コンテンツ開発+発信+実現活用力で、学科の未来を
~学科長着任ごあいさつ~
このたび、情報メディア学科創設21年目の春に、第6代目の学科長を拝命・着任し、その責任の重さに身の引き締まる思いです。
創設以来、変わらぬ本学科の特徴は、ICT(情報コミュニケーション技術)をベースに、独創的で多彩なコンテンツを開発し、広く世界へ情報発信し、世の中へと実践的に活用してきた点にあります。
具体的なコンテンツの中身としては、パソコンを使ったアプリやプログラム、CGの開発はもとより、実写映像や写真、音楽、アニメ、イラストレーション、WEBデザインの制作、新商品や文化イベント、ファッションの企画、プロデュース・都市計画立案に至るまで、多岐にわたります。
今や誰もが、パソコンやタブレット、スマホを駆使する時代。もはやパソコンやムービーカメラは、エンピツやノートのようにありふれた存在です。
大切なのは、それを使って、自由に仲間とチームを組み、コラボレーションしつつ、何もないところから、形あるモノやコト、コンテンツ群を生み出す方法論。それは、ちょっとした現場のコツであり、グループワークにおける意思決定や選択のノウハウであり、実践的な経験を通じてのみ得られる、総合的なコミュニケーションの賜なのです。
市民・消費者・ユーザーからの要望に耳を傾け、互いにアイデアをぶつけあい、行政・企業・団体とコラボしつつ、コンテンツを企画・制作する。この具体的なプラン実現に至るまでの身のこなしやフットワークこそ、わが情報メディア学科にとっての命です。
素晴らしい素質を持った学生のやる気に、うまく点火してあげることで、われわれ教員・助手スタッフも一丸となって創造の炎を燃やし、より独創的な高みに学生を導きつつ、自らをも研究者としての高いレベルへと導いていく。
教員・助手・学生がより高いモラールをもって、一つ一つのコンテンツに立ち向かっていく一助となれるよう、若輩ではありますが、当方なりに微力を尽くして参りたく存じます。