井上重信講師ゼミの3年生が、平成27年7月7日(火)に本学の中央図書館6階にて、日本の文化を学ぶ夏期短期留学生受入制度(Study In Japan/SIJ)で来学していた留学生たちと交流するための「おもてなし企画」を計画し、実施しました!
今年のSIJではオーストラリア、イギリス、アメリカから10名の留学生が来日し、6月中旬から約3週間、中央キャンパスを中心に日本語は勿論のこと、書道や舞踏など日本文化を学びました。
ゼミ生は、この10名の留学生たちに対して、最高の「おもてなし」をするため、約1ヵ月半の期間、話し合いを重ねて、企画を検討し、準備しました。
その企画コンセプトは、日本の夏のお祭りの「縁日」です。実施日が七夕であったことと、留学生たちに日本の文化を知り、体験してもらいたいということから、夏の風物詩であるお祭りと掛け合わせたコンセプトに決めました。
当日は、ゼミ長の木村未希さんが英語で自己紹介のスピーチをした後、日本のお祭りについて、ゼミ生が留学生たちにプレゼンテーションを行いました。その内容は日本のお祭りの歴史や、国内でも有名な西宮神社の「開門神事福男」などの祭典について英語で解説をしました。慣れない英語でのプレゼンテーションであったため、ゼミ生たちは、留学生にちゃんと伝わるように何度も練習を重ねました。日本のお祭りについて留学生に説明した後、実際にお祭りの露店を疑似体験してもらうため、教室内に日本の縁日を再現しました。そこには、輪投げブースや射的ブースがあり、余興としてトーナメント戦を行いました。また、日本の夏のお祭りでは欠かせないラムネやかき氷なども実際に味わってもらいました。この井上ゼミの「おもてなし」に対して、留学生たちは日本語で「めっちゃ楽しかった!」ととても満足していました。
企画のリーダーである阿部沙弥佳さんは「リーダーとして、ゼミ生全員の作業の進捗状況を把握し、スケジュール通りに準備を進めていくことと、ゼミ生全員のモチベーションを高めることがとても大変でしたが、私にとってもゼミ生にとっても、この『おもてなし企画』はとても良い経験になったと思います」と話しました。また、ゼミ長の木村さんは「『教室内でできること』という条件の中で、留学生たちにどれだけお祭りの縁日に近いものを体験してもらえるかということを考えること、また、それを行うにあたっての準備をすることが、こんなにも大変だということをこの企画を通じて学ぶことができました」と話しました。また二人は、「日本人と外国人の笑いのツボは違うと思っていましたが、実際に留学生たちと交流してみると、意外と同じであることが分かりとても楽しく交流できました」と笑顔で感じたことを話してくれました。
会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
井上講師のご挨拶
木村さんによるスピーチ
お祭りについてのプレゼンテーションの様子
ゼミ生の話を熱心に聞く留学生
射的
輪投げ
トーナメント戦を行いました!
ラムネ体験
竹とんぼに大興奮
留学生とコミュニケーションも取りました!
最後は全員で記念撮影!
お別れの時の様子