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皆さんは、アニメやロボットは好きですか? 「どちらかが好き」「両方とも好き」という方に朗報です。従来とは違ったリアルな描写で熱狂的なファンを集めたメディアミックス作品『機動警察パトレイバー』が、なんと実写化プロジェクトになります! 実写化プロジェクトとは、アニメシリーズ全12話を実写映画用に再編集し、短編映画作品として上映しました。その後、長編作品とした今回の最新実写映画を上映するというプロジェクトです。 パトレイバーを知らないという方も多いと思いますので、今回のエッセーでは魅力あふれる作品について触れながら、最新実写化映画についてご紹介をしていきたいと思います。
実物のパトレイバー
漫画やアニメなどのメディアミックス作品として「パトレイバー」が誕生したのは1988年になります。オリジナルアニメーションやテレビアニメなどのアニメシリーズ、映画『劇場版 機動警察パトレイバー』や『機動警察パトレイバー2 the Movie』を手掛けていたのは、映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』や劇場用アニメ映画『イノセンス』で有名となった押井守さんです。舞台は20世紀末のニッポン、様々な分野で活躍していた汎用人間型作業機械「レイバー」を悪用する犯罪を取り締まる為に、警視庁によって作られたのが「パトレイバー」です。全長は8メートルという大きさになります。4月12日に神戸アニメストリートで実物を見る機会がありましたので写真を撮りましたが、工夫をしないと収まりきらない程の大きさでした。
最新実写化映画での舞台は、21世紀へと移り、映画『機動警察パトレイバー2 the Movie』の次世代メンバーである「無能の三代目」と呼ばれている世代へと主人公も変わっています。監督は、アニメ作品から引き続いての押井守さんです。紹介ムービーを見て、おすすめだと思ったのは再現率です。映画で動いているパトレイバーはCGですが、実物の様な質感や敵のステルス機能を使用した際の空間のゆがみなど、CGが細部にまで凝っており見ごたえがある様に感じました。また、戦闘そのものにも迫力はありますが、俯瞰を用いたカメラアングルによって躍動感が出ており胸がとても熱くなりました! そのほかにもパンニングやティルティングなど被写体目線の主観的なカメラワークが使用されている部分も、事件が起こるなど場面展開に繋がるので見どころです。空想と現実が重なり合っているという夢の様な熱くて燃える映像になっているので、内容だけではなく迫真の映像にも注目して見てください!
パトレイバー 首都決戦
子どもや大人、今までロボットに興味が無かった人も、十分に熱く楽しめる内容であると思います。5月1日から上映されていますので是非ご覧になってみてはいかがでしょうか?