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文化祭設営のコツ/春巻き(3年)

 皆さん、お久しぶりです。春巻きです。日没も早くなり冬の訪れを感じる時期になりましたね。
 今回は10月を盛り上げた文化祭の設営にゼミで出展をした際に携わったので、少しだけそのお話をしたいと思います。

 文化祭の準備は約3か月前から始まります。参加する事の意思表明から作品の展示を行うのか、販売を行うのか、はたまた両方行うのか。必要な機材の準備や当日の教室のレイアウトの考案など、やることは盛りだくさんです。文化祭の展示をするにあたって行われる説明会には、代表者が必ず2名出席しなければなりません。出られない人がいれば、代理出席者を探すなど参加者全員の協力が必要となってきます。
 団体で何を展示するのかが決まってきたら必要な書類を揃えるのと同時にポスターの制作もあります。ご覧になった方もいるかもしれませんが、文化祭前から学内の様々な場所にポスターが貼られます。ポスターを目にするだけで文化祭の気分を先に味わったりできるので、文化祭を盛り上げる為に必要なものです。そしてポスターの一番大きな役割は「宣伝」です。お客さんが一目見て「ここに行きたい!」と思わせる様に工夫をしなければなりません。その表現は様々でデザインで勝負するもよし、団体オリジナルのゆるキャラで勝負するもよしです。ポスターはお店の第一印象そのものになります。学内の事を全く知らない、たまたま通りかかった人が足を運んでみたいと思う様なポスター作りを心掛けてみてください。

 これらの準備を進めていくと、いよいよ文化祭前日の会場設営の準備になります。準備には時間がかかるため、教室使用時間は空いている時間があり、予約できるのであれば、目一杯予約しておくと精神的に余裕が出来ると思います。そして、前日の準備までにやっておいた方が良いことが最低2点あります。1点目は下見を十分に行う事です。展示を初めて行う、または毎年行っているが去年とは異なったレイアウトにする時にこの作業はとても大切になるでしょう。室内展示ならば教室の大きさ・稼働できる設備とそうでない設備を確認しておかないと、準備する当日に予定していたレイアウトでは上手くいかなくなってしまうなどの問題が起きる可能性もあります。2点目は間仕切りの組み方です。これらをどう組んでいくか、電源を使うのならば配線をどのように這わせていくのかを事前に考えておいた方が当日の作業がスムーズに進むでしょう。
 文化祭当日、展示する作品や部屋全体の雰囲気によっては、日光が入っては困ることもあると思います。時間帯によって日の陰りは変わります。窓に暗幕は必要なのか、ドアの窓にも必要になったりもします。これらの問題点の想定・準備は1日では足りません。使用教室が確定した場合、早いうちから細かいところまで確認を行う事をお勧めします。

 文化祭は前日・当日だけではなく、前準備もとても大変なものになります。ですが、その見返りは大きいものです。団体の規模にもよりますが、多くて1クラス分の人数と協力することになります。人数が多い分、情報共有や連携はとても難しくなってきますが、当日の達成感も大きなものになります。これらの事を心の隅に置いて、来年度以降、楽しい文化祭準備をしてください。

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