中村勝則講師ゼミの4年生、藤原円香さんと吉川以紗さんが平成30年11月13日(火)に株式会社オージス総研東京本社で開催された、ソフトウェアアイデアコンテスト「第9回OGIS-RI Software Challenge Award『入れ替えスイッチソフトウェアコンテスト』」の本選に出場し、審査員特別賞を受賞しました!
このコンテストは、株式会社オージス総研が主催するソフトウェアアイデアコンテストで、学生たちの発想力・想像力をシステム化のアイデアとしてアピールできる場や、学生の人たちが活躍できる場の提供として開催されています。コンテストでは毎回異なるテーマが設定され、そのテーマと関連するソフトウェアのアイデアを募集しています。今年で9回目を迎える、今回のコンテストのテーマは「入れ替えスイッチ」。
今年の応募総数は54作品で、書類による一次審査では23作品が通過。そこからさらに書類による二次審査を経て、最終的に6作品が本選に出場しました。本選は各チーム25分(発表20分、質疑応答5分)の持ち時間でプレゼンテーションを行い、自分たちのアイデアを審査員にアピールし、最終審査が行われました。
中村ゼミでは、藤原さんが約半年の期間をかけて「こころあくしょん」という企画を考案。スマートウォッチ「Fitbit」を利用し、個人の体調周期を予測して、不安定な精神状態になる前に気分を変える行動を提案してくれるというアプリケーションの企画案です。今回、企画考案は藤原さん、本選の発表のサポートを吉川さんが行いました。
今回の取り組みの感想について、藤原さんは「今回は企画から発表準備までを一人で行ったため、グループワークのように相談する人がおらず、アイデアに詰まった際、解決するまでに時間がかかり大変でした。しかし、このコンテストを通じて、うつ病などの精神疾患をアプリで予防したいという自分のやりたいことが社会に必要と認められたと思うので、参加して良かったです」と話し、また賞を受賞したことについては「本当は優勝を狙っていたので悔しいです。発表の仕方を工夫すれば、自分のアイデアをもっと伝えられたと思うので、今後に活かしていきたいです」と話してくれました。
コンテストの詳細はこちらのURLから閲覧することができます。
https://www.ogis-ri.co.jp/otc/contest/index.html