株本訓久講師ゼミの3・4年生が、平成27年8月6日(木)に本学の中央キャンパスにて開催された「夏休み応援プロジェクト2015 朝小サマースクール in 武庫川女子大学」に出展しました!
「朝小サマースクール」とは、朝日小学生新聞と朝日新聞社が主催するもので、小学生と保護者を対象とした夏休みの親子体験教室です。本学で開催されるのは、今年で4回目となりました。理科や英語、工作などの計22のワークショップの1つとして、昨年に引き続き、株本ゼミも出展しました。
株本ゼミのワークショップは、今年も「つくってわかる! 光のヒミツ」をテーマに、紙コップを使って、光を虹色に分ける装置“分光器(ぶんこうき)”を作り、光の謎を解き明かすというもの。3年生を中心に7月ごろから準備に取り掛かり、昨年のプログラムを参考に、タイムスケジュール等、学生たち自ら考え、当日もすべて学生たちで進行を行いました。昨年、中心となって動いた4年生が、参加者へ説明する際に注意すべきところなどを3年生へアドバイスする場面もみられました。
当日は、1回30分の全6回行い、すべての回において満員に達するほど、人気のワークショップでした。参加した小学生たちは、熱心に学生の説明を聞いて、一生懸命作業に取り組んでいました。そして出来上がった分光器を覗き込んで、「(虹色に)見える、見える!」と声をあげるなど感動した様子で、とても好評でした。
株本ゼミの3年生は、「子どもの目線で考えることが難しかった」「子どもたちの反応を見ながら説明するスピードを考えたり、説明の合間に面白いことを言うなど工夫しました」「一緒に分光器を作り上げて喜んでいる小学生の姿をみて、自分までうれしくなり、達成感があった」「小学生とふれあうことも、一つのイベントに向けて準備することも初めてだったので、とてもいい経験になった」と話しました。今回のワークショップでは、学生たちにとっても有意義な時間となりました。
制作した分光器と虹色に見える光の様子
株本ゼミ生による説明の様子