大森いさみ准教授ゼミの3年生、澤井里実さん、藤原葵さん、三浦実咲さんの3人が「海外卒業旅行企画コンテスト2015」で1次審査、2次審査を通過し、平成27年9月25日(金)に東京ビッグサイトで開催された「ツーリズムEXPOジャパン2015」で考案したプランを発表して、第2位にあたる優秀作品賞を受賞しました。
「海外卒業旅行企画コンテスト」は、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)が主催しており、若年層の海外旅行需要喚起を目的として行われています。学生から海外卒業旅行の企画を募集し、1次審査、2次審査を通過した企画はJATA会員の旅行会社とミーティングをして、販売可能な旅行商品を作り上げていきます。その企画を最終審査となる「ツーリズムEXPOジャパン2015」内の学生対象プログラムのひとつである公開プレゼンテーションの場で発表します。
今年度の同コンテストは、2016年1月から3月に出発する海外卒業旅行の企画を募集し、96件の応募がありました。その中で1次審査、2次審査を通過したのは6件。その6件が、9月25日(金)に行われた最終審査の公開プレゼンテーションでグランプリを競い合いました。
澤井さんらの考案したプランは「孫の手トリップ! ~欲張り語学卒業ツアー! IN マルタ~」です。マルタ共和国(通称:マルタ)とは、「英語を勉強する場所」としてヨーロッパでは有名な地中海にある島国です。
彼女たちは今年の本学科海外研修の渡航先であったマルタを題材に、約半年前からこの企画へ取り組みました。1次審査、2次審査を通過後、日本旅行の協力を得て、販売可能なプランにするためのミーティングを重ねていきました。さらに彼女たち自身も海外研修に参加し、実際にマルタを訪れた経験を活かして、最終審査に臨むためのプランを考案しました。
プラン名にある“孫の手”とは、祖父母と孫がお互いのかゆいところに手が届くようなプランというコンセプトのもと付けられました。考案されたプランの具体的な内容は、祖父母と孫が地中海のマルタへ行き、午前はそろって語学学校に通い、午後はマルタの文化、歴史、自然などの観光スポットを自由に巡るというのんびりしたプランになっています。ゆっくりと時間が流れるマルタをのんびりと楽しみたい祖父母、語学を学びたいと思う学生の双方が楽しめるプランにまとめました。そして、これらの内容を最終審査で発表し、見事、優秀作品賞を受賞しました。
学生たちは「入賞できたことは嬉しいのですが、このコンテストで先輩たちもこれまでグランプリを逃していたので、今年こそはと思っていた分、グランプリを取ることができず悔しかったです」と話しました。
公開プレゼンテーションの様子1
公開プレゼンテーションの様子2
「優秀作品賞」受賞!