授業紹介・ゼミ活動

PBL

丹田ゼミ

丹田ゼミ 2021年度卒業研究要旨

2022/03/18

2021年度卒業研究要旨リンク集
赤岡ゼミ天野ゼミ榎並ゼミ大森ゼミ
尾関ゼミ株本ゼミ丹田ゼミ肥後ゼミ

平井ゼミ福井ゼミ藤本ゼミ丸山ゼミ 

 

 「Border」 

 私たちMDFPT(Mukogawa Digital Fashion Project Team)は、「ファッションは情報伝達ツール」である事の実証・検証を行っているゼミナールである。
 テーマ・コンセプトをイメージ化し、それをデザイン化した物をファッションにインプットした。自分たちが作成したファッションは、成果物の作成や広報活動やファッションショーで発信した。それらが受信側に伝わっているのかを実証・検証している。

 2020年は SDGsの「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)に光を当てる「Re light」というタイトルで活動した。今年のタイトルは、SDGs が掲げる「貧困をなくそう」「質の高い教育をみんなに」などの目標の背景にある境界「裕福な人と貧しい人」「高い教育を受けることができる人と教育を受けることができない人」に着目し、「Re light」から一歩踏み込んだ「Border」にしました。物事の間に存在する無数の境界の中から1視点を取り上げ、物事と境界をファッションで表現した。

〇空と宇宙 Border「色」
〇田舎と都会 Border「生活の利便性」
〇二次元と三次元 Border「フレーム」
〇人間とロボット Border「自己複製」
〇情報化社会前後のアイデンティティ Border「感情の有無」
〇ルールを守れる人と守れない人 Border「煩悩」
〇公的と私的 Border「承認欲求」
〇素晴らしい世界とつまらない世界 Border「おもい」
〇男女 Border「生物としての多様性」
〇自分と自分以外 Border「皮膚」

 就活生が求める印象に合ったマスクの色の提案 

 新型コロナウイルス感染症の流行により、感染対策の徹底がなされるようになった。withコロナ時代の生活では、感染防止対策の1つにもある「マスクの着用」が就職活動においても必須となっていくことが予想できる。しかし、顔の大部分を覆うマスクを着用しての就職活動では、表情の確認が困難となり、学生は企業に対して、自身が与えたいと思う印象を上手く伝えられないという現状がある。
 そこで、就職活動をしている学生が企業側に与えたい印象を調査し、イメージに合ったマスクを提示することで、自分を自由に演出できるようにし、マスクの色の選択肢を広げていく。

 日本におけるサブスクリプション型のファッションレンタルサービスについて 

 消費行動がモノ消費からコト消費に変化する中で、洋服に対する意識も変化してきた。ファストファッションの台頭により、安くて良いモノを持つことがいいとされていたが、今ではサブスク型のファッションレンタルサービスの登場により、服自体を所有しない人や所有数を減らす人も現れている。本論文では、当サービスの現状を明確にし、先行している音楽配信サービスや動画配信サービスに対する調査、消費者の意識に関する論文などを参考にしながら今後について考察する。

トップへ戻る