井上重信講師ゼミの3年生が、平成28年7月12日(火)に本学の文学2号館5階にて、日本の文化を学ぶ夏期短期留学生受入制度(Study In Japan/SIJ)で来学していた留学生たちと交流するための「おもてなし企画」を計画し、実施しました!
今年のSIJではオーストラリア、イギリス、アメリカ、カナダ、台湾から16名の留学生が来日し、6月中旬から約3週間、中央キャンパスを中心に日本語はもちろんのこと、書道や舞踏など日本文化を学びました。
ゼミ生は、この16名の留学生たちに対して、最高の「おもてなし」をするため、約1ヵ月半の期間、話し合いを重ねて、企画を検討し、準備しました。
その企画コンセプトは、日本で古くから遊ばれている「双六」です。日本の文化を楽しみながら学んでもらおうと考えた結果、双六で47都道府県を周る、日本一周旅行をしよう、というコンセプトに決めました。
当日は柴田紗希さんの司会のもと進み、はじめにゼミ生が英語で、留学生が日本語で自己紹介をしました。その後、留学生たちにくじ引きで3つのチームに分かれてもらい、双六での日本一周旅行が始まりました。双六では、日本の要所にイベントマスがたくさん用意されていました。東京都のマスではスカイツリーの高さに関するクイズ、新潟県のマスではお箸で米粒をつかんだ数を競う「キャッチライスゲーム」、神奈川県のマスでは「鳩サブレ」の試食など、そのマスに止まると、その都道府県に関連のあるクイズやゲーム、試食タイムなどがありました。
双六の後、ゼミ生も留学生も日本語で会話しよう! となり、留学生たちは慣れない日本語を一生懸命使い、ゼミ生と交流を深めました。
また留学生たちは、この井上ゼミの「おもてなし」に対して、日本語で「楽しかった!」「お菓子がおいしかった!」ととても満足していました。
企画のリーダーである柴田さんは、「リーダーとして、ゼミ生に指示を出すこと、全員の周知を徹底することの難しさを実感しました。普段の授業ではリーダーとなって指示を出すなどの経験はできないので、良い経験となりました。また今回、パワーポイントを使用したのですが、それに表示する英文が正しく表現できているかを確認するため、ネイティブスピーカーが文章を添削してくれる、学内サービスの『ライティング・プラザ』を利用しました。この『おもてなし企画』によって英語も少し身につけることができました」と話しました。また柴田さんは、「実際に留学生たちと交流して、海外の方は感情表現が豊かで、本当に楽しんでくれていることが分かり、とても嬉しかったです。準備をするのはとても大変でしたが、この企画をして良かったと思いました」と笑顔で感じたことを話してくれました。
会場の様子
会場の様子
会場の様子
井上講師のご挨拶
司会は柴田さんが務めました
英語で自己紹介をするゼミ生
チーム分けのくじ引き
大きな双六でいざ日本一周!
出題されるクイズに悩む留学生
「鳩サブレ」の試食タイム
ゼミ生から嬉しそうに
「鳩サブレ」をもらう留学生たち
キャッチライスゲーム
輪投げ
輪がうまく入り大盛り上がり!
グリコポーズでバランスゲーム
留学生とコミュニケーションタイム
色々な話をして交流を深めることが出来ました!
最後は全員で記念撮影!