榎並直子講師ゼミの3年生のチームが、NPO法人uecサポート（電気通信大学認定ベンチャー）が主催する「第2回学力向上アプリコンテスト」に参加し、アイディア部門 優秀賞、一般投票賞を受賞しました。
　受賞したのは、石川真妃さん、太田奈穂さん、加茂夏鈴さん、近住純礼さん、中久保亜美さん、福原菜緒さんの6人です。

　この「学力向上アプリコンテスト」は、現役の学生たちが持っている学習のノウハウをアプリケーションにして、多くの人に「楽しく学び、学力を向上してもらう」機会を提供する、というテーマで行われました。
　受賞した榎並ゼミの6人は、都道府県の地図上での位置とともに、地理情報と農産業の特徴を学ぶことができる学習アプリケーション『目指せ 都道府県博士』を開発。学んだ知識をクイズによって確認し、楽しく学ぶことができます。
　このアプリケーションには、大きく2つの機能があり、そのうちのひとつである「データベース」という機能では、地図をクリックすると対応する都道府県の情報を見て学ぶことができます。

　知識の確認をするためのクイズは、「シルエット」「県庁所在地」「ランキング」の3つから選ぶことができます。難易度の設定が可能であったり、クイズを解くために必要な知識を得られるページがあったりと、楽しく学べるように設計されています。ランキングクイズでは、地図をクリックすると選択した欄にクリックした都道府県が表示されるようになっており、キーボードを使わずとも都道府県を入力することができます。プログラム面、デザイン面、両方で利用者が使いやすいような工夫が施されていました。

　アプリケーションを開発するにあたり、6人は小学生だった時に難しいなと感じたことを思い出し、そこからアイデアを出し合って都道府県クイズの作成に至りました。今回代表でお話してくれた近住さんは、「チームの中でプログラム担当とデザイン担当とで作業を分担していたため、プログラム面とデザイン面で、それぞれ実装したいことのバランスをとるのが難しかったです。『目指せ 都道府県博士』はウェブサイトのみで使用できるアプリケーションなので、今後はスマートフォンにも対応したアプリを開発していきたいです」と、話してくれました。


■「第2回学力向上アプリコンテスト」受賞作品
https://www.gakuryokuup.com/jusyou-kekka