最新ニュース

WHAT’S NEW

コウノトリ発見! マルチメディア館上空にて/もちひよ(2年)

 はじめまして! 新しくメルマガ隊に入隊させていただいた、もちひよと申します。この記事が初めての投稿になります。よろしくお願いします。
 さて、私が今回皆さんにお伝えしたいことはタイトルの通り、校内でコウノトリを発見したことです!

 

 まず、皆さんはコウノトリをご存じですか? コウノトリは赤ちゃんを運んでくることでおなじみの鳥です。日本では1970年代に野生の個体は絶滅しています。その後、日本はロシアからコウノトリの幼鳥を譲り受けたり、人工繁殖を成功させたり、様々な活動を行いました。その結果、現在では兵庫県立コウノトリの郷公園で姿が見られるようになりました。ちなみに、国の特別天然記念物に指定されています。
 あれは去年の11月7日の13時ごろのことでした。私はその日、マルチメディア館(以下、MM館)の中で友人を待っていました。何もすることがなく、ふと窓から空を見上げると何やら大きな鳥が2羽、空中を旋回して舞っていたのです。私は「なんだ、ただのアオサギか~」と心の中で呟きました。

コウノトリ

コウノトリ

 

アオサギというのはサギの仲間で、かなり大きな体をしています。なので、目の前で舞っている2羽の大きな鳥もアオサギだと思いました。しかし私はそこで違和感を感じました。まず、羽の模様がアオサギにしてはやけに白と黒がはっきりしていたのです。そして次に、飛び方が違いました。旋回するように、まさに「舞」のように空を優雅に舞っていたのです。アオサギがこのような飛び方をするのは見たことがありません。アオサギは普段、直線上をふわりと飛ぶのです。

アオサギ

アオサギ

 

 その時、私は気付きました。アオサギだと思っていた2羽は、コウノトリだったのです……! MM館の上空を舞っている2羽のコウノトリを見て、私は感動のあまり、「あーっ!」と声をあげてしまいました。とっさにカメラをバッグから取り出し、何とか写真に収めることに成功しました。しかし、残念ながら1羽しか写っていませんでした。
 後日、私が見た鳥は本当にコウノトリだったのか? と疑問に思い始めました。そこで、私は先日撮った写真を兵庫県立コウノトリの郷公園に送り、問い合わせをしてみました。その結果、私が見た鳥は間違いなくコウノトリであるということがわかったのです! これは、私の中で2014年度最大の感動の出来事でした。

 あれから、私は空を見上げることが多くなったように思います。皆さんも暇なときは、スマートフォンを触るついでに空を見上げてみてはいかがですか? 何か素晴らしいものが見つけられるかもしれませんよ。

兵庫県立コウノトリの郷公園に送った写真

兵庫県立コウノトリの郷公園に送った写真

 

この投稿をシェア!

FacebookでシェアするTwitterでシェアするクリップボードにコピーメールで送る

メールマガジン やりとり

情報メディア学科では、在学生・卒業生・教職員、さらにはこれから本学を目指す高校生、企業や地域の方々を含む幅広い交流を目的として、学科独自のメールマガジン「やりとり」を発行しています。編集は本学科の在学生有志と助手と教員で行い、学科ニュース、学生エッセイ、スタッフの社会活動などの情報を発信しています。

登録はこちら バックナンバーを見る
トップへ戻る