情報メディア・社会情報学科に在籍する3年生5人が制作した、啓発CM動画「45分ルールって知ってますか?」が、第14回禁煙CMコンテストで全国2位(賞金2万円)を受賞しました。
このコンテストは、一般社団法人日本禁煙学会が主催し、喫煙による身体への影響や周囲に影響を及ぼす副流煙による二次喫煙の影響などを社会に広めることを目的に実施されています。このコンテストは、プロ・アマチュアを問わず応募できます。14回目となる今年は160の応募があり、その中から1位1作品、2位4作品、3位10作品が入賞しました。入賞者には順位に応じた賞金と賞状が授与されます。
本学科の学生5人が作成した動画「45分ルールって知ってますか」は、喫煙者の身体に残留する化学物質を吸い込むことで周囲に広範囲、長時間の被害をもたらすこと(三次喫煙)を啓発する動画。赤ちゃんのいる家庭で、タバコを吸おうとする夫に妻が「タバコを吸った後は45分間、家族と接触しないで」と呼びかけます。
この作品を作ったのは、本学科3年生の村瀬未羽さん、中村千夏さん、大熊萌生さん、松井有咲さん、芦野舞さんの5人。手作り感あふれる動画と学生によるナレーションで、家庭での三次喫煙の問題について伝えました。
学生たちは「三次被害を避けるため、『45分ルール』を取り入れる自治体や企業もあります。家庭における三次喫煙の危険性が伝われば」と話していました。また、コンテストHPでは、禁煙学会からの入賞作品に関するコメントも公開されています。
本学科の学生が作った動画が喫煙者、非喫煙者共に健康問題について考える一つのきっかけになるのではないでしょうか。
今回のコンテストを通じて、本学科の特徴であるICTをベースにした多彩な学びと情報発信能力の育成が入賞という形で認められました。
受賞した学生さん誠におめでとうございます。
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