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大森ゼミの3年生が「大学生観光まちづくりコンテスト2015」でグランプリを受賞!

 大森いさみ准教授ゼミの3年生、天道育未さん、西彩芳さん、岸本知世子さんが、平成27年9月18日(金)に大阪府咲洲庁舎で開催された「大学生観光まちづくりコンテスト2015」大阪ステージの成果発表会で地域活性化プランを発表し、グランプリとなる観光庁長官賞を受賞しました。併せて、JTB賞も手にしました!
 大森ゼミは、昨年開催された「大学生観光まちづくりコンテスト2014」でも準優勝となる大阪観光局長賞を受賞しており、2年連続での受賞となりました!

 「大学生観光まちづくりコンテスト」とは、大学生観光まちづくりコンテスト運営協議会が主催、観光庁、文部科学省等が後援する産官学連携の地域活性化プロジェクトで、大学生および大学教職員にむけた実践的教育の場として、大学生が観光まちづくりを通じた地域活性化プランを競い合い、大学生の自由な発想から生まれたアイデアを地域活性化に活かす目的で企画されました。
 コンテストは、説明会(基礎講座)、プラン作成(現地フィールド調査)、および成果発表会で構成されます。今回の大阪ステージでのテーマは、「訪日外国人向け『観光まちづくりプラン』」で、①大阪の食、②スポーツ、③エンターテイメントのいずれかを軸としたプランを策定することが課題でした。現地でフィールド調査を行った「成果」をプランとして策定し書類を提出、予選である書類審査を通過したチームが本選の成果発表会に出場できます。本選で選ばれた優秀なプランは、表彰のほか、JTB西日本による商品化やプロジェクト化も検討されます。

 今年度のコンテストでは22大学40チーム中、書類審査を通過した9大学11チームが本選に臨み、新規性・創造性、効果、実現可能性などを競い合いました。

 大森ゼミの考案した地域活性化プランは、「『目利き』で穴場スポットの魅力を世界に発信」。テーマを決めるにあたり、実際に外国人にアンケートも行いました。その結果、体験と食に興味があることをつきとめ、堺市と空堀商店街(大阪市中央区)に着目し、課題である「大阪の食」を軸に2つのまちづくりプランを考案しました。プラン名にある“目利き”とは、堺市と空堀商店街、それぞれの土地に精通した「目利き」のある人物にツアーガイドを担ってもらうということ。プランの具体的な内容は、堺市では「千利休×和菓子ツアー」と題し、千利休ゆかりの地を巡り、茶道も体験、そのお茶に合う和菓子を食すという内容。空堀商店街では「商店街×こぶだしツアー」と題して、空堀商店街で食材を調達し、登録有形文化財の町屋で、こぶだしを使った炊き込みご飯を作るという内容でした。観光地だけでなく穴場スポットを巡り、日本の文化にも触れるツアーを考案しました。また、参加者にはツアーに対する評価をSNSで発信してもらい、さらに参加者を増やしていくという狙いも込めました。企画を練る段階で、同ゼミの宮本奈緒子さん、星野瑛美さん、杉山萌さんにも協力してもらいました。そして、これらの内容を本選で発表し、見事、観光庁長官賞とJTB賞を受賞しました。

 学生たちは「外部の方に私たちの考えていることを説明することが難しかったです。フィールドワークも大変でした」、「発表の際には、相手の目を見て話すように意識していました」、「まさか自分たちがグランプリを受賞するとは思わず、発表された時は感動のあまり泣いてしまいました」と話しました。

 今後、同プランは商品化に向けて、JTBで検討されます。

成果発表会の様子1

成果発表会の様子1

成果発表会の様子2

成果発表会の様子2

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成果発表会の様子3

表彰式の様子

表彰式の様子

「JTB賞」受賞!

「JTB賞」受賞!

グランプリ「観光庁長官賞」受賞!

グランプリ「観光庁長官賞」受賞!

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