情報メディア学科では、「情報英語研修」と「海外の生活情報研究」の2つの海外研修科目を隔年で開講しています。これまでにイタリアのファッション情報、北欧の最新デザイン情報、スイス・フランスの観光マーケティング、マルタ・イギリスでの英語研修など、情報メディア学科独自のプログラムを実施してきました。
2019年度の今年は「情報英語研修」が開講され、1~3年生までの35名が受講し、8月20日(火)~30日(金)の11日間、アメリカへ研修に行ってきました。
研修始めはワシントン州に5日間滞在し、うち3日間はスポケーン市にある本学アメリカ分校(Mukogawa Fort Wright Institute)で、英語研修を受けました。外国人教師の下、全て英語で講義を受け、広告プレゼンの演習を行いました。また同市にあるゴンザガ大学総合メディア学科を訪問し、テレビ・ラジオの制作過程について学びました。その他、市内公園を訪れるなど、緑豊かな自然を満喫しました。また、地元テレビ局を訪れ、ニュース番組の生放送をスタジオで見学する機会にも恵まれました。
研修中盤にはスポケーンから、世界有数の起業家都市といわれるシアトルへ移動。100年以上の歴史を誇る、シアトルの台所「パイク・プレイス・マーケット」で買い物をしたり、スターバックス1号店を視察したりしました。また「Amazon.com」が運営する、無人レジ食料品店「Amazon Go」を訪問。棚から品物を手に取り、レジに並ばずにそのまま持ち帰ると精算が済むという、画期的な次世代ショッピングを体験しました。さらに「マイクロソフト・ビジターセンター」も見学しました。
そして研修の最後はロサンゼルスへ。ハリウッド映画の歴史に満ち溢れた、有名スターの手形などが飾られている「グローマンズ・チャイニーズ・シアター」や、アカデミー賞授与式が行われる「ドルビー・シアター」を見学。また世界的にも有名な高級住宅地の「ビバリーヒルズ」や、高級ブティックが並ぶショッピングストリート「ロデオドライブ」にも訪問しました。映画『ハリー・ポッター』シリーズや『スーパーマン』など、大ヒット作品を生み出し続ける「ワーナー・ブラザーズ・スタジオ」のツアーにも参加し、実際に使用されている撮影セット、録音ステージなどを見学しました。
研修最終日にはカリフォルニアの「ディズニーランド・パーク」へ。エンターテイメントの側面から、パーク内の映像や演出を観たり、聞いたりし、日本とアメリカのアミューズメント施設の違いについて学びました。
そして8月30日(金)、無事に全員帰国しました。初めて受ける海外での英語研修に始めは戸惑いながらも、今回の研修を通して、グローバル時代における英語の重要性を肌で感じ、世界の情報産業の共通語として必要であることを強く認識したことでしょう。
参加した学生たちにとって、この11日間は忘れることのできない貴重な体験になったのではないでしょうか。