみやマナーは非常に重要です。あとは、姿勢、背筋がきちんと伸びているかが結構大事じゃないかなと思います。
井上先生からの質問:OG訪問について
井上先生:パネリストの方に質問ですが、OG訪問はされましたか?
- 私はしていません。OG訪問をしようと思って、自分の行きたい企業にOGがいるかキャリアセンターで調べてくれるので、そういうのは活用した方がいいと思います。
- 私は、一切していませんし、しようともあまり思わなかったです。全部自己開拓でいっていました。友達で行ったことのある人もいたので、興味があれば行ってみてもいいと思います。
- 私もOG訪問は一切していないです。
- 私もOG訪問は行っていませんが、説明会に行ったときに社員の方と話して仲良くなって、その場でアドバイスを頂けたので、そういうこともOG訪問という形でしてみてもいいと思います。
- 私もOG訪問はしていないので、わからないです。
- 私もOG訪問はしていないです。でも、現場の人に話を聞くことは大切だと思うので、できるならした方がいいと思います。
井上先生:ほとんどOG訪問していないというのは、僕はちょっと意外です。僕が学生時代のころは、少なくとも自分と同じゼミの先輩が居るかとか、少なくとも大学の先輩が居るかは調べて会いに行きました。昨今、雇用のミスマッチという話があると思うのですが、イメージとかだけで決めるケースがすごく多いのではと思います。企業に入って社会に出ると、いいことと悪いこと、嫌なことを比べると、嫌なことの方が多いです。心の中につらい思いが残ったり。その時に、前もってOGなりに話をいっぱい聞いていればそういうこともあるのだなとわかると思うし、さきほど、面接で自分と一緒に働きたいと思ってくれることが大切だとの話がありましたが、これは本当に大切なんです。向こうが、一緒に働きたくないなと思ったら絶対内定はもらえないです。そのためには、働きたいと思ってもらうのと同時に、自分もこの人たちと働きたい、何かがあった時にもこのOGがいたら自分の相談に乗ってくれるかもしれないということで、ぜひ訪問するべきだと僕は思います。特に、武庫川女子大学は1万人ぐらいの日本最大の女子大。卒業生だけでも10万人近くいると。なぜ、この大きい資産を使わないのかというふうなことを感じます。仮に情報メディア学科の先輩が居なくったって全然構わない。僕も全然会ったこともない知らない学科の人達が突然連絡してきてくれるということがありました。もし、その希望している会社に情報メディア学科とか武庫川女子大学の人が居なかったらどうするのですかと思うだろう。その時には、人事の人に「女子大出身の先輩を紹介して下さい」と自ら積極的に動くという、この行動がないと、やっぱり難しいと思います。ここにいるパネリストたちはOG訪問をせずにパスしたという点では、違った意味での行動を多分たくさんしていて、他の人に負けないようなことをいろいろやっていたのではと思います。でも、それプラス、自分たちがいるこの武庫川女子大学のネットワークというものを使う方が僕はいいと思います、教員も含めてね。僕なんかは企業にいた人間ですので、企業はどういう人材がいるのかなど、そういうふうにいろんな情報を得る。それと、自分がやりたい部署に必ずしも就けるかどうかわからないわけですよ。僕の場合、広告代理店にいてマーケティングをやっていたので、マーケティングの勉強をしていて広告代理店で働きたいという学生はたくさん見ました。でも、その子たちに聞きました。「君は、総務や経理でもこの会社に来るの」と。そうすると考え出すわけですね。それでも「僕は行きたいです」と言ってくれる人に来てもらいたいですよね。どこか自分にとっていい部分だけをピックアップして見るのではなく、自分が仮に望まない部署などであっても、そこの会社に行きたいのかどうかを考えた方がいいと思います。
藤本先生から井上先生への質問:解禁時期変更による影響
藤本先生:井上先生へ質問ですが、最後に、今回は4月に就職活動の解禁時期が変わります。この影響は、どういうふうにでますか?
井上先生:活動できる時間が短くなりますよね。この会場にいるのは20人ぐらいなので20分の1と考えているかもしれないが、これから就職活動が始まると何千人、何万人という人たちが競争相手なので、自分が必ず印象に残るようなことを言えるように、自分というものを残せるようにしてみたら良いと思います。
藤本先生:ありがとうございます。短期集中型でいっきに面接のピークがくるというわけですね。
井上先生:はい、そうです。
藤本先生:ではさっそく、OG訪問や学科の各ゼミにも先輩がいるので、そういうことをすると良いと思います。
井上先生:最後に、OG訪問をしたり、いろんな人に会ったら、必ずお礼状を書いて下さい。お礼状はメールではなく、ハガキ。僕は、常にハガキを持っていて、面接やOB訪問をした後、その会社を出たら、すぐに頂いた名刺をもとにハガキに「ありがとうございました」と書いて投函して帰る。そのエリアで書くわけだから翌日には着く。そうすると、当時はメールはない時代ですが、相手もやっぱりちゃんと自分と話をしてくれたとわかると思うので、お礼状を書くことをオススメします。
司会:ありがとうございました。時間となりましたので、これで就職座談会を終わります。