こんにちは。1年生のとーやです。皆さんは日頃、怪獣映画あるいは特撮映画を観ることはありますか?
今回の記事では、2019年5月31日に公開された『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を紹介したいと思います。
私は元々スーパー戦隊や仮面ライダー、ウルトラマンは観ていたのですが、ゴジラを代表とする東宝株式会社が製作した怪獣映画は、あまり観たことがありませんでした。
しかし、2016年公開の『シン・ゴジラ』、2017年から2018年にかけて公開された、全3部作構成のアニメ映画『GODZILLA』を観て以来、すっかり魅了され、ゴジラシリーズの扉を開けてしまいました。そして今年、ハリウッドで作られたゴジラ映画の最新作が観られるということで、公開初日に劇場に行ってきました。
この映画は、ハリウッドで展開されている「モンスターバース」(日本発祥の怪獣と米国発のキングコングの世界が交わるクロスオーバー作品)シリーズの一環として作られており、2014年の『GODZILLA ゴジラ』、2016年の『キングコング:髑髏島の巨神』に続く物語となります。
今作を観るにあたって、大昔、地球を闊歩していたゴジラのような巨大生物が、私たちの生きている現代に蘇ったという設定を覚えておけば、問題ないと思います。なぜ巨大生物が蘇ったのかは、『キングコング:髑髏島の巨神』を観るとより深く理解できます。
なお、今回の記事はネタバレを多く含むので、注意してください。
今回の映画は、南極で眠りから覚めたキングギドラがゴジラと戦い、その後、世界中の怪獣たちも目覚めて大暴れし、人間の今までの暮らしが一変してしまうというストーリーです。人や街が巻き込まれるため、大変どころの話ではないですが……。
ここで、今作を未鑑賞の方たちに向けて、私のおすすめポイントをお伝えします。
<その1> 字幕で観てください
これは他の海外映画にも言えることですが、字幕のほうが断然おすすめです。ネットのレビューでは、出演している渡辺謙さんによる自身の役の吹き替えが上手いと書かれているのですが、中盤のとあるシーンでの感動が段違いになります。また、周りの海外の役者たちが英語圏の発音で「ゴジラ」と言っているのに対し、通常のセリフを流暢な英語で話す渡辺謙さんが、断固として「ゴジラ」を日本語の発音で呼び続けていることに、強い意志を感じることができます。
<その2> 怪獣の個性を見てください
生き物なので怪獣にも個性があります。キングギドラという3つの頭を持つ怪獣は、首ごとに性格が違っているなど、怪獣へのこだわりを随所に感じることができます。
<その3> 過去のゴジラシリーズを知っている人には嬉しくてたまらない演出の数々
今作は、過去のゴジラシリーズを知っている人なら、より感動できるのだろうなと思うシーンが多くありました。例えば、ゴジラの元祖のテーマ曲を使っていたり、モスラの羽化を見守る女性に、モスラの過去作のキャラクターが見立てられたりするなど、監督による歴代作品へのリスペクトを感じることができました。
<その4> 鑑賞後に監督のTwitterと「MONARCH」公式サイトを見てみよう
どちらのサイトも英語のため、少しハードルが高くなりますが、映画の世界をより掘り下げることができます。Twitterでの監督の呟きを見て、映画に思いを馳せるも良し、作中に出てくる怪獣の国際研究機関「MONARCH」の公式サイトを見て、怪獣の生態について理解を深めるのも良しで、鑑賞後も作品を楽しむことができます。裏設定などが気になる方は、ぜひ1度目を通してみて下さい。
映画についてたくさん話してしまいましたね。これをきっかけに『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を観ていただけたら嬉しいです。この記事を書いているのは6月だったので映画館で上映されていたのですが、メールマガジンに掲載される頃には、もしかすると上映が終了しているかもしれません。その際はレンタルDVDなどで『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を楽しんでみてください。
また今後の「モンスターバース」の作品展開としては、2020年に『Godzilla vs. Kong』の公開が予定されています。その先の続編が製作されるかは、興行収入も大事になってくると思われます。『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を観て、もっと怪獣の世界を楽しみたいと思った方は、ぜひ『Godzilla vs. Kong』を劇場で観てください!
今後の「モンスターバース」がより展開されるよう、皆さんと盛り上げていけたら嬉しいです。ちなみに私は、モスラを主役とした映画を一本作ってほしいと思っています。
皆さんも一緒に「モンスターバース」を応援して、楽しんでみませんか?
参考URL:
■『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』公式サイト https://godzilla-movie.jp/
■「MONARCH」特設サイト https://www.monarchsciences.com/
■マイケル・ドハティ監督Twitterアカウント https://twitter.com/Mike_Dougherty