令和7年10月10日(金)~12日(日)の3日間にわたって、第70回文化祭が開催されました。
今年のスローガンは「共創―70年の夢を描く」です。文化祭2日目(10月11日)と3日目(10月13日)の2日間は一般に公開され、学内外を問わず多くの来場者が訪れ、盛り上がりを見せました。一時は悪天候のため学生たちも前日から入念な打ち合わせや準備をしていただけに不安さを隠せない様子でしたが、一般公開期間には約11000人の方々が本学に足を運んで下さいました。
本年度、本学科からは福井ゼミ、和泉・榎並ゼミ(共同)、中野ゼミが参加しました。
MM館5階では、福井ゼミと和泉・榎並ゼミが展示を行いました。
福井ゼミは、「ステレオ3Dアニメーション」作品の上映等を行いました。
入口には、3Dメガネが準備されており、そのメガネをかけて臨場感あふれる3Dアニメーションを鑑賞することができました。
学生たちは、Web上で動的な要素やインタラクティブな機能を追加するためのプログラミング言語JavaScriptを用いて、偏光メガネで鑑賞できる立体視アニメーションプログラムを作成し、左右の視点で作成した映像を同時に映写することで立体的に投影することができるなど動画作成にかかわる丁寧な説明をしていました。また、アニメーションプログラムに登場する学生考案マスコットが、3Dプリンターで印刷された人形として展示されるなど映像と共に、プログラミングが画面を飛び出し視覚的にも物理的にも楽しむことができる内容になっていました。
同じく、MM館5階では、和泉ゼミと榎並ゼミが「アプリ・体験展示&謎解きゲーム」の合同展示を行いました。本ブースでは「色×感情」をコンセプトにした5つの展示が行われました。
ブース①では、イェール大学の感情リテラシー育成プログラムをもとに作成した「Color Emotion Matrix」を用いたWebアプリケーション「おもいのパレット」が紹介されました。また、「“やばい”って、どんな感情?」をテーマにした音声・映像体験展示では、様々な音声を聞いて、声色から感情を予想する音声問題が体験できるブース②、いろんな「やばい」動画からその時の感情を予想する映像問題を体験するブース③、日常に潜む「やばい」を視覚的に楽しむフォトスポットが展示されたブース④等、様々な「やばい」を体感する盛りだくさんの展示が行われました。また、ブース⑤として昨年の文化祭にて大好評だった「謎解きクイズ」が『秘密結社Mからの挑戦状』と題して行われ、学科教員監修問題を含む難問に多数の人が挑戦しました。
中央図書館前では、中野ゼミがあんぱんやドーナッツを販売する模擬店「あんDo SHOP」を出店しました。
中野ゼミは、昨年度に引き続き北海道産食品などを使った加工食品に含まれている有機性成分に関して「健康でいられる体づくりに関する科学的な研究」が行われた事実を北海道が認定するヘルシーDo商品の販売でした。お昼時には、昨今の健康志向からか多くの来場者が見受けられました。
また、研究の一貫として行われるアンケートに答えると粉末スープがプレゼントされる特典付きでした。
今回の学園祭も多くの来場者に恵まれ、本学の教育研究活動と共に、学生の活発な姿を知って頂く貴重な機会となったのではないでしょうか。
ご来場いただきました皆様ありがとうございました。














