株本訓久講師ゼミの3年生、小畑あかねさん、足立春さん、林田海希さん、福住優希さん、若松穂乃香さんが家の光協会主催の「食農教育紙芝居コンクール」に挑みました。また制作した紙芝居を、本学附属保育園の園児たちに発表しました!
JA(農協)グループの出版・文化団体である一般社団法人家の光協会が主催している「食農教育紙芝居コンクール」は、子どもたちに「いのち」や「食べ物」の大切さ、「農」のすばらしさを、わかりやすく、楽しく伝えていくために2010年より開催されています。
株本ゼミ生たちは7月末から9月末にかけての約2か月間、制作に取り組みました。
制作した紙芝居のタイトルは『ふしぎなにんじん』。物語は、ある双子が主人公で、双子は嫌いだったニンジンをいつものように残してしまいます。すると、残されたことに怒った不思議なニンジンが、二人をニンジンの種に変えてしまいます。種になった二人はニンジンを一生懸命育ててくれた人の気持ちに触れ、食べ残したことを反省し、成長するという内容です。
制作するにあたって、ゼミ生たちは脚本・線画・色塗りなどの役割を分担して作業を進めました。
またコンクールに出品した後に、食育に取り組んでおられる本学文学部教育学科の先生にアドバイスをいただき、内容の修正を行い、修正したものを実際に本学附属保育園の園児たちの前で発表を行いました。園児たちからは「面白かった」「また来てほしい」などの好評を得ることができました。
この企画制作を通してゼミ生たちは「作品制作を行うだけではなく、実際に園児たちから、面白かったといってくれたことが一番嬉しかったです」「授業で行うグループワークよりも内容の濃い制作を行ったので、一つの作品を作り上げるという達成感を得ることができました」「ご協力いただくための依頼をするということが初めてだったので、他学科の先生や保育園の園長先生に、アポイントメントをとることが大変でした。ですが、普段なかなか関わることができない方たちと関わることができて、良い経験になりました」と話してくれました。
惜しくも入賞は逃しましたが、リーダーの小畑あかねさんは「この企画がきっかけで、紙芝居に興味を持つことが出来ました。より研究を重ね、また新しい作品でリベンジができればと思います」と意気込みを話してくれました。
紙芝居の表紙
制作の様子
園児たちの前で発表している様子