藤本憲一ゼミの3年生6名が、映像作品コンテスト「my Japan Award 2017」の1次審査を通過し、平成29年12月10日(日)に東京・渋谷ヒカリエBホールで開催された決勝選考に出場しました。
今回で8回目を迎える「my Japan Award 2017」(非営利団体主催、共催・東急電鉄)は日本に生まれるさまざまな価値を、クリエイティブの力で海外に発信する30秒の都市CMコンテストです。小学生から大学院生までの学生部門と29歳以下の社会人が対象のU-29部門があり、「ひとりひとりが思う日本の価値=my Japan」を表現し、その「my=独自」の企画性と表現の力で競います。今回のテーマは、日常に埋もれてしまっているまちの魅力を見つけ出す「わたしのまちの、あるもの探し」。2部門合わせて100作品以上が集まり、1次選考を通過した45作品が決勝選考に選ばれました。
ゼミ生が制作した出展映像3作品のうち、1本目は『エモい場所を見つけ出せin奈良』。企画・監督の小林芽生さん(奈良県出身)の地元の生駒山上遊園地にある「エモい(上手く説明できないけれど、何か良い)」スポットを集めた作品を制作しました。エモいスポットとして、オルガンを模したケーブルカーや錯覚とハイテクをテーマにしたホワイトハウス、眺望を楽しむことのできる空中サイクリングなどが登場します。
なぜ生駒山上遊園地にしたのかを小林さんに聞くと「この遊園地は大阪などの中心都市から少し離れた場所にある山の山頂に建設されているので、あまり知られていません。ですが綺麗な夜景など、大人でも充分楽しめるスポットなので、もっと多くの人に知ってほしいと思いました。また昔からある遊園地なのでレトロで味のある雰囲気が、最近流行している『エモい』という言葉に合っているのではと思い、制作に至りました」と話しました。
またゼミ生たちにコンテストで参加した感想を聞くと「撮影したものを実際に編集してみると、撮り足りていない部分も多く、もっと撮影しておけば良かったと思ったことがあったので、この経験を今後の作品づくりに活かしていきたいです」「まさか1次予選を通過するとは思いませんでしたが、自分たちの作品が少しでも評価してもらえることができたので自信がつきました」と話しました。
惜しくも入賞は逃しましたが、作品制作を通し、様々な技術を学ぶことができました。
ゼミ生が出展した映像3作品のうち、2本目は 『誰もが青春できるまち~西宮・甲子園篇』(企画・監督、横川 英美里さん) 。
3本目は『その縁、結びます。~和歌山市・紀三井寺篇』(企画・監督、小畑 絵美さん)でした。
『エモい場所を見つけ出せin奈良』
『誰もが青春できるまち~西宮・甲子園篇』
『その縁、結びます。~和歌山市・紀三井寺篇』