こんにちは、さかなです! 私は最近、自作パソコンというものに興味を持ちました。そのため今回は、自作パソコンとは何かを調べてみたので、皆さんに紹介したいと思います。
そもそも自作パソコンの存在を知ることになったのは、好きなアーティストの方が「パソコンは自作したものを使っている」と言っていたことがきっかけです。「楽曲を作ることに特化したパソコンを、さらにゲームの処理速度にも耐えられるスペックのものにしたい」と話すアーティストの方がとても楽しそうで、私も興味が湧きました。
まず疑問に思うのが、様々なメーカーがパソコンを製造しているのにも関わらず、なぜパソコンを自作する必要があるのかということです。調べてみると、自作ならではの良い所があるようです。一つは、メンテナンスが経済的なこと。故障しても壊れたパーツを自分で取り換えるだけなので、メーカー修理に出すよりも、時間とお金がかかりません。日頃から掃除を行えば、トラブル防止の効果もあります。他には、拡張性が高いことも挙げられます。例えばメーカー製パソコンの場合、ほとんどの機種でHDD(ハードディスクドライブ)という記憶装置は1台までしか搭載されていませんが、自作パソコンの場合はPCケースの大きさにもよりますが、2台目3台目のHDDを追加することができます。
他にもグラフィックボード、TVチューナー、サウンドカード、CPU、メモリーなど、用途に応じて様々なデバイスを増設できます。つまり、簡単にパソコンの性能を上げることができるのです。またメーカー製パソコンでは、最新のパソコンパーツを使用している機種の販売が少し遅いそうなので、それらのパーツをすぐに使えることも、自作パソコンの良い所です。
自分の欲しいと思った機能を好きな時に付け足せるということが、自作パソコンの魅力のようです。
反対に、自作パソコンには気を付けなければいけないこともあります。一つは、自分で知識をつける必要があること。パーツを買った時に説明書がついてきますが、多少の知識がないとパーツの接続は難しいからです。
他に、パソコンにトラブルが起きた時は、自分でどうにか対応しなければならないことも挙げられます。例えばパソコンが急に起動しなくなったら、自分でどこの部品の調子が悪くなったか、探さないといけません。また、自作パソコンのそれぞれのパーツには製品保証がありますが、パソコン全体としては製品保証がありません。つまり、メーカーに対してパソコン一式の修理依頼が出来ないということです。トラブル時に頼れるのは自分だけになります。
次に私が疑問に感じたのは、自作パソコンと言ってもどこから作れば良いのかという点です。とても難しい技術がいるのではないかと思っていたのですが、どうやらそうでもないようです。すでに完成しているパソコンパーツを組み立てるため、はんだ付け等は必要ありません。
手順としては、まず予算や求める性能を明確にし、それに沿ってパーツを揃えていきます。次の組み立て作業では、集めたパソコンパーツを組み合わせ、OS(オペレーティングシステム)をインストールして、パソコンを起動できるようにします。最後に、動作確認です。インターネットへの接続、メール設定、OSのアップデート、必要なソフトウェアのインストールなどを行い、パソコンを実用的なレベルで使えるようにします。こうして自作パソコンが出来上がります。
ネット以外でも情報を探してみると、自作パソコンに関する雑誌があったので、そういった雑誌を参考に知識をつけるのも一つの手ではないかと思います。他にも、パソコンパーツを売っているお店の人に相談するのも良いかもしれません。
春の新生活に合わせてパソコンの買い換えを考えている人もいるのではないでしょうか。この記事で自作パソコンに興味を持った方は、是非挑戦してみてください。私も、自作パソコンには他にどんなパーツがあるのかが気になるので、もう少し調べてみようと思います。
参考URL:
自作パソコンとは パソコン初心者講座 https://www.pc-master.jp/jisaku/merit.html
自作PCパーツの選び方 https://kakaku.com/pc/article/homebuilt-pc-parts/