最新ニュース

WHAT’S NEW

ハンドメイド作品好き必見! 「てづバ」とは!?/ナナ(2年)

 みなさんは、ハンドメイド作品に興味はありますか?
 昨今、SNSを介した手作り雑貨の発注のやりとりや作り方を紹介した本がたくさん出回っています。このことから、若者の間で手作り雑貨が浸透していることがうかがえます。今回は、3月に大阪南港ATCホールにて開催された手作り雑貨のイベント「アート&てづくりバザール(略称:てづバ)」についてお話ししたいと思います。

「アート&てづくりバザール」のポスター
「アート&てづくりバザール」のポスター


 「てづバ」とは、「アート&てづくりバザール」の略称で、関西を中心に数日間開催されており、今回で27回目です。このイベントでは、アート作品やハンドメイドの作品をクリエイターが自ら販売し、来場者は気に入った作品をその場で購入することができます。商品は、アクセサリーやオリジナルキャラクターのグッズ、食器や家具まで様々なものが販売されていました。その他にもクリエイター向けに細かなパーツも販売されていました。
 また私は参加しませんでしたがその場で体験可能な講習会も開かれており、ハンドメイドの初心者でも手軽に体験することのできるワークショップもありました。今回はイヤリングや巾着袋、ペットボトルカバーをレース編みでつくるという内容でした。各回2200~2500円程度の費用(材料費込み)と、レース針(またはかぎ針)などの道具が必要な場合もありますが、定員数に空きがあれば当日の飛び入り参加も可能です。2時間半かけて、ゲスト講師の方が家でも一人で続きができるよう教えてくれます。「てづバ」は、来場者に既製品だけではなく、ハンドメイド作品をつくる楽しさやきっかけを持ち帰ることができるよう工夫しているのだと感じました。

会場の様子
会場の様子


 また実際に「てづバ」に足を運ぶとただの即売会ではなく、いろいろなことを体験することができました。そこで私が「てづバ」の魅力を2つに分けて紹介します。
 1つ目の魅力は、クリエイターの方と直接話ができることです。私がお話ししたクリエイターの方々は、みなさんとても気さくな人たちばかりで、作品の制作過程や使い道、普段はどこで販売しているかなど、色々なことを話してくださいました。実際に顔を合わせて話すことでSNS上では伝えづらい質問も気軽にでき、私も消しゴムハンコを制作している方に用いた道具やインクの押し方などを教えてもらいました。今回クリエイターの方と話している中で、私は何よりもクリエイターの方々が愛情を込めて制作されていることを実感できました。
 2つ目の魅力は、会場を巡ると様々なアイデアを発見できることです。例えば展示の仕方や商品の包装、お客さんとのコミュニケーションの取り方、商品の宣伝方法など、クリエイターによってそれぞれ手法は異なります。特に常に人が多く賑わうブースでは、お客さんが商品を手に取りやすいように商品配置の工夫が施されていました。また個性あふれるクリエイターの方々がたくさん出店しているので、販売する商品はもちろんのこと、空間のデザインまでもがアート作品と化していました。

パンダの消しゴムハンコ
パンダの消しゴムハンコ


 上の写真は、購入した消しゴムハンコ、「TSUBUAN STAMP」さんの作品です。こちらのブログ(URL:http://ameblo.jp/tsubuan-stamp/)から作品を見ることもできます。
 私はこのハンコを見て、可愛らしい絵のタッチに惹かれただけではなく、シンプルだけど自分には作ることができないだろうと感じたので購入しました。
 購入後は実際に、手紙の便箋や封筒に押すときに使っています。単体で押したり複数並べて押したり、このハンコ一つで様々な楽しみ方があります。押すと、手作り感ならではの温かみを感じられるのも魅力です。

 私が「てづバ」を訪れたきっかけは、新聞の折り込みチラシを見たことでした。私自身、手芸や消しゴムハンコなどハンドメイドの経験が少しあるため、その折り込みチラシを見て興味を持ちました。しかし最近では、時間や手間が掛かってしまったり、思うようにできなかったりして作るのをやめていました。また、作った達成感を味わうところで終わってしまうことが多く、完成品が手元に残る一方でした。
 しかし、今回「てづバ」の会場に行ったことで「この人のイラストのタッチが好き!」「欲しい!」と心奪われたように、誰かが同じように思ってくれるかもしれない、私もオリジナルの作品を広めたいと思うようになりました。
 そこで、Instagramを利用してオリジナルのイラストを投稿するための専用のアカウントを開設しました。自分の好きな世界観を共有できる嬉しさは特別に他なりません。具体的な方向性は定まっていませんが、いずれオリジナルのイラストをもとにハンドメイド作品を販売できればと考えています。

 最後に次回の「てづバ」のご案内をします。
【日時】
2018年9月15日(土)~17日(月・祝)
10時~17時
【場所】
大阪南港ATCホール
【入場料】
当日券:750円 前売り券:650円
※前売り券は7月6日(金)~9月14日(金)まで発売
※小学生以下無料、期間中1回有効
 詳しくはHP(URL:http://www.tv-osaka.co.jp/event/makingbazaar/)をご覧下さい。TwitterやInstagramのアカウントもあります。またイベントのSNSのアカウントのほかに、出店するクリエイター個人のアカウントからも様々な情報が発信されているのでぜひチェックしてみてください。

 ハンドメイド作品をつくることが趣味のある人はもちろん、できない人でもこの「てづバ」では充分に楽しめます。少しでも興味を持っている人はぜひ行ってみてはいかがでしょうか? たくさんのクリエイターがそれぞれ作り上げるオリジナルの世界観やハンドメイドの楽しさにきっとあなたも引き込まれるでしょう。

この投稿をシェア!

FacebookでシェアするTwitterでシェアするクリップボードにコピーメールで送る

メールマガジン やりとり

情報メディア学科では、在学生・卒業生・教職員、さらにはこれから本学を目指す高校生、企業や地域の方々を含む幅広い交流を目的として、学科独自のメールマガジン「やりとり」を発行しています。編集は本学科の在学生有志と助手と教員で行い、学科ニュース、学生エッセイ、スタッフの社会活動などの情報を発信しています。

登録はこちら バックナンバーを見る
トップへ戻る