最新ニュース

WHAT’S NEW

2020年も良い年にしたい!/伊東マンション(1年)

 こんにちは。新年1発目のメールマガジンです。今年は待ちに待った東京オリンピックの開催が控えていますね。2020年のオリンピックの開催地が東京に決まってから現在まで、各所で「2020(ニーゼロニーゼロ)」という言葉を幾度も耳にしたり、目にしたりしていました。未来の西暦を前々からメディアで何度も見聞きすることなんて、普通の年ではなかなか無いことですから、なんとなく自分の中で2020年は先の話のイメージのまま、何年も過ごしていました。そのため今年が2020年だなんてにわかに信じ難いです。 
 そして個人的な話ですが、オリンピック以外にも私にとって、今年は大きな変化がある年になります。なんと今年で20歳を迎えてしまうんです。ずっと中学生のままで時が止まっている気がしているので、正直オリンピックよりも今年で10代が終わってしまう方が信じられません(笑)。

 そんな東京オリンピックや20歳の誕生日という、ビッグイベントを控えた今年をより良い1年にするべく、お正月に家族で初詣に行ってきました。私がお詣りしたのは十日戎で有名な西宮神社。もちろん昨年の感謝と今年のお願い事をして、お守りも買い、お詣りですべきことはしっかりしてきました。しかしそれだけでなく目につくものと言えば、神社の境内や神社までの道のりにずらっと並んだ屋台ではないでしょうか! 私は今まで屋台で何か買うことはほとんどしてこなかったのですが、今年は屋台を少し楽しむことができたのです。

 行きは母と「賑わってるね」と言いながら、阪神西宮駅から西宮神社まで長く続いている屋台の雰囲気を楽しんでいただけでした。ですが、お詣りを終えて神社を後にしようと境内を歩いている時、日もすっかり落ちて寒さが増してきているにも関わらず、ある屋台に長蛇の列が出来ている光景が目につきました。その正体は、ベビーカステラのために並んでいる列だったのです。同様の屋台はここに来るまで何軒も見てきたのに、これほどまで並んでいるのは初めてで、他のベビーカステラと何が違うんだろうと不思議に思いました。すると母が「ここのお店は昔からあって、私もよく十日戎の時に買っていた」と懐かしそうに教えてくれたので、並んでみることにしました。
 20分くらい並んでようやく屋台の目の前まで辿り着いた私たちは、その場で食べる用と、帰ってから食べる用の2袋を注文。これだけの長蛇の列ということもあり、作る数も追い付いておらず、注文したタイミングで出来上がったものが袋に詰められていくので、袋を受け取るととても熱々でした。早速開けて食べてみると、外はカリッと、中はフワッとしていながらもしっとり、さらに優しい甘さも絶妙で、「並ぶのも分かるわ!」と思わず言ってしまったほどの美味しさでした。さらに出来立て、熱々の状態が甘さを引き立てていた上、長時間寒い中で並んだということも、美味しさを倍増させた気がします。想像以上に絶品なベビーカステラに心を打たれ、また来年も同じ店のベビーカステラを買って帰ろう、と心に決めました(笑)。

 こうしていつもより少しだけ屋台を楽しんだわけですが、他の屋台の前も通っていると気付いたことがあります。それは、屋台も時代と共に進化している! という事です。私が買ったベビーカステラのお店は老舗でしたし、そもそもベビーカステラ自体も屋台では欠かせない存在ですよね。そんなベビーカステラや綿菓子、りんご飴、射的、金魚すくいなど、お馴染みのお店もたくさんあったのですが、屋台では聞き馴染みのないような食べ物が売られていたのです。それはハングルの看板が一際目を引く、チーズドッグのお店でした。チーズドッグとは、ホットドッグの中に入ったチーズが非常に伸びることから、その光景がインスタ映えすると話題になった韓国発祥の食べ物です。十日戎に来ていた人たちの中には、学校帰りに友達同士で来ていた高校生もかなりいたので、屋台も今の若者向けにシフトしていっているんだな、と納得しました。

 ちなみに、帰ってから食べる用に買ったベビーカステラですが、ちゃんと次の日の朝ご飯としてもう一度母と食べました。しかし、母が温め方を失敗してしまい、カチカチのベビーカステラになってしまったのです……。屋台の食べ物はその場で食べるのが1番だと痛感しました(笑)。

 こうして今までとは違う初詣の楽しみ方をして、2020年、幸先いいなと早くも感じています! 屋台を普段あまり利用しない方も、これを機に何か買うことにチャレンジしてみてはどうでしょうか。きっと新たな発見があるはずですよ。

この投稿をシェア!

FacebookでシェアするTwitterでシェアするクリップボードにコピーメールで送る

メールマガジン やりとり

情報メディア学科では、在学生・卒業生・教職員、さらにはこれから本学を目指す高校生、企業や地域の方々を含む幅広い交流を目的として、学科独自のメールマガジン「やりとり」を発行しています。編集は本学科の在学生有志と助手と教員で行い、学科ニュース、学生エッセイ、スタッフの社会活動などの情報を発信しています。

登録はこちら バックナンバーを見る
トップへ戻る