大森いさみ教授ゼミの3年生、石原優衣さんと大瀧有紗さんのグループと、篠原沙織さんと山本菜摘さんのグループの2グループが、「第9回　関空発『学生と旅行会社でつくる』海外旅行」の企画コンテストで、優秀賞を受賞しました！

　このコンテストは、一般社団法人日本旅行業協会（JATA）関西支部と関西エアポート株式会社が主催するもので、単に旅行企画を競うのではなく、応募された企画をベースに、学生と旅行会社が一緒に旅行商品を作り上げていくというものです。今回のコンテストには36組が応募し、8組が書類審査を通過しました。
　書類審査通過者は、旅行会社とのミーティングを重ねました。そして最終審査となる平成30年5月19日（土）に､関西国際空港にて開催された「関空旅博2018」内のイベントのひとつである、海外旅行セミナー公開プレゼンテーションの場で、考案した企画を発表しました。

　石原さんと大瀧さんが考案した旅行企画は、「頑張る看護師の新しい自分を見つけるはじめてのひとり旅～新しい自分に・出会う・見つめ直す～」。ターゲット層は20代・30代の働く女性で、行先はタイです。この企画は特に看護師をメインターゲットにしており、「勤務形態の都合で友人と休みが被らず、旅行に行きたくても行けない」という看護師の願いに応える、おひとり様参加限定の、ご褒美とスキルアップを兼ね備えたツアープランとなっています。
　今回の取り組みの感想について、石原さんは「ターゲットである看護師さんが周りにおらず、アンケート調査が大変でした」と話し、また大瀧さんは「当日のプレゼンテーションに向けて、準備万端で挑んだのですが、他大学の発表を見るとそのレベルの高さに驚き、自分たちはまだまだだと実感したので、今後に向けてもっと頑張ろうと思います」と話してくれました。

　また篠原さんと山本さんが考案した旅行企画は、「スイーツで繋がるプチスイーツマニアの旅～５泊7日～」。ターゲット層はスイーツに多少お金をかけられる老若男女（プチスイーツマニア）で、行先はフランスです。「パリ王道の有名菓子店や地方の日本未上陸のお菓子を楽しむなど、思う存分にスイーツ巡りができる」というプチスイーツマニアにとって、夢のツアープランとなっています。
　今回の取り組みについて篠原さんは「企画内容を決めていくにあたって、実際に旅行会社の方と企画を考えたり話を聞いたりする中で、新しい意見をいただくことができ、大変勉強になりました」と話し、また受賞について山本さんは「優秀賞という賞をいただきましたが、もっと上の賞を狙っていたので、悔しい気持ちが大きいです。今回のことを今後に活かし、次のコンテストでは優勝できるように頑張ります」と話してくれました。

　大森ゼミ生は今回の経験を通して、またひとつステップアップができたようです。