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大学生はみんな行っている? 沖縄の青い海/AKI(2年)

 こんにちは、AKIです。
 みなさんは、「青の洞窟」を知っていますか。この言葉を聞いて最初に思いつくのはどこでしょうか。やはりイタリアのカプリ島が一番有名だと思います。世界の絶景としてテレビなどで目にしたことのある方も多いでしょう。しかし、日本にも青の洞窟が存在するのをご存じでしょうか。それは沖縄本島、恩納村というところから船で少し行ったところにあります。

 9月11日から14日に沖縄旅行を予定していた私は、友達とその青の洞窟でダイビングがしたいという話になりました。とはいえど、私はダイビングのライセンスを持っていません。聞けば友達もダイビングのライセンスを持っていないらしく、シュノーケリングで我慢することになるかと思いながらも、ネットで「青の洞窟 ダイビング」と検索するとなんとライセンスがなくとも洞窟に入っていくことができるというのです。しかも、ダイビング体験ができるツアーがたくさん出てきたので、さっそく申し込んでみました。台風が来ないことを祈りながら遂にやってきた9月12日、天気は雨の予報でしたが、なんと晴れてくれました。

 普通車免許取得から1ヵ月も経たない友達の運転に揺られて、少し疲れながらも恩納村のツアー会社に着くと、EXILEみたいに日に焼けたお兄さんが陽気に迎えてくれました。今回のツアーは20人ほどでボートに乗って、一度青の洞窟の手前で止まり、呼吸練習も兼ねて魚とのふれあいを楽しんでから、青の洞窟に入っていくコースです。個別にインストラクターの方がついてくれるので初心者でも安心でした。それにしても大学生の多いこと。船に乗っている人は外国人の夫婦2人を除いて、あとは全員大学生に見えました。大学生が考えることなど、みんな似たり寄ったりなのだなと可笑しく思います。そんな何かのサークルの合宿に見えなくもない状態で、いざ、青の洞窟へ。5分で着くので船酔いの心配もありません。しかし、心配なのはここからで、ダイビングをするには重い装備を背負って、さらにおもりを付け、その動き辛い状態で背中から海にダイブしなければなりません。いくら「海の中で待っていているから、心配しなくていいよ」とインストラクターの方に言われても、やはり少しは緊張します。でも、その言葉を信じ、一気に海へダイブ。安定するまで目を閉じ、呼吸も止めてしまっていたのですが、少し浮いて安定したので目を開けてみると、そこは透き通る海に魚がたくさん。必死に呼吸をしつつ、写真や水族館でしか見たことのないような魚が、目の前を悠々と泳いでいく姿にずっとワクワクしていました。
魚が泳ぐ海

 

 酸素ボンベを使った呼吸に慣れてきて、インストラクターの方のGOサインが出たところでいよいよ青の洞窟へ。入口は狭いわけではないのですが、暗くて歪で怖かったです。それでも絶景を求め、足を動かし泳いでいきます。しかし、洞窟内は暗いだけで上を向いても下を向いても青い光など一筋も見えません。深度が深くなりきる前に岩場に手をつかされ、インストラクターの方の方向転換のサイン。何だ、どこが青の洞窟なのだと後ろを振り向いた瞬間、辺り一面が青い光に包まれているではありませんか。先ほど呼吸練習をしていた場所とは全くの別世界と思ってしまうほど海が青いのです。感動して、思わず「すごい」と口を開いてしまい、海水を一飲み。咽ながらも青い水の中を泳ぐのはとても幻想的で忘れられない光景になっています。
青の洞窟での記念撮影

 

 次の日は首里城に行く予定でしたが、このダイビングで沖縄の海にすっかり魅せられてしまい、離島のビーチで泳ぐことになりました。場所は伊計島の大泊ビーチ。そこでも透き通る海とたくさんの魚とのふれあいができて大満足でした。行った時期が9月なので人も少なく穏やかな海で、ゆっくりとした時間が流れていました。帰りの車で明日も来たいと私たちは口々に言い合いました。
大泊ビーチ

 

 しかし、私は15日から学校でしたので、あと一日滞在したかったと惜しみながらも飛行機へ。友人と2人で並んで座席に座っているとびっくり、高校の同級生が声をかけてきて、しかも同じ横列の反対側の窓席に座ったのです。そして、その時に私の横に座っていた人を見てさらにびっくり、中学の同級生だったのです。やはり、大学生の考えることは同じだと証明されたようで可笑しかったです。大学生の方もそうでない方も、沖縄の海で穏やかな時間を過ごしてはいかがでしょうか。

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