授業紹介・ゼミ活動

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肥後ゼミ

肥後ゼミ 2025年度卒業研究要旨

2026/03/17

2025年度卒業研究要旨リンク集

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「新たな作品との出会いを創出する演劇ポータルサイトの提案~ポスターデザインを中心としたノーコードツールによるUI / UXの設計~」

 既存の検索型演劇情報サイトにおいて、公演のイメージを伝える演劇ポスターが十分に活用されていないという課題がある。本研究ではこの課題に対し、直感的にポスターを選ぶ感覚で公演を発見することができる演劇ポータルサイトを制作した。 また、UI/UXの設計に重点を置くため、ノーコードツールである「Studio」を使用してプロトタイプを実装し、UI/UX設計において一定水準以上の表現が可能であることや、ノーコード開発における限界点を明らかにした。

 

「日本のキャラクター文化における『かわいい』概念の変遷〜20代世代比較による今までとこれから〜」

 日本のキャラクター文化は長く続いているが、その特徴は世代ごとに異なっている。本研究では既存の資料や文献を利用し、さらに20代に限定して、流行したキャラクターの特徴やその理由を世代ごとに比較・分析した。加えて、現在の社会問題の1つである未婚同居層に着目し、彼らが自立するために将来どのようなキャラクター商品を展開していくべきなのかを検討した。

 

「日本の若年単身世帯における和テイスト食器の受容性」

 日本では、食生活の簡便化が進む中で、食器離れが進んでいると指摘されている。そこで本研究では、和の要素を残しつつ現代の生活スタイルに適応した和テイスト食器に着目し、食の偏りが問題視されている若年単身世帯における受容性について検討した。食器に対する意識を把握するためのアンケート調査と、料理と食器の組み合わせによる視覚的印象に着目した比較調査を行った。

 

「eスポーツ観戦意欲を抑制する心理的・環境的要因 〜アクティブプレイヤーへのインタビュー調査を通じて〜」

 本研究は、日本eスポーツ市場活性化に向け、新規層の観戦障壁を既存プレイヤーの視点から解明した。認知負荷の高い『VALORANT』の視聴者へのインタビューを通じ、初期の「理解のつまずき」とその克服過程を抽出・分析した。結果、これまで曖昧だった「観戦の難しさ」の構造を言語化・モデル化することに成功した。本知見は、新規層が抱える課題を浮き彫りにし、今後の観戦者定着と市場発展に寄与するものである。

 

「デジタルウェルビーイングの啓発動画の制作~日常生活における『小確幸』への気づきを促す視点の提案~」

 デジタル機器の利用によってウェルビーイングが低下する状況に着目し、デジタルウェルビーイングをテーマとした啓発動画を制作した。スマートフォンから完全に距離を置くことを目的とするのではなく、日常生活における「小確幸」への気づきを促す視点を提示することで、デジタルとの新たな向き合い方を提案する。また安心感や癒しをもたらす表現に着目し、それらを通じて幸福感を演出する映像表現を取り入れた。

 

「SNS時代の購買行動における思考モードに着目した映像制作〜システム1/システム2を用いたモーショングラフィック 〜」

 SNSやスマートフォンを中心としたデジタル購買環境において、消費者の意思決定がアルゴリズムの影響により直感的判断(システム1)に偏りがちである状況に着目し、After Effectsを用いたモーショングラフィック映像を制作した。色彩、形状、動き、情報提示の速度といった視覚的要素を組み合わせ、直感的判断と熟慮的判断(システム2)の異なる思考状態を表現することで、判断の偏りや思考モードのバランスを視覚化した。

 

「シナリオ制作支援に向けた『委任する恐怖』と物語フェーズの相関」

 本研究は、人気が高まるTRPGにおいて、作る人の「センス」頼みになっている「怖がらせ方」の仕組みを明らかにすることを目指した。人気のホラーシナリオを分析した結果、物語の前半ではハッキリしない言葉を使って不安をため込み、怪物の姿をプレイヤーの想像力にお任せしてしまう「委任する恐怖」というテクニックを特定した。この仕組みを「違和感をためる」「怖さを爆発させる」といった誰でも使えるパターンとしてまとめ、執筆ツールに応用することで、センスに頼らず誰でも怖いシナリオが作れるようになる方法を提案する。

 

「画像生成AIの表現と鑑賞者の受容~ImageFXを用いた自然風景画像の表現分析~」

 本研究は、自然風景を題材に、生成AI画像の表現および鑑賞者の受容の違いを明らかにすることを目的とした。画像生成AI「ImageFX」を用いたプロンプト実験を行い、指示内容による表現の変化を分析する。さらにアンケート調査およびインタビュー調査を通じて、写実性、創造性、情緒・雰囲気、一貫性、意図の明確さといった観点から比較評価の傾向を整理し、生成AI画像が人間の認知や価値判断に与える影響について考察する。

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