『はじめての“文字で打ちこむ”プログラミングの本』を出版しました
尾関 基行
先月25日、技術評論社さんから私の書いたプログラミングの本が出版されました。
https://www.amazon.co.jp//dp/4297137135/
本学科の学生さんにはおなじみ(?)の私のオンラインテキストを見た技術評論社の編集者さんが声をかけてくださり、1年後期の「プログラミング入門」で使ってきた『文系大学生のためのp5.js入門』が書籍化されました。といっても、中身はオンラインテキストとはすっかり変わっていて、ビジュアルプログラミング言語(Scratchなど)を学び終えた中学生〜高校生をターゲットとしてゼロから書き直したものです。ただ、単元(レッスン)はオンラインテキストとほぼ一致しており、図解もたくさん追加しているので、本学科の「プログラミング入門」の参考書にぴったりです。ゼミ活動や卒論に向けてプログラミングを復習したい人もどうぞ。
個人的な感想ですが、「本を出版した」ということよりも、(実用書の)出版とはこういうものだ…ということを体験する良い機会となりました。そのひとつがこの本のイラストで、すべて私が描いたものになってしまいました。当初はイラストレーターさんに清書してもらうための「下描き」として提出していたのですが、時間など諸々の事情で「そのまま採用」となり、ど素人のイラストが書籍に載ってしまうことになりました。書店に配布するPOPも自分で描いています…
いまのところ、続編を出す予定で話が進んでいます。そちらは「大人が趣味としてプログラミングをする」のに適した内容にしたいと考えています。卒業生の皆さんのなかに「プログラミングって結構おもしろいな」と学生時代に感じていた人がいたら、p5.jsでグラフィックスのアニメーションを作ってみると意外と楽しいかもしれませんよ。