井上重信講師ゼミの3年生、小野梓さんが、平成27年11月23日(月)に京都にある小野小町ゆかりの寺院として知られる隨心院で行われた「第11回 隨心院ミス小野小町選考会」で、約70名近くの応募者の中から見事、グランプリであるミス小野小町に選ばれました!
「隨心院ミス小野小町選考会」とは、隨心院にゆかり深い、世界三大美人の一人と評される小野小町の功績を称えるとともに、「隨心院=小野小町ゆかりの寺」ということを認知してもらうことを目的に毎年開催されている選考会です。選考会の審査基準であるテーマは「美心(びじん)」。聡明さから醸しでる美しさ、美しい心を持つことを審査基準に「現代の小野小町」が精選されます。
第一次審査では書類選考が行われ、通過した候補者は、第二次審査へと進みます。第二次審査では、隨心院の寺院内で第一次審査通過者の写真を公開し、参拝者による投票が行われました。そこから選抜された10名が隨心院で行われた「隨心院ミス小野小町選考会」に参加し、ミス小野小町を選考するという流れになっていました。
小野さんは、先輩が参加していたということがきっかけでこの選考会を知り、「同じ『小野』ということで、何かご縁があるかもしれない」と、何事にもチャレンジしてみようという思いのもと、この選考会に参加しました。そして、最終審査まで進みました。
11月23日(月)に隨心院で行われた選考会には、和装での参加という条件があり、選ばれた10名は煌びやかな着物姿で登場し、選考会はとても華やかなものとなりました。
選考会では最終審査として、自己PRや質疑応答が行われました。質疑応答では、審査員より、いくつかの質問が選抜された10名へ投げかけられていました。
その中で、「あなたの好きな花とその理由」についての質問に対し、小野さんは「カーネーション」と答え、その理由を「『ありがとう』という感謝の気持ちを伝えられる花だから、私はこの花が一番好きです」と答えました。
また、小野さんは「あなたが幸せを感じる瞬間」についての質問に対しては、「『おやすみ、ありがとう』と、一日の終わりの挨拶をする時、家族みんなに感謝の気持ちを伝えてから寝ています。1日の終わりにきちんと『感謝』の気持ちを伝えられる、その時が、私が幸せを感じる瞬間です」と答えました。
小野さんは、「まさか、自分が選ばれるとは思っていませんでした。ミス小野小町に選ばれるような人に育ててくれた両親に、本当に感謝しています。また、このコンテストを通じて、改めて『美しい心』について考える、とても良いきっかけとなりましたし、様々な人に出会うことができ、世界が大きく広がりました。就職活動を目前に控え、とてもいい経験が出来たと思います」と話しました。
また小野さんが考える「美しい心」について聞くと、「人に『感謝』の気持ちを伝えられる心だと思います」と話しました。
最後に、ミス小野小町としての今後の意気込みを聞くと、「現代の小野小町として恥じないよう、みなさんに隨心院をもっと知ってもらい、そこから京都も活気づけられるよう頑張りたいと思います!」と話しました。
今後、小野さんは一年間、隨心院の公式行事やボランティア活動などの公式な場でも活躍する予定です。
ミス小野小町
表彰式
表彰状